PとのUNOその後

 

過日。

オーストラリア旅行から戻ってきた親友宅にて「おかえりパーティ」称する夕食に招かれた。
スカパー(SkyperfectTV)で放映されていた「メリーに首ったけ」にぎゃあぎゃあ雄叫びを上げながら
食事を待つ間にぴーが到着。食事も終わり、新しい友人も交え、お約束のUNOが始まった。

新しく参加する人なら必ず一度は陥ってしまう「ぴーショック(カルチャーショックを捩ってみた)」で
ぴーの斬新なプレイに滝のような涙を流しウケまくる新人さんたちを尻目に、他のメンバーは黙々と
己の作戦のみを頭に描き、その夜のUNOは進んでいった。

しかし、その夜のぴーは違った。

こともあろうに、「UNO!」と声高らかに一番であがってしまったのだ!しかもそれは一度っきりではなかった。
なんともはや!(←いまいち意味がわからずに使っています)
「嘘だ!嘘だ!」という従来のメンバーが驚愕と恥辱に慌てふためく中で、かのぴーは「へっへっへっ!」どーだ、たいしたもんだろうとでも言わんばかりの笑顔で水割りをすすっている。っく、くそぅ〜...。どうしたことか、合計点数までが他の参加者を抑えてダントツ1位という。...こんな、こんなつまらない結果を迎えてよいものだろうか、と点数つけ係の友人の手もよくみると小刻みに震えていた(んなオーバーな)。

というわけで、その夜のぴーは絶好調だった。快調に勝利街道まっしぐらゆえ水割りも進み、そのせいで口も軽くなり、初めて参加した女の子たち相手に「UNOってね...」と全く余計なお世話なUNO講義まで始めだした。
あぁ、つまんないつまんない。ぴーの勝つUNOなんてちーとも面白みに欠けるじゃんか。

という訳で早々に切り上げ、友人宅を後にした私であった。

ほんとにつまんない結果だったお陰で筆も進まないようなので、「その後」報告はここまでなのねん。

 

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