星空ライブラリ
1997年・夏「ペルセウス座流星群」
Photographed by Kenichiro Ishii
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1997年・盛夏の星空を八ヶ岳で観た。
連日、夕方から雷雲が立ちこめる悪条件の中、11日夜も激しい雨がテントのシートを叩いた。ところが、午前1時半を過ぎたあたりから、ほんのわずかな時間、満天の星々が姿を見せたのだ。
写真は、その短時間の撮影で、唯一フレームにおさまった北極星の西側を流れるひとつ流星−ペルセウス座流星群である。
美しい星空を求めて山道を登り、北へ歩き、南へ歩き・・・。そして「雨が降って何にも見えない空」を体験し、一瞬の晴れ間の星たちに魅せられる。これもまた、山岳天体観測の難しさであり、面白さである。
3日間の観測ポイントとそれぞれの天候をここに記録する。
8月11日夜:南八ヶ岳・行者小屋キャンプ場(標高約2350m)では 曇のち雨のち晴(☆)のち曇
8月12日夜(流星群極大日):北八ヶ岳・大河原峠(標高約2100m)では ずっと曇
8月13日夜:北八ヶ岳・高見石小屋(標高約2250m)では 曇のち雨のち曇
<「南八ヶ岳の満天の星々・・・」>
1997年 8月11日26h25m30s〜26h31m00s(露出5分30秒)
/PENTAX K1000+SIGMA MF24mmF2.8/絞りF3.5
/固定撮影/フジカラーSuperG400/撮影地:南八ヶ岳・行者小屋キャンプ場(標高約2350m)
<「あっ、流れた!」〜ペルセウス座流星群
(画像中央より左下)
>
1997年 8月11日26h21m00s〜26h24m00s(露出3分)
/PENTAX K1000+SIGMA MF24mmF2.8/絞りF3.5
/固定撮影/フジカラーSuperG800/撮影地:南八ヶ岳・行者小屋キャンプ場
※
(標高約2350m)
※このキャンプ場から八ヶ岳の主峰・赤岳までは1時間20分ほど。
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Copyright(C) 1997
Kenichiro "KEN" Ishii (
ishiiken@geocities.co.jp
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