車上荒らしにご用心!(1998/08/12)




今年の夏も北海道を旅してきたのですが、大変残念なことに道内中堅都市の某市内で車上荒らしの被害に遭ってしまいました。
19:00ころホテルの駐車場に車を入れ、朝8:30ころ出発しようと車に戻ったところ、助手席側の三角窓が割られていることに気づきました。(号泣)

警察官立ち会いのもとで車内を確認したところ、コンパクトカメラの入っていた鞄が盗まれていました。鞄はその後交番で被害届けを作成しているときに、近くの公園で拾ったというタクシーの運転手さんが届けてくださいましたが、カメラは抜き取られていました。(撮影済みのフィルムだけは鞄の中に戻されていましたが)

警察の方によれば、同市内では最近同様の手口での車上荒らしが頻発しているそうで、警察も総力を挙げて捜査しているが検挙には至っていない、とのことでした。私の直前に交番に来ていたご婦人も、5分くらい車を離れた隙に鞄を盗まれ、やはり近くの公園に現金を抜き取られて捨てられていたそうです。

同市に限らず道内に限らず車上荒らしというのは多いそうです。
楽しい旅のために以下の点に十分ご留意下さい。(警察のアドバイスです)

  1. 車を離れるときには必ずドアロックを!
    「ちょっとだから」「すぐ戻るから」という油断を犯人は窺っています。必ずすべてのドアがロックされていることを確認しましょう。最近の集中ドアロック装備車は運転席側をロックしただけですべてのドアがロックされるようになっていて大変便利ですが、故障でロックされないこともあるそうです。必ず自分の目で確認を!

  2. 貴重品は車内に放置しない!
    基本中の基本ですが、これも意外と守られていないようです。今回私は現金類をすべて持ち歩いていたために被害が少なくて済みましたが、そうとはいえ車を壊されてしまってはたまったものではありません。(修理代約2万円( ;_;)/~~~\)貴重品は必ず身につけて、あるいはホテルのフロントに預けましょう。また「貴重品の上にはカバーなどをかけて外から見えないように」といわれますが、プロの目からすると「隠すほどの貴重品がそこにある」と思われてしまい逆効果になることもある、とのことです。

  3. 駐車は明るく人通りの多い場所に!
    第三者の悪意が介在するものなので「防ぎようがない」と言われればそれまでですが、犯罪行為を回避するためには周囲の環境を利用することも大切。ホテルなどでは入り口に近く照明のある場所に停めるようにしましょう。私が停めていた場所は、立体駐車場の一階で照明も少なく、おまけにホテルの建物からはちょうど死角になる場所でした。

特に他県ナンバーでたくさんの荷物を積んでいる車というのは「私は旅行者です」と宣伝しているようなものです。犯人からすれば「現金や貴重品があるに違いない」と考えることもあるでしょう。

せっかくの旅を台無しにしないように気をつけましょう。


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