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DOS でも Web が見たい


環境

私が Octabrain ( ProLinea MT (改) ) でインターネットに PPP 接続したときの覚え書きをまとめた物を公開します ( freeDOS のページをチェックしていたら新しいバージョンの BOBCAT を見つけたのですが、 freeDOS ではうまく使用できませんでした...うーん )

ということで環境は以下のマシンなどを使用しています

本体  : AT 互換機
COMPort : 標準 (^^;;;
モデム : MC288XLII
OS  :(残念ながら)マイクロソフト MS-DOS 6.2/V


準備

当然ながら DOS のセットアップは完了しているものとします (^^;;;

BCAT-06.EXE
上記のファイルを用意しました

このファイルを解凍すると QUICKBOB.DOC が含まれていてそこに簡単なセットアップの方法が書かれています
また、QUICKBOB.DOC では以下の情報が必要だと書かれています。これも事前に調べて用意しておいてください

1.あなたの Comport (1,2,3あるいは4)
2.あなたのインターネットプロバイダの電話番号
3.あなたのログインあるいはユーザ名 (User Name)
4.あなたのログインパスワード
5.あなたのプロバイダの Nameserver アドレス # 1
6.あなたのプロバイダの Nameserver アドレス # 2

(私が個人的に QUICKBOB.DOC を日本語訳したものがあります。もしよかったら参考にしてください)

ファイルを解凍する

自己解凍形式になっているのでダウンロードしたファイルを実行して解凍すればいいのですが、 この時に /y オプションを付けて解凍するとサブディレクトリを含めて解凍されます。 解凍するときのディレクトリは
C:\DIALNET
です。以下のような感じです(以下は C:\DIALNET ディレクトリを作って C:\TMP ディレクトリから BCAT-06.EXE を作成したディレクトリに移動しています。その後 BCAT-06.EXE を /y オプション付きで実行させています。


 C:\>MKDIR C:\DIALNET

 C:\>MOVE C:\TMP\BCAT-06.EXE C:\DIALNET
 C:\TMP\BCAT-06.EXE => C:\DIALNET\BCAT-06.EXE [OK]

 C:\>CD C:\DIALNET

 C:\DIALNET>BCAT-06.EXE /y
       ・
       ・
       ・
 C:\DIALNET>


Quick Setup

Step1

ここで日本語モードになっている場合は英語モードに切り替えてNEWUSER.BATを実行します
するとBOBCATが起動してREADME.DOCが表示されます
[Experimental 3 Step Quick Setup] がハイライトされているのを確認してリターンキーを押します

すると [STEP 1 ...Bobcat dialer (BCATDIAL.BAT) Setup] 画面が表示されます
[CHEK MY BASE and IRQ] がハイライトされているのでここでリターンキーを押すと COM Port の設定を行ってくれるのですが、モデムが接続されていないとうまく動作しませんでした
ちなみにモデムが接続されていたときは画面の下の方に以下のように表示されていました
Modem detected: COM 1 IRQ 4  Base Address  3f8
Testing modem...Modem reset failed
何やらモデムリセットが失敗しているようですが、リターンキーを押して [STEP 1 ...Bobcat dialer (BCATDIAL.BAT) Setup] 画面に戻します
画面が表示されたら [OK,WRITE the batch file] にカーソルをあわせてリターンキーを押すと BCATDIAL.BAT 等が作成されます
うまく作成されて、再び [Bobcat dialer (BCATDIAL.BAT) Setup (p1 of 2)]画面に戻ったら [Go to STEP2 (netdial.scr)] にカーソルをあわせリターンキーを押します

Step2

[STEP 2...Bobcat SCRIPT (Netdial.scr) Setup]画面

ここでは個人情報やプロバイダの情報を入力することになります
準備のところで調べておいた情報を入力してください

DIAL Phone Number:あなたのインターネットプロバイダの電話番号
(始めにT(トーン)あるいはP(パルス)を入力してください)

LOGIN NAME:あなたのログインあるいはユーザ名 (User Name)

LOGIN PASSWORD:あなたのログインパスワード

入力が完了したら [OK,WRITE NETDIAL SCRIPT] にカーソルをあわせてリターンキーを押すと NETDIAL.SCR が作成されます
うまく作成されて、再び[STEP 2...Bobcat SCRIPT (Netdial.scr) Setup]画面に戻ったら [Go to STEP 3 (wattcp.cfg)] にカーソルをあわせリターンキーを押します

Step3

[STEP 3 Bobcat TCPIP (WATTCP.CFG) Setup]画面

ここではプロバイダの DNS の情報を入力することになります
準備のところで調べておいた情報を入力してください

NAMESERVER #1:あなたのプロバイダの Nameserver アドレス # 1
NAMESERVER #2:あなたのプロバイダの Nameserver アドレス # 2

入力が完了したら [OK,WRITE WATTCP.CFG] にカーソルをあわせてリターンキーを押すと WATTCP.CFG が作成されます
うまく作成されて、再び[STEP 3 Bobcat TCPIP (WATTCP.CFG) Setup]画面に戻ったら ALT キーを押しながら x キーを押してセットアップを完了します

接続

BCATDIAL.BAT を実行してください

つなげてから慌てないために、どのキーに何の機能が割り当てられているかをプリントアウトしておくといいかもしれません
キーボードの k を押すと KEY MAP が表示されます

日本語版

今のままでは日本語のページをブラウズしても日本語で表示してくれません
取り合えず日本語のページは見ないという人はここ部分は必要無いです(をい!)

松山洋一郎さんの Bobcat-J から BC05JB04.LZH をダウンロードしてきます

ダウンロードしたファイルを C:\DIALNET\BOBCAT に移動する
カレントディレクトリを C:\DIALNET\BOBCAT にする
オリジナルの LYNX.EXE をリネームする
ダウンロードしたファイルから LYNX.EXE だけ取り出す
以下のような感じです


 C:\>MOVE C:\TMP\BC05JB04.LZH C:\DIALNET\BOBCAT
 C:\TMP\BC05JB04.LZH => C:\DIALNET\BOBCAT\BC05JB04.LZH [OK]

 C:\>CD C:\DIALNET\BOBCAT

 C:\DIALNET\BOBCAT>RENAME LYNX.EXE LYNX.ORG

 C:\DIALNET\BOBCAT>LHA e BC05JB04.LZH LYNX.EXE

 << bc05jB04.lzh >>
 lynx.exe.......... ok

 C:\DIALNET\BOBCAT>

これでBCATDIAL.BATを実行してください
(もし US モードの場合は BCATDIAL.BATを実行する前に JP モードに変更しておいてください)

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