AGAでの発表のため,純粋に仕事にwashington DCへ行ってきました.留学の2年間には機会がなく訪れることがありませんでした.アメリカの首都で,アメリカ人の観光客もたくさん訪れる町です.
町中はおびただしい数の大使館や官公庁が狭い地域に集中しています.米国の中でも歴史のある町なので,古い建築物もたくさんあり非常にきれいな印象です.治安も不安をあまり感じませんでした.
写真はGeorgetownいう地域にある,古い町並みです.ヨーロッパの町といった風情です.
これはWashington memorial monumentです.160mほどの高さがあります.町のどこからも見えるようにと,この高さを超えるような高層建築は禁止されているとのことです.エレベータがあり,てっぺんまで登ることができます.周りはモールと呼ばれる広大な公園になっています.
その公園の中には,リンカーンの記念館もあります.中にはリンカーンの彫刻があります.他には第二次大戦の記念碑などたくさんのモニュメント,池などが作られています.
ホワイトハウスもこの公園のそばにあります.9/11のテロ以来,内部の見学は限られた人しかできなくなりました.私が通りかかった時にも,周辺に爆発物が仕掛けられたとのことで,周囲を含めて立ち入り禁止になり,警官が必死に捜索していました.
国会議事堂です.
ポトマック川という橋を渡ると,そこにはarlington cemeteryという国立墓地があります.この広大な墓地には自国の戦争で死んだ人たちが眠っています.イデオロギー,戦争の目的は別として,個々に眠っている人達は,純粋に国家,家族を守るために戦い死んでいったと思うと,自分の胸にこみ上げるものがありました.強大な力を持つ,米国の指導者は極めて思慮深い人間であらねばならないのです.ニュースでは,カーター元大統領が,現大統領は歴代最悪であると批判していました.
この墓地のすぐ隣には,硫黄島モニュメントがあり,海兵隊の人たちがセレモニーをしていました.
DCと言えば,スミソニアンをはじめとする,多数の博物館が有名です.今回は時間がなくほとんど訪れることができませんでした.5-6日の滞在ではこの町をゆっくりと見ることは不可能です.いつか,観光を目的にじっくりともう一度旅をしてみたいと思いました.