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病は気から!

ここでは、私や私の周りが経験した病気についての話題を掲載します。

■ 尿路結石(尿管結石)
腎臓、尿管、膀胱(ぼうこう)、尿道などに石ができる病気。
こいつのおかげで、初めて入院を経験するはめになりました。(それも2年続けて・・・。)

症 状
 側腹部に思わず転げ回ってしまうほど痛みが突然襲います。
 また、吐き気を伴ったり、血尿が出たりします。

原 因
 医者に聞いた話しでは以下の3つが主な原因だそうです。
 ・水分摂取の不足
 ・塩分やカルシウムの取りすぎ
 ・体質
おしっこを我慢しすぎるのも、出来やすくするそうです。

罹病率
 20人に1人の割合で、女性より男性の方が2倍くらい多く結石症になるそうです。
 担当の先生は7回なったと自慢してました。(おいおい)

治 療
 私の場合は石が小さかったので、結石を溶かす薬の入った点滴を2日ほど続けました。
 他にレーザーや衝撃波、超音波などで結石を粉砕する方法もあるようです。

予防法
 ・できるだけ多くの水分を取ること。(1日、2リットルぐらい)
  ビールが利尿作用が良いので『ビールを飲め!』と言いますが、ビールは尿の濃縮、尿の酸性化を
  招き結石が出来やすくなります。

 ・食物繊維を取ること
  野菜に多く含まれているマグネシウムが結石を出来にくくします。野菜を多く取りましょう。

 ・動物性蛋白質は控える
  動物性蛋白質の取りすぎはビールと同様に尿中のカルシウムの増加、尿の酸性化、
  尿中尿酸の増加を招きます。
  植物性蛋白とのバランスをとり、野菜も多く取りましょう。

 この他にも、牛乳、乳製品などカルシウムを多く含む食品、ほうれん草、タケノコ、
 チョコレート、コーヒー、コーラ、緑茶などしゅう酸を多く含む食品は結石を作りやすいといわれます。
 ほどほどにしましょうね。

■ 子宮内膜症
子宮内膜症

子宮内膜の組織が、子宮の内側以外の場所(卵巣内や子宮の周辺、子宮の壁、
腰から子宮に繋がる靭帯、膀胱や直腸の近くなど)にできる病気で、不妊症などの原因にもなります。
うさは、これの患い治療しました。(経過良好。う〜ん病人ばかりだなぁ(^^;))

症 状
 以下のような自覚症状がある場合は一度診察を受けた方が良いようです。

 ・生理痛がひどい
  毎回寝込むほど痛んだり、倒れるほど痛い、以前よりひどくなったという場合は、要注意です。

 ・腰痛、排便、排尿痛がある
  症状が進むと生理の時以外でも痛みが発生します。

 ・セックスの時に痛い。
  セックスの時は子宮が動かされます。
  子宮の周囲に癒着が起きている場合、その部分が引っ張られて下腹部が痛みます。

原 因
 確かなことは判っていないようですが、生理毎に骨盤内に逆流する経血の影響ではないかと言われています。

罹病率
 10代後半には子宮内膜症の発生が認められ,性成熟期に向かってその発生頻度は加速度的に増加し,
 40代後半の閉経期を迎えるとその発生頻度は減少します。
 生殖年齢層にある女性の5〜10%が本症に罹患していると考えられています。

治 療
 大きく分けて以下の3つ方法があります。

・ホルモン療法
 女性ホルモンの分泌を促すホルモンの働きを抑える、『スプレキュア』『リュープリン』
 男性ホルモンからつくられた『ボンゾール』があります。
 いずれにも副作用が伴い、『スプレキュア』や『リュープリン』は一時的に閉経状態にするために、
 更年期障害に似た症状が現れます。
 のぼせやだるさ、異常発汗、膣の乾燥などが起こったり、骨が弱くなって骨粗鬆症になったりもします。
 『ボンゾール』では、体重の増加、皮脂の分泌の増加、毛深くなる、声変わり、などの副作用が現れます。
 これらの副作用は一時的なものなので、治療をやめれば、なくなります。(但し、声変わりは戻りません。)

・漢方薬
 内膜症の病巣が比較的小さな場合、骨盤の鬱血を取る漢方薬を使うと効果が上がります。
 ホルモン療法と併せて行います。

・手 術
 薬物療法で効果が無い場合は手術になります。
 かなり進行している場合を除いて、腹膣鏡手術で病巣部だけを除去する方法が、
 最もよく行われています。これは臍の下を1センチ程切って腹膣鏡を入れ、体の中の病巣を
 観察しながら手術を行うものです。これは検査にも使われ、検査で内膜症を確定する時に、
 同時に病巣部を取ったり癒着を剥がす手術を行うこともあります。
 腹膣鏡を使った手術は開腹をしないので、術後の回復が早く身体への負担も少なくなります。
 こうした治療でも効果が上がらない場合で、子供を望まない場合には、
 最後の方法として子宮や卵巣を摘出する手術が選択されます。



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