Alaska

2年前帰国直前の8月下旬にAlaskaへ行って来ました.(1998年).LAから直行便でAnchorageに入りました.たった3泊4日の旅行でしたが,自然を雄大な自然を満喫した旅行でした.植物や景色は北海道にとてもよく似ており,懐かしい故郷を思い出しました.Anchorageはとてもきれいな街で,日本食レストランやスーパーも数件あり,日本人が住んでもあまり困らないと感じました.8月下旬でも日没は夜9時で,Cook inletに沈む夕日はとてもすばらしかったです.
翌日,レンタカーを借りて,102マイル北側にある,Matanuska Glacierに行きました.


ここの氷河は,自分で実際に上を歩くことができます.氷河特有の青い氷が印象的でした.氷河の氷が溶けてそれが川になっていくのもまじかに観察ができました.

その帰りに,Eklutnaというところにある,indian墓地に行ってきました.もともと1867年までAlaskaはロシア領でした.ロシア正教会の影響を受けて作られた墓地が上の写真です.

Alaskaは,ちょっとした川は全て魚が釣れるポイントになっています.今回は私は釣りはできませんでいたが,この次は必ずやってみたいと思っています.それにしてもこんな景色の中で釣りができるなんて,最高に幸せです.
 

翌日はKenai Peninsula方面へドライブに出かけました.気ままに車を走らせていると,Hopeという集落に行き着きました.これ以上は車は進めません.この街は今は人口が200人あまりでしたが,以前はgold rushに沸いた町で,そのころは大変な賑わいだったようです.その名残か,まだ郵便局(写真右)や学校が残っています.左の写真は,施設の郷土博物館で,入ってみると80歳近い老人が一人でぽつんと寂しそうにしていました.”金が採れなくなってみんな行ってしまった.あのころはKoreanそういえばあんたはKoreanだろう?なに?Japanese?そうさJapanese,Chineese,Italian,みんなとりつかれたように金を探したもんさ.”こんな感じで,しみじみと私に語り掛けました.
 

Alaska鉄道のAnchorage駅を見渡す丘には1959年Alaskaが49番目の州として認められたことを記念したmonumentがありました.この州は最も白人の人口比率が高い州で,少なくともAnchorageを見た限りでは,治安もとても良いように感じられました.もちろんhomelessの人を見ることもありませんでした.
気温はこの時期日中は20度近くになりますが,朝は0度近くまで下がります.北海道の10月ころの気候でしょうか.私は今まで旅行したアメリカの中で一番気に入りました.今度は冬にここを訪れ,是非オーロラを見たいと思っています.また北極圏にも足を伸ばして,白夜やまた逆に日が昇らない一日も経験したいと思っています.


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