十和田八幡平国立公園秋田駒ヶ岳地区について

十和田八幡平国立公園とは?

関係する県 青森・秋田・岩手 面積 85409ha
公園区域 十和田湖〜八甲田、八幡平、岩手山、秋田駒ヶ岳
指定された年 昭和11年(十和田・八甲田)+昭和31年(八幡平・岩手山・
秋田駒ヶ岳)
*データは「国立公園図鑑」((財)国立公園協会編・環境庁自然保護局国立公園課監修)より抜粋* 〜秋田駒ヶ岳地区について〜 秋田駒ヶ岳地区は十和田八幡平国立公園の最南端に位置しており、岩手県と秋田県のちょうど境目 あたりである。 この地区は駒ヶ岳一帯と乳頭山(烏帽子岳)、千沼ヶ原一帯で構成されており、高山植物の 宝庫として知られている。特に、駒ヶ岳はタカネスミレ、コマクサなどが咲き乱れる「花の百名山」 として、近年ではシーズンになると大勢のハイキング客が訪れる。 ただし「秋田駒ヶ岳」という独立した山は存在せず、女目(おなめ、男女とも)岳・ 男岳・女岳といったいくつかの山を総称して「秋田駒ヶ岳」と呼んでいるにすぎない。 そして、主峰である女目岳(標高1637m)、男岳へは登山路も整っているが、女岳への 登頂ルートは昭和45年の噴火によって依然整備されないままだ。 アプローチとしては田沢湖駅・田沢湖高原温泉から8合目まで県道がのびており、 そこをバスかマイカー(シーズンによって規制有り。規制日には登山バスが増発される) で上っていく、というルートが一般的であるが、岩手県内の国見温泉から横長根を経て 縦走していくルートもある。また駒ヶ岳から連なる湯森山、笊森(ざるもり)山を経て 乳頭山へと縦走する登山路もあり、一日もあれば乳頭温泉へと下山することができる。 乳頭山への縦走路では、途中に千沼ヶ原という湿原がある。ここは発見されてからの歴史が 比較的浅く、また雪解けの時期も比較的遅いので人が足をあまり踏み入れていない、 「自然な」湿原の植生を観察することができる。
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