本沢温泉

標高：約２１００ｍ
最高に気持ちいい八ヶ岳の野天温泉風呂！

八ヶ岳のおいしい空気・本沢温泉編
「噂の本沢温泉・野天風呂に行ってきました！！」
　東天狗山頂から尾根伝いに南に下ると本沢温泉への分岐点に出る。ここからは急な下り。深い森林帯へと道は続き、約１時間も行くと本沢温泉にたどり着く。
　温泉宿の受付でキャンプ場の利用を申し出ると、「温泉の利用は外にするか中にするか」と聞かれるので、早速、噂の野天風呂を申し込む。
　野天風呂は宿から徒歩３分ほどのところにあった。硫黄の匂いがぷぅーんと立ちこめる渓流沿いの、脱衣場もなにもない木枠のお風呂。底には砂利がひきつめられ、温泉がじわじわと湧き出ている。
　登山靴や服を脱ぎ捨て裸になって湯舟につかれば、向かいには雄大な硫黄岳が見える。お湯の温度も４１、２度だろうか。充分に熱く快適。本沢温泉に浸かったおかげで、疲れた身体がすっかり癒されて、明日はまっすぐ帰るつもりが「南八ヶ岳をもう一回りしてこようか」なんて元気が湧いてきてしまった・・・。

＜本沢温泉メモ＞
・日本第二の高所温泉。標高約２１００ｍ。

・行き方
１）国道１４１号線から松原湖入口方面へ曲がる。湖を過ぎ、本沢温泉方面の林道へ入る。しばらく行った所の駐車スペースでクルマを停めて、そこから徒歩約２時間。
２）稲子湯（八ヶ岳MAP参照）からしらびそ小屋経由で徒歩約３時間３０分。
３）桜平（八ヶ岳ＭＡＰ参照）から夏沢峠経由で徒歩約２時間１０分。
４）天狗岳からの下山で約１時間。硫黄岳からの下山なら約１時間３０分。

・料金（１９９８年現在）
　野天風呂利用　１回５００円
　キャンプ場利用　１日１人５００円
　～温泉宿から徒歩２分。野天風呂までは徒歩５分程みたほうがよい。水場はキャンプ場のそばにあり。缶ビールなど飲み物類は宿で販売。ゴミはすべて持ち帰ること。
　※このほかに個室完備の温泉宿が利用可。

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