さて、エミュレーターというのを皆さんご存じかとおもいますが、懐かしい名機のエミュレーターも数多く作られています。
有名なページとしてはJohn Stile氏のEmulation Net(http://emulation.net)などがあり、macのプラットホームで動作するもののほとんどがここで網羅されています。
本人もそこにないものがないと豪語しているだけにすごいラインナップです。日本では見たことがないような機種のものまで紹介されています。
それらのエミュレーターのなかで私が気に入ったものをいくつか御紹介したいと思います。
まず一つ目は名機Amigaのエミュレーター"UAE"です。私もA500とA2000のユーザーなのですが、グラフィックやビデオ出力に関してはつい近年まで他の機種の追随を許さないものがありました。
このエミュレーターではA500/A2000がエミュレートされており、なんとAmigabasicなども動作してしまいました。速度的には603e/100で実機の60%位のスピードの感覚です。これで68020のエミュレートなのですからいかに当時の実機が速かったか分かるというものです。
ちなみにこのエミュレーターを動作させるのはkickstartROMとシステムであるworkbenchが必要になり、それらは別に入手する必要があります。
さてお次はその名機アミーガの兄弟機種であるcommodore64のエミュレーター"power64"です。ヨーロッパなどではいまだにテープレコーダーでゲームをロードして楽しんでいる凄いユーザーもいるという・・奥深い魅力を秘めた名機です。
次はみなさんおなじみファミコンのエミュレーターである"ines"です。最近のバージョンではかなり完成度が高くなってきており、ドラクエやファイナルファンタジーなどのRPGものであればほどんと違和感なくゲームすることができます。(ただしオリジナルのカートリッジを持っていることが必要ですが)
ちなみに左側は三国志英語版、右は100in1です。(100in1は海賊版ですので、良い子の皆さんはまねしないように・・、参考まで。)
これは現役のPDAであるPalmpilotのエミュレーター"copilot"と"zilot"です。バックライトまで点いてしまうという・・・芸の細かさといい心憎いものがありますね。
ちなみにこのエミュレータも動作しているpalmpilotからROMを抽出することが必要です。
MSXも当然のようにエミュレーターが出ています。最近のバージョンではmsxのみならず、msx+やmsx2などもサポートされているようです。当然basicなどもちゃんと動きました。
(注)ROMイメージなどに関しては一切御質問など私の方にしないようにお願い致します。
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