98年シリコンバレーの長者番付け

名前 会社名 総収入 給与、ボーナス等 株式売却益
1 Craig R. Barrett(59) Intel CEO,社長 $116,840,147 (約139億円) $2,608,200 $114,231,947
2 John McCartney(46) 元 3com社長 $78,452,969 (約94億円) $7,115,638 $71,337,331
3 Leslie L. Vadaz(62) Intel上級副社長 $56,067,638 (67億円) $1,308,600 $54,759,038
4 Scott G. McNealy(43) Sun Microsystems会長 $48,017,730 (57億円) $2,910,660 $45,107,070
5 John F. Gifford(57) Maxim会長 $40,097,211 (48億円) $264,023 $39,833,188
6 Ross W. Marnire(46) 元3Com社役員 $23,537,804 $534,919 $23,002,885
7 Gerhard H. Parker(42) Intel 副社長 $21,796,866 $1,487,100 $20,309,776
8 William L.Larson(43) Network Associates会長 $20,811,478 $878,045 $19,933,433
9 Harold M. Messmer Jr(52) Robert Half International会長 $19,838,337 $11,256,347 $8,576,990
10 Gary Valenzuela(42) Yahoo社上級副社長 $16,568,207 $173,010 $16,395,197

トップのIntel社長Craig R. Barrettの大部分は株の売却によるものだ。 彼は24年Intelに勤めており、その間留保していた株を売却。その他ほとんどの人が 株、臨時ボーナスなどによる収入だ。それにしてもすごい金額だ。

スタートアップカンパニー、すなわち株式上場前の会社に就職すると多くの会社が 上場前の株券を安価に購入する権利をくれる。これはある友人の話だが彼はあるスタートアップ カンパニーの面接を受けた。ここで、彼は一株10セントで15000株の提案を受けた。 1500ドル、約17万円だ。もし順調にこの会社が上場すれば最低でも1株$10程度になる。 17万円が1700万円になる。この百倍は最低ラインで、最近上場したRed Hat社 (Linuxと言うOSを販売)は上場一ヶ月後で1株$100以上になっている。この場合1.7憶円だ! もちろん上場してすぐ売却できる訳ではなく、いろいろ制約はある。 例えばその会社にある一定年数以上勤務する、また売却枠の制限等だ。 上場後5ヶ月間は売却できないらしい。 その反面会社が無くなれば株は紙くず同然だ。しかし、つぶれる前に他の会社に買収される ケースが多いのがこのシリコンバレーの特徴だ。

今回のアメリカ文化の御値段、絶句。(05/03/99,09/09/99追加 09/17/99修正 10/04/99修正)


トップへ戻る 1