今回はよくあるケースとしてメディアのコンバートについて考えてみたいと思います。
AppleのOSではsystem6のころからApple File Exchange(AFE)が付属しておりFDでDOS/V機のやりとりが可能でしたが、現在のように大きなデータを頻繁にやりとりするようになると若干役不足の感があります。最近のOS8.5はFileExchangeの機能が大幅に強化されたものが搭載されており、大容量メディア等にもかなり対応できるようになりました。ただOS8.5をインストールできない68030、68040マシンやPowerPCのアクセラレーターを搭載したマシンではなんらかの対策が必要になります。
まずは米ソフトウェアアーキテクツ社のDOSMounter98です。殆どのリムーバブルメディアに対応していることや、WINDOWS98のロングファイルネームに対応していることから考えても仕事でDOS->MAC間で頻繁にデータをやりとりするような場合はこの1本でしょう。図は英語版のものですが、日本語版もアクトツー社から発売されています(定価12800円)。
お次は西谷升孝さん作のDMCPです。このソフトはフリーソフトなんですが、対応しているFormat形式の多さ!がびっくりという感じです。
なんとx68(SHARP)やFMR(fujitsu)、そして当然のごとくPC98(NEC)まで対応しているという・・。惜しい点はまだロングファイルネームに対応していないことくらいでしょうか?
また注意点としては、SCSIカードには対応していないようなのでMLBの25pinに接続しなければならないことが挙げられます。最近のバージョンでは640MBのMOにも対応していますのでOS8.5ユーザーの方も持っていると重宝する場面があるはずです。なお西谷さんのページはこちら。
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