で、若い奴等が持っているモノを見るとつい欲しくなる性格のKazumiはついその気になり始める。
しかし、何か買うときには、いろいろ検討した後でなければダメな性格のKazumiは、ピッチ購入を検討課題にはノミネートしたものの、この当時仕事が忙しかったために何もしないで過ごす。ところが・・・
そのオヤジはNパの201Dか203Sが絶対オススメとのたまい、あまりにも激しく売り込んでくるので、熱意に負けて201D(ローズ)を契約。自分で入念な調査をせずに道具を買うなんて極めて異例!! JやTでさえ使っているモノなのだからと、侮っていたのも事実ではあるのだが・・・(^^;。
このオヤジの言うことの"うさんくささ"は良く心得ていたが、オヤジに言われるがままに201Dを契約したことで、やはり(?)Kazumiの波瀾万丈のピッチライフが始まる(笑)。
因みに、かかった費用は事務手数料込み税別で9800円かつ縛り6カ月付きという、今考えればとんでもない条件であった(苦笑)。
「パーソナル???、何でDDIにしなかったの。バカだね。」(<J嬢(DDIPユーザ))
「あ、パーソナルにしたんだ。でも、これ使えないんだよね。」(<T嬢(NTTPユーザ))
と、冷たい(^^;;;。NTTPを選んだ事は失敗だったんだろうか???何の下調べもせずに買ってしまったことを後悔し始める。
で、自分はどの程度の失敗をしていて、どうすれば傷を最小限に出来るのかを知るために、Web上のPHSホームページの巡回を始める(笑)。
電気モノ好きのB氏は大いに興味を示し、彼女との連絡用に欲しがる。
導入に先立ち、B氏とOさん(B氏の彼女)の生活圏をエリアチェックしておくために、Kazumiの201Dを貸し出す。結果、ほぼ問題無しとのこと。Dポの方が良いらしいことをB氏に告げるが、かといって、彼らの生活圏でDポが使える保証もないって事と、当時の北海道ではNパの方がオプション機能が充実していたという事で、二人はNパを契約することに。で、二人とも仲良く203Sユーザーになった。
その結果、我が家(10階建ての7階)の居間では20〜40dB程度の電界強度で噛めるCSが何と7種もあることが判明。うち1台は交換局IDも異なる。
時を同じくして、Jからホームアンテナの購入を奨められる。Jは機械音痴な女子大生だとばかり思っていたら、自棄にピッチに詳しい。よくよく聞いたら、大学の友達がNパの販売員のバイトをしているんだとさ。
で、Jが「ヨドバシだと安いよ」っていうので、早速ヨドバシでHA-1Sを3000円で購入。どこで買っても札幌なら3000円くらいだって事は後で知る(^^;。部屋の裏側の窓のそばで、電測するとある特定CSだけが54dBになるポイントを発見したので、そこに設置。このHA導入で、Kazumiのピッチライフはさらに深みにはまっていく(笑)。
因みに、B氏も3000円ならとHA-1Sをヨドバシで購入。B氏もなかなか深みにはまってきつつある。
B氏からの他愛もない話し。でも、95km/hで疾走する特急の車内で3分以上通話が出来た。201Dを見直す(笑)。
あと、JやTからはノイズの酷さを指摘される。こっちにはクリアに聞こえているのに、相手方では雑音が酷くて殆ど聞き取れないことが多いんだとさ。「こんな酷いPHS他にないよ。だからかけたくないんだよ。」だってさ。Jから預託機交換を申し出てはと勧められるが、まずはこっちがある程度知識を持っていないとと思い、活発にWeb上のPHS関連のページを徘徊。
個体差実験用に購入(笑)。この端末でも着発信不良はそこそこ起きるがローズよりは若干まし。
ところで、B氏は電測の出来るA235、OさんはA271を導入したとのこと。Oさんの203Sは白ロムになる。
203Sと201Dを比べると、絶対的な感度は若干201Dの方が上だが、音質は203Sの方が優れているように感じた。預託機交換となり6月14日以来使ってきた201D(ローズ)は保存端末として深い眠りについた(笑)。
因みにこの頃から、不人気端末のコレクションに意欲を燃やすようになったようだ(笑)。
その晩、妹が実家に現れた。201D各色2台、203S、A241の黒ロム合計4台とA211灰ロムとというデラックス(爆笑)なKazumiの鞄の中身を見た妹が、ピッチを欲しがる。妹はIDOの携帯を使っていたのだが、聞くところに依ると、仕事の関係でアパートを借りている東関東の某町は、IDOは圏外だがNパが最近エリア展開したとのこと。カタログを見せると、201Dか203Sが良いと言う。
ところで、うちの実家はCSとの間にマンションが建ってしまい、2階の窓辺の1箇所でかろうじてバー0~1本のためHA無しでは絶対無理。で、実家で使うことも考慮して、私の苦い経験(笑)も加味し203Sを勧める。一緒に買いに行って欲しいと言うことで実家の近くの店を回るが、203Sは軒並み売り切れており、漸く5件目で1台だけ発見。ところが、手数料・税別3980円という32k端末並みの値段が付いていた。何でこの端末だけ異常に高いのかと聞くと、昔の予約が流れたモノで、値下げの対象にしなかったとの答え。じゃあよーするに売れ残りなのにこの値段じゃ高すぎると粘ったら、1980円まで下げた。Kazumiとしてはまだ高い気もしたが、203Sを手に入れるためならやむなしと言うことで、妥協して契約。端末代はKazumiが援助するかわりに、解約時は白ロムをくれることを約束。
妹のピッチにコールしてみると・・・かかる(汗)。聞けば家中何処でもバーは最低2本で非常に快適とのこと。感謝されてしまったが、内心超ガッカリ(^^;。新しくエリアになったところだから500mWCSでも立っているんだろうなぁ。あーあ(笑)。
B氏に約束していた201D白ロムは、中央契約して速攻解約したモノを渡した。B氏は「噂のローズね」と言ってほくそえんでいた(笑)。
> ところで、今朝目覚めて、発作的に電番移し替えがしたくなったので、
> 北32条のアステルショップに行って来ました。ショップのおねーちゃん
> にとっては、201Dへの移し替えは初めてだったみたいで、そうとう苦労
> してはりました。そんでもって、nttpへ電話して、ROM書きのモードには
> どうやって入るのか教えてくださ〜いなんて言ってました。それから
> 1時間もかかってやっと201Dにアステル電番がはいりました。めでたし、
> めでたし。
>
> そんでもって、家にいるとやたら通話品質が悪いけど、この間端末の基板
> とアンテナを替えたから、CSのはずだって言ったら、なんとすぐにCSのチェック
> をするように手配してくれて、たぶん今ごろはチェックしているはずです。
> そんでもって、明日の朝に調べた結果をtelで知らせてくれるそうです。
> なんかやたらその辺の対応がよくて結構びっくりしているところです。
>
> 対応してくれたおねーさんも結構感じが良くて、アステルもなかなかすてた
> もんじゃないなぁなんて思いました。ところで、32条店には中古の端末が0円
> で売ってました。これって、電番移し替えにはいいかもっておもいました。
> もらった端末は初期不良のチェックをしてないですよねぇ〜。それで、nttpの
> 端末にastel電番をいれてるので、もしかしたら修理には結構お金がかかるかも
> しれませんしね。なんか、このへんがどうなるのかはちょっと分かりません。
> まあ、なったらレポートしてあげますから、お楽しみに(本人にとっては
> 楽しくないけど....) (^^;;
この話しを聞き、アステルショップ北32条店に急ぐ。あった中古端末はA231とA235。 これから新しくアステル契約する人には端末代を無料で契約事務手数料3,000円だけで、古い機種を使っていて安価に機種変したい人には1,000円でその他に機種変手数料1,500円だけで使って貰うためのサービスだとか。機種変での合計2,500円はともかく、新規契約なら手数料込み3,000円以下なんていくらでもあるぞ。P系端末のみとはちょっと期待はずれだが、どうせ解約も間近なA241の機種変をして、ちょっと遊んでみることに。ところが、機種変が出来るのは平日の10時から5時までと言うことなので後日出直すことにする。
未明に胸ポケットにA235を入れ散歩に出たが、その途中落としたタバコを拾おうと下を向いた弾みにA235が胸ポケットから滑り落ち、コンクリートの歩道に激突!!! 今までのPHSだとそのくらいの姿勢で落ちたことは無い。今までのPHSだと胸ポケットにすっぽりと収まっていたが、A235は長いのでポケットからはみ出してしまっていた。そのせいだと思う・・・。B氏から言われた「確かにA235も悪くないけど長いから持ち歩きづらいよ」って言葉が忌々しく脳裏をよぎる(笑)。落ちたショックで電池が飛び出してしまい、一時は血の気が引いた(大袈裟)が、幸い電話としての機能には異常が無く、ついた傷も殆どわからない程度(冷汗)。やれやれ。これから気を付けねば。