レンタルビデオを借りてきて家でお手軽に楽しむという見方を否定する気は全くありません。でも、たまには映画館に出掛けてみませんか?
*1:恥ずかしいんで大きな文字では書けませんが、タイトルは「もういちど逢いたくて/星月童話」(主演:レスリー・チャン/常盤貴子) です。東京の舞台挨拶有りの映画館では徹夜組までいたそうですね。
*2:「マルチプレックス・シネマ」とか「シネコン」って言うみたいですね。
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昨日、映画を見に行ってきました。数日前から気になっていたタイトル*1があり、オムニバス映画館*2って言えばいいんでしょうか、一ヵ所で数種類の映画を上映しているところがあるんですが、そこの上映予定を調べたらやっているとのことでしたので行ってみました。映画を見るのは実に6〜7年振り、東京は渋谷の映画館で見た「ぼのぼの」が最後でしょう(知ってる人だけ笑ってください)。その前はというと高校の時の映画鑑賞教室です。古すぎますねぇ。しかもこれは自分の意思ではないですし。(笑)
で、映画の感想などは各個人それぞれの見方というものがあるでしょうからここでは述べません。(面白かったけど)
今回数年振りに見て思ったのは、「やっぱり映画はいい」ということです。あの目の前に展開するスクリーンの映像、迫力の音響はどうやってもテレビで再現することはできません。当然のことですが、映画を作る人たちはその映像がスクリーンに映し出されることを前提として製作しています。映画の良さというものは、それをスクリーンで見て初めてわかるものなのだということを今更ながらあらためて実感しました。
映画館自体も変わりました。昔の映画館というと30分座っているだけで腰が痛くなるような椅子に撒き散らされたポップコーンと飲み物をこぼしてべとべとになった床というのがつきものでした。今回行ったところは最近作られた映画館だからこそでしょうが、館内は清潔で椅子の座り心地もよく、とても快適に楽しむことができました。
しかし・・・封切り初日第2回目の上映だというのに観客はなんと3人。私の他にカップルが一組だけでした。もちろんタイトル*1にも場所にもよるんでしょうが、これは映画全体の傾向なのでしょうか。わざわざ映画館に出掛けていくより自宅でレンタルビデオを見ている方がいいっていう話も聞きますし、何より私自身が今まで「映画を見に行くなんて面倒くさい」と思っていました。
レンタルビデオについてはよく知らないのですが、1本2泊3日借りて数百円でしょうか。それに比べて映画の入場料(今回は\1,700でした)は高く感じてしまいがちですが、その価格差以上の良さがあることは必ず実感できるでしょう。
私の知り合いの映画ファンの方が言っていたことですが、「テレビで見るのはあくまでテレビであって、あんなものは映画じゃない」という言葉の意味が少しだけわかったような気がします。
私もこれからはもっともっと貪欲に映画を見よう、と感じた一日でした。