ここにはいつも決まったメンバーが、社会性を保ちつつ（？）、共同生活しています。

まずスカテンの根の主、一番でかい顔をしているのが、手前のユカタハタ。
いつも我が物顔で根の中を巡回していて、気が向くとクリーニングしてもらっています。

画面奥の方でいつもマイペースで大口を開けているのがドクウツボ。
口の上にクリーナーシュリンプを乗せて恍惚の表情！（この画像ではちょっとわからない...）
実は穴の奥にもう一匹、ドクウツボが住んでいます。
外人ダイバーが見たら大喜びしそうな光景かも。

いつも決まった場所でおとなしくしているのがトガリエビス。
ユカタハタに頭が上がらないらしく、彼（彼女？）が通るとサッと道を譲り、表情もなんとなくオドオドしています。

この地味なスポットに彩りを添えているのがスカシテンジクダイ＆キンメモドキ。
彼らが群れていなかったらこの地味だけど興味深い根に近づくことはなかったかもしれません。

そして暗がりではクリーナーシュリンプが営業中！
クリーニングステーションの前でじっとしているだけで、クリーニングされる魚たちを目と鼻の先で観察することができます。

さらに穴の奥をのぞいてみると、Yellow Dottyback(メギスの仲間)や美しいベニハゼたちが息をひそめています。
是非ライト持参で観察したいところです。
 

．．．この２ｍ四方の根のおかげでヴィラメンドゥハウスリーフの魅力が１２０％アップ！

タンク１本使い切るくらいに見所満載！オススメのポイントです。