9/5/98
早いものでHPを運営してから1年の以上の月日が経ってしまいました.9/10/98に2年間の留学研究生活を終え帰国することになりました.これまでたくさんの方から激励や質問のメールをいただき,またHPを通じて実際にUCLAに留学されてきた方の生活の手助けをさせていただいたりと,たくさんの友人ができました.帰国後は北海道大学に勤務することになりました.今後もこのHPは継続しますのでよろしくおつき合いください.米国を離れてはじめてこの国のことが良く理解できると言うこともありますので(実際私は日本を長期離れることによって,日本という国,日本人であると言うことについて良く考えるようになり,日本にいたときとは異なる認識を持つようになりました),帰ってからもこれまで書き足りなかった米国,LAのことについて書き足していこうと思っています.今後ともおつき合いよろしくお願いいたします.

私は1963年生まれの医師です。北海道足寄町出身で中学校を卒業するまでの15年間住んでいました。高校は帯広柏葉高校 ,それから旭川医科大学,大学院に進みました。その後仕事の都合で釧路,斜里(知床),東京と引っ越し,なんとロサンゼルスまで来てしまいました。そのロサンゼルスでも最近引っ越しをすることになり,腰を落ちつけることなく34歳を過ぎた今も,自分の落ちつける場所を探しているような気がします。1998年秋に 帰国予定ですが,まだまだ旅は続きそうです。おかげで家族を引っ張り回し,3歳の息子と妻には迷惑をかけているなと思っています。私は理由があって自分か ら大学(医局)を辞めましたが,研究に対する情熱が捨てきれず,自力で留学を決行しました。こちらに来てから9カ月。やっと生活にも慣れ,仕事も軌道に乗ってきました。こちらはコネがなくても,やる気や能力のある研究者を純粋に評価してくれます。あなたが日本での仕事(研究生活)に息詰まっているなら,ほんの少しの勇気があれば自分の人生を大きく変えることができます。

このhome pageではそんな人たちに対してエールを送っています。

1997年7月

履歴書


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