2000年1月12日放送 "日本人女性の性"
まず、僕はこの収録に出ていませんでした(9ヶ月ぶり!)。でも水曜日、実際見てみると出なくてよかったと思う。なぜかというと、こういうコギャルを攻めるのはいやになってきた。正直言うと最初は楽しかった、みんなで熱い文句を言うのが。ただそのうち、こういう女の子は被害者だと気づいてきた。
赤ちゃんは世界中生まれたときは一緒だと思う。ただ環境と教育によって性格の差が生まれてくる。コギャルを攻めるのはおかしい。その育った親はどうなの?その受けた教育の制度を担当する人達はどうなの?その自己主張を生み出した世代はどうなの?コギャルが目の前になって「アホ」だとか「くず」だとか呼びたくなる気持ちは分かるけれど、そこで病気は直せるのかと思う。腕を折るときにギプスを付けないで強い鎮痛剤を飲むと一緒です。骨はまだ折レているわけ。痛みだけではなく、その痛みを引き起こしているものに対応しないと。コギャルばかり攻めていてこの社会はわらない。
この番組を見て一番感じたことは避妊に対する意識がものすごく足りない。性教育にまだ遅れている文部署(本当のアホはこちら)のせいも当然あるけれど、厚底ブーツなど日焼けと違って周りの社会に迷惑いっぱいかけているわけ。まず、日本に性病気はとても早いペースで広がっている。しかし、どれほど問題が拡大しているのは数字が作れない。なぜかというと、女性は検査を受けないからだ。性病気をそっといても妊娠はどうなの?中絶は避妊の方法じゃない。番組に3回子供を下ろした経験があると聞いた時、怒った。一日早くても、性教育をもっとしっかり導入してコンドームの値段を下げるべき(ケビンの発言と同意見)。3年間、日本の学校と高校で働いた経験がある僕にとって自分の生徒の将来のために願っている。 |