過去のPHS日記


97年7月までの日記です。


96.10.??

仲良しのねーちゃんたち、JやTから「絶対便利だからピッチ買いなよ」と頻繁に言われる。

で、若い奴等が持っているモノを見るとつい欲しくなる性格のKazumiはついその気になり始める。

しかし、何か買うときには、いろいろ検討した後でなければダメな性格のKazumiは、ピッチ購入を検討課題にはノミネートしたものの、この当時仕事が忙しかったために何もしないで過ごす。ところが・・・


97.02.12

仕事が一段落したので、職場出入りの顔見知りの電器屋のオヤジにピッチが欲しいと言ってみる。

そのオヤジはNパの201Dか203Sが絶対オススメとのたまい、あまりにも激しく売り込んでくるので、熱意に負けて201D(ローズ)を契約。自分で入念な調査をせずに道具を買うなんて極めて異例!! JやTでさえ使っているモノなのだからと、侮っていたのも事実ではあるのだが・・・(^^;。

このオヤジの言うことの"うさんくささ"は良く心得ていたが、オヤジに言われるがままに201Dを契約したことで、やはり(?)Kazumiの波瀾万丈のピッチライフが始まる(笑)。

因みに、かかった費用は事務手数料込み税別で9800円かつ縛り6カ月付きという、今考えればとんでもない条件であった(苦笑)。


97.02.中旬

J嬢やT嬢にピッチを買った旨、ピッチから得意満面に電話。しかし、その反応は・・・(^^;、

「パーソナル???、何でDDIにしなかったの。バカだね。」(<J嬢(DDIPユーザ))

「あ、パーソナルにしたんだ。でも、これ使えないんだよね。」(<T嬢(NTTPユーザ))

と、冷たい(^^;;;。NTTPを選んだ事は失敗だったんだろうか???何の下調べもせずに買ってしまったことを後悔し始める。

で、自分はどの程度の失敗をしていて、どうすれば傷を最小限に出来るのかを知るために、Web上のPHSホームページの巡回を始める(笑)。


97.02.下旬

遊び友達のB氏に201Dを見せる。

電気モノ好きのB氏は大いに興味を示し、彼女との連絡用に欲しがる。

導入に先立ち、B氏とOさん(B氏の彼女)の生活圏をエリアチェックしておくために、Kazumiの201Dを貸し出す。結果、ほぼ問題無しとのこと。Dポの方が良いらしいことをB氏に告げるが、かといって、彼らの生活圏でDポが使える保証もないって事と、当時の北海道ではNパの方がオプション機能が充実していたという事で、二人はNパを契約することに。で、二人とも仲良く203Sユーザーになった。


97.03.上旬

どうも、家にいるとピッチが使いづらい。Kazumiのピッチに電話したときの通話の質の低さは、ねーちゃんたちの顰蹙を買い、あまり電話が貰えない。バー2本くらいは立っているにも関わらず、普通に話していても、圏外警報音がしょっちゅうなりまくって、ハンドオーバーしまくる。揚げ句の果てには、切れてしまうことも。で、201Dと言えば電測!!って事で、電測を始める。

その結果、我が家(10階建ての7階)の居間では20〜40dB程度の電界強度で噛めるCSが何と7種もあることが判明。うち1台は交換局IDも異なる。

時を同じくして、Jからホームアンテナの購入を奨められる。Jは機械音痴な女子大生だとばかり思っていたら、自棄にピッチに詳しい。よくよく聞いたら、大学の友達がNパの販売員のバイトをしているんだとさ。

で、Jが「ヨドバシだと安いよ」っていうので、早速ヨドバシでHA-1Sを3000円で購入。どこで買っても札幌なら3000円くらいだって事は後で知る(^^;。部屋の裏側の窓のそばで、電測するとある特定CSだけが54dBになるポイントを発見したので、そこに設置。このHA導入で、Kazumiのピッチライフはさらに深みにはまっていく(笑)。

因みに、B氏も3000円ならとHA-1Sをヨドバシで購入。B氏もなかなか深みにはまってきつつある。


97.03.25

東京へ出張のため、寝台特急「北斗星」に乗る。ビールを飲んでぼーっとしていると、苫小牧付近でピッチが鳴る。

B氏からの他愛もない話し。でも、95km/hで疾走する特急の車内で3分以上通話が出来た。201Dを見直す(笑)。


97.04月中

Kazumiのピッチがすごく不評。HA導入後は無駄なハンドオーバーがなくなって繋がってしまえば ちゃんと回線が維持されるのだが、発着信の失敗が頻発。街でひっかけたねーちゃんにピッチ番渡して、後で電話してって事にしておいても、いっこうにかかってこない(^^;。こりゃふられたかと思っていると留守電に「約束の時間に何度かけても居ないようなので・・・」って入っているなーんていうことが立て続けに!!!こりゃ何とかせねばと怒りに燃え(笑)、ますます深みにはまっていくKazumiでした(爆笑)。

あと、JやTからはノイズの酷さを指摘される。こっちにはクリアに聞こえているのに、相手方では雑音が酷くて殆ど聞き取れないことが多いんだとさ。「こんな酷いPHS他にないよ。だからかけたくないんだよ。」だってさ。Jから預託機交換を申し出てはと勧められるが、まずはこっちがある程度知識を持っていないとと思い、活発にWeb上のPHS関連のページを徘徊。


97.05月中

着発信不良が最高潮に。HAが噛んでいる20mWCSを見に行くと・・・、なーんとCSの2本のアンテナのうち片方が伸びてきた街路樹の枝になぎ倒されているではないか!!!。早速898956に苦情を言う。調査して返事するとの事。しかし、翌日の職場への電話では調査の結果異常無し。さらに、我が家の周辺のCSは全然こんでいないのでbusyの可能性もないから、PSに問題があるのではとの返事。納得行かず家に帰ると・・・、なーんとCSが治っているではないか!!!。連絡を受けた下請けのメンテ会社が、管理責任の追及を恐れ、黙って治して異常無しの報告をしたって言うのがKazumiの推定。Nパ不信が最高潮に達する。アステル移行を検討課題に加える。


97.06.01

近所のアステルショップへ出向く。CS配置地図を見せて貰うが、我が家はどうもきつそうである。


97.06.08

B氏の彼女、Oさんは、Nパの基本料が高いから解約したがっているって話しをB氏から聞いていたので、アステル加入を勧める。エリアチェックのため二人でテスターを借りたところ、二人ともNパよりアステルの方が電波の状態が良かったとの事。珍しい人たちもいたものである(笑)。で、アステル導入の運びと成るらしいが、もう殆ど深みにはまりつつあるB氏(笑)は、ローミングの問題もありNパも継続するらしい。


97.06.12

某フェアに行くとNパが出展していた。そこで201D(ブルー)が縛り無し事務手数料込み2000円。

個体差実験用に購入(笑)。この端末でも着発信不良はそこそこ起きるがローズよりは若干まし。


97.06.14

通話中雑音がひどいと評判(?)の201D(ローズ)をもってNパショップ北1条店に行くと、あっさりと預託機交換に。これで雑音の問題はクリアできたが、着発信不良の方は大して変わらず。

ところで、B氏は電測の出来るA235、OさんはA271を導入したとのこと。Oさんの203Sは白ロムになる。


97.06.16

明大アステラー氏からA211灰ロムを購入。アステル電測に着手。やはり、我が家はなかなか厳しい。窓辺じゃないと使えそうにない。本格的にアステルに移行するにはパワーアンテナが出てからじゃないとダメそうである。


97.06.21

着発信不良の解決のためにNパショップに行く。ショップではなーんにも起こらず至って正常。ただ、"一般論"として三菱の端末とシャープの機器の組み合わせで、ショップではなかなか再現しない似たような問題が多いとの話しをパーソナルショップのおねーさんから聞く。で、ホームアンテナが預託機交換となり、様子を見ることになる。ほとんど期待しなかったが、様子を見ても予想通り改善無し(^^;。


97.06.26

ヨドバシにHA-2Sが3800円で出たのでゲット。HA-1Sより若干感度が良いような気がする。HA-1Sは実家に持っていって置きっぱなしにしましょう。


97.06.28

思い切って"どてら"さんにメールを送ってみると、やはり201DとHAの組み合わせは問題有りとのこと。A235購入で、近頃電測にはまっているB氏が201Dを欲しがってこともあり、Oさんの203Sと実験終了後白ロムになるKazumiの201D(ブルー)を交換して貰うことになる。で、201D(ローズ)に入っていたKazumiのメイン電番をOさんが使っていた203Sに移す。以後、発着信不良の問題はウソのようになくなる。

203Sと201Dを比べると、絶対的な感度は若干201Dの方が上だが、音質は203Sの方が優れているように感じた。預託機交換となり6月14日以来使ってきた201D(ローズ)は保存端末として深い眠りについた(笑)。


97.06.29

あまり使えないことを承知(笑)で、アステラーになる。A241(B)を事務手数料込み150円でゲット。シャープ製で203Sと操作法が酷似しているところは、説明書を読まなくて済んだので良かったのだが、感度が予想以上に悪い。B氏のA235やA211よりも早く圏外になる。早くも解約したくなる。

因みにこの頃から、不人気端末のコレクションに意欲を燃やすようになったようだ(笑)。


97.07.06

友人の結婚式に出席するために実家に帰る。そのついでに秋葉原をぶらぶらしていると、201D(ローズ)がもう一台発作的に欲しくなってしまい契約(Nパ中央)してしまう。手数料、税別96円。

その晩、妹が実家に現れた。201D各色2台、203S、A241の黒ロム合計4台とA211灰ロムとというデラックス(爆笑)なKazumiの鞄の中身を見た妹が、ピッチを欲しがる。妹はIDOの携帯を使っていたのだが、聞くところに依ると、仕事の関係でアパートを借りている東関東の某町は、IDOは圏外だがNパが最近エリア展開したとのこと。カタログを見せると、201Dか203Sが良いと言う。

ところで、うちの実家はCSとの間にマンションが建ってしまい、2階の窓辺の1箇所でかろうじてバー0~1本のためHA無しでは絶対無理。で、実家で使うことも考慮して、私の苦い経験(笑)も加味し203Sを勧める。一緒に買いに行って欲しいと言うことで実家の近くの店を回るが、203Sは軒並み売り切れており、漸く5件目で1台だけ発見。ところが、手数料・税別3980円という32k端末並みの値段が付いていた。何でこの端末だけ異常に高いのかと聞くと、昔の予約が流れたモノで、値下げの対象にしなかったとの答え。じゃあよーするに売れ残りなのにこの値段じゃ高すぎると粘ったら、1980円まで下げた。Kazumiとしてはまだ高い気もしたが、203Sを手に入れるためならやむなしと言うことで、妥協して契約。端末代はKazumiが援助するかわりに、解約時は白ロムをくれることを約束。


97.07.07

昨日契約した中央の201D、北海道に持ち帰ると何かと面倒なので、速攻解約(極めて例外的である)に。勿論理由を聞かれたので、2階の窓辺の話しはオミットして、親にプレゼントしようと思って買ったけど、実家が圏外だったからと答えた。穴埋めしてくれたらまた契約しますよと言ったら、窓口のねーちゃんはなかなかCS設置は時間がかかって住宅街までは・・・とか言い始めるが、後ろで一連の話しを聞いていた偉そうなオヤジが、「そういうお話はちゃんと伺っておかないとダメでしょう」とか言って、住宅地図を持ってやってきた。で、実状を大げさに話したら、「将来の検討課題とします」だってさ。期待してますよ。パーソナル中央さん(笑)。


97.07.10

妹のアパートは田舎町にあるから50/50で使えないと見ていたので、Kazumiとしては早くも203Sの予備機が手にはいると期待していた。

妹のピッチにコールしてみると・・・かかる(汗)。聞けば家中何処でもバーは最低2本で非常に快適とのこと。感謝されてしまったが、内心超ガッカリ(^^;。新しくエリアになったところだから500mWCSでも立っているんだろうなぁ。あーあ(笑)。

B氏に約束していた201D白ロムは、中央契約して速攻解約したモノを渡した。B氏は「噂のローズね」と言ってほくそえんでいた(笑)。


97.07.12

某フェアで手に入れた201D(ブルー)、"どてら"さん等のお陰で201Dの着発信不良に関する実験も一段落したので解約。ほぼ1カ月間バシバシ使った。で、Nパの契約数が減ったかと思いきや、前から狙っていたゲテモノ、102Hをオール込み1円でゲット。ご丁寧に本革製専用ケースまで付けてくれた(笑)。およそ持ち歩く気にはなれない大きく重い端末だが、意外にも感度が程々で、我が家ではなかなか使いやすい(^^;。プラン198の契約だから大した負担でもないし、暫くは使ってあげましょう(笑)。


97.07.15

身近なところの電測は一段落し、A211は冬眠に入っていたが、鮮度(?)が重要な灰ロム、もったいないと思っていたところ、あの"つかなな"さんがA211灰ロムを欲しがっていることを知り売却。


97.07.19

A241の感度が悪いので、アステルを何とかしなければと思っている今日この頃。電番が悪い事もありA241は解約して、電測端末として絶賛されているが電話としての性能は不評のA211で電番が良いモノを探して契約し、その電番を201D(ブルー)移しA211は白ロムコレクションに加えようかと思って街に出たが、ここのところ毎週契約と解約をしていたこと、これと言った番号のA211が無かったこと、A241にもほのかに愛着が沸いてきたこと、などから相場チェックと店毎の条件チェックに止め解約・契約はやめた。A241の命は若干(だと思う)延びたと言うわけです(笑)。


97.07.20

職場の連中と車2台に分乗して登山に行く。201D白ロム(ブルー)とA241を持っていきトランシーバーとして使ってみる。僚車が見えている間ならバッチリ話せる。トイレ休憩などの連絡に威力を発揮し、好評であった。


97.07.26

くだんのB氏よりメール。以下に引用。


> ところで、今朝目覚めて、発作的に電番移し替えがしたくなったので、
> 北32条のアステルショップに行って来ました。ショップのおねーちゃん
> にとっては、201Dへの移し替えは初めてだったみたいで、そうとう苦労
> してはりました。そんでもって、nttpへ電話して、ROM書きのモードには
> どうやって入るのか教えてくださ〜いなんて言ってました。それから
> 1時間もかかってやっと201Dにアステル電番がはいりました。めでたし、
> めでたし。
>
> そんでもって、家にいるとやたら通話品質が悪いけど、この間端末の基板
> とアンテナを替えたから、CSのはずだって言ったら、なんとすぐにCSのチェック
> をするように手配してくれて、たぶん今ごろはチェックしているはずです。
> そんでもって、明日の朝に調べた結果をtelで知らせてくれるそうです。
> なんかやたらその辺の対応がよくて結構びっくりしているところです。
>
> 対応してくれたおねーさんも結構感じが良くて、アステルもなかなかすてた
> もんじゃないなぁなんて思いました。ところで、32条店には中古の端末が0円
> で売ってました。これって、電番移し替えにはいいかもっておもいました。
> もらった端末は初期不良のチェックをしてないですよねぇ〜。それで、nttpの
> 端末にastel電番をいれてるので、もしかしたら修理には結構お金がかかるかも
> しれませんしね。なんか、このへんがどうなるのかはちょっと分かりません。
> まあ、なったらレポートしてあげますから、お楽しみに(本人にとっては
> 楽しくないけど....) (^^;;

この話しを聞き、アステルショップ北32条店に急ぐ。あった中古端末はA231とA235。 これから新しくアステル契約する人には端末代を無料で契約事務手数料3,000円だけで、古い機種を使っていて安価に機種変したい人には1,000円でその他に機種変手数料1,500円だけで使って貰うためのサービスだとか。機種変での合計2,500円はともかく、新規契約なら手数料込み3,000円以下なんていくらでもあるぞ。P系端末のみとはちょっと期待はずれだが、どうせ解約も間近なA241の機種変をして、ちょっと遊んでみることに。ところが、機種変が出来るのは平日の10時から5時までと言うことなので後日出直すことにする。


97.07.28

昼休みにアステルショップへ行き、A241の電番をA235に移す。結構時間がかかり、昼休みがまるまる費やされてしまった(^^;。Kazumiとしては初めてのフリップなしのモデル。さて使用感はどうなりますか(笑)。


97.07.31

A235、電話としては思った以上にナイス。家にいるとき電話がかかってきても、A241の時のように窓を開けてその場に張り付いている必要はない(笑)。ますますこの電番を解約する理由がなくなってしまった(^^;。快適に使えるって事は良いことだから暫くアステルはこれで行くんだろうな。

未明に胸ポケットにA235を入れ散歩に出たが、その途中落としたタバコを拾おうと下を向いた弾みにA235が胸ポケットから滑り落ち、コンクリートの歩道に激突!!! 今までのPHSだとそのくらいの姿勢で落ちたことは無い。今までのPHSだと胸ポケットにすっぽりと収まっていたが、A235は長いのでポケットからはみ出してしまっていた。そのせいだと思う・・・。B氏から言われた「確かにA235も悪くないけど長いから持ち歩きづらいよ」って言葉が忌々しく脳裏をよぎる(笑)。落ちたショックで電池が飛び出してしまい、一時は血の気が引いた(大袈裟)が、幸い電話としての機能には異常が無く、ついた傷も殆どわからない程度(冷汗)。やれやれ。これから気を付けねば。


KazumiのPHS日記に戻る
ご意見、ご感想などがありましたら、どんなことでもKazumiまでmailを下さい。


This page hosted by Get your own Free Home Page 1