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VANGELIS関連CDリスト(自己所有分)
個人的なことなど書いてありますが、なにかの参考になれば幸いです。
タイトル | コメント | |||
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レーベル | YEAR | 所有メディア−購入日 | お気に入りRANK | |
アフロディテス・チャイルド 「BEST OF APHRODITE'S CHILD」 |
友人の買い物のお付き合いで新宿の「DISC LAND KINNIE」に行った時偶然GETできました。解説には必ず書いてある「It's five o'clock」「Rain and tears」をやっと聞くことが出来てvangelis者としては感極まる思いです。でも私はイントロでピアノがLR振りきりPANのアルペジオを奏でる1曲め「spring,summer,winter and fall」が好きです。CD欲しいです。なんとかなりませんかねぇ... 月日は流れ、'98年10月HMV数奇屋橋店にてついにCDをget! | |||
mercury | ? | LP(西ドイツ盤)1986/5/3 CD(西ドイツ盤)1998/10/28 | ★★★★ | |
ヴァンゲリス 「HYPOTHESIS」 |
友人の買い物のお付き合いで新宿の「DISC ROAD」に行った時に偶然見つける。同時にDRAGONもあったがお金の持ち合わせが無かったのでとりあえずこちらだけGET!迷盤(笑)「霊感の館」を思わせるAB面パート1、パート2の大胆な構成。すでにvangelisここにありといった所でしょうか?いきなりJAZZ入ってるし、解説もないし、'71のレコーディングということだから「666」の前の作品だし、まさにビックリ仰天な作品です。ただB面の「HYPOTHESIS PART2」は「EARTH」の雰囲気を感じさせてくれます。以下参加メンバーです。ご参照下さい。 VANGELIS - KEYBOARDS MICHEL RIPOCHE - VIOLIN BRIAN ODGER - BASS GUITAR TONY OXLEY - DRUMS PRODUCED BY GIORGIO GOMELSKY | |||
Affinity | 1980 | LP(イタリア盤)1984/4/22 | ★★★ | |
ヴァンゲリス 「THE DRAGON」 |
HYPOTHESISに遅れること約1ヶ月半、
売り切れてやしないかとヒヤヒヤしましたがありました!
全編666な雰囲気を感じさせます。私はB面ラストの「STUFFED TOMATO」
が気に入りました。vangelisはキーボードとパーカッションを担当しています。
「HYPOTHESIS」同様、レーベルやらライセンスがやたらにあって、
どれがどれだか分からんなァ...確認出来るは「Oxford」「Ariston」
「Affinity(HYPOTHESIS)」版元を渡り歩いてきたということか?
以下参加メンバーです。ご参照下さい。 VANGELIS - KEYBOARDS/PERCUSSION ARGHIRIS - GUITAR MICHEL RIPOCHE - VIOLIN BRIAN ODGER - BASS GUITAR MICK WALLER - DRUMS PRODUCED BY GIORGIO GOMELSKY 追記: 2001年7月、GEMM経由LASZLO KOVACS(HUNGARY)でCD盤をGet。久々に野心ある(?) 若き日のvangelis作品(というより、コラボレーション的かな)を堪能出来ました。 ということで、評価が星2つ上がりました(笑)。印象的なところをいくつか...。 1.THE DRAGON Fuzzなシンベ風(ギターか?)の律動、怪しいヴァイオリンのポルタメント、 鋭いギターのストローク、 日本太鼓のようなボコボコとした響きのパーカッション等、 辛うじてオドロオドロしいドラゴンのウロコを連想させますが... (ちと苦しい?(笑))。 2.STUFFED AUBERGINE クラビ風ソロが「いにしえ」の響きを奏でます。 アフロディーテの丘までどのくらい?(笑)。後半の白玉が「動物の黙示録」 していて浮揚感をたっぷり味わえます。どうでもいいことだけど、タイトルの「ナス」 とはどういう発想なのだろうねぇ?(苦笑) 3.STUFFED TOMATO イントロからギターソロが印象的で、ブレイク後もアグレッシブな演奏が続きます。 「666」の「バビロン」を髣髴とさせます。またBPM=80の基本テンポを倍に取ったり、 ちょっとドラムン・ベースっぽいですね。 一方のキーボードも早弾きしていて負けていません。 それにしてもギターがカッコイイなぁ〜。 | |||
Charly BIEM-ARTISJUS | 1981 ? |
LP(イタリア盤)1984/6/17 CD(ハンガリー盤?)2001/7/25 | ★★★★★ | |
アフロディテス・チャイルド 「THE GREATEST HITS」 | HMV数奇屋橋店にてget! 同時に「BEST OF APHRODITE'S CHILD」もあり一緒にget! 既に「THE COMPLETE COLLECTION」が手元にある状況なので音源的には目新しさはないもののvangelis者の性でつい収集欲が...(笑)でも当時のジャケットやら写真などが拝見できたのは貴重です。まあ、現在のvangelisのイメージとのギャップには閉口しましたが(苦笑)。 | |||
MERCURY | 1995 | CD(オランダ盤)1998/10/28 | ★★★★★ | |
アフロディテス・チャイルド 「666(666〜アフロディテス・チャイルドの不思議な世界)」 |
伝説のプログレバンドの超大作(?)という触れ込みのアルバムですが、高校時代に、初めてvangelisの話が通じるT.H氏(お元気ですか?)にテープを借りて聞いたのがはじめで、「これもvangelisかぁ〜!?」と当時は困惑しながら聞いたのをおぼえてます。まだこの頃は若かったからね...(笑)この作品は聞き込んで行けば行く程のめりこんでしまうのでした。今聞いても「∞」は迫力があります。まだ聞いたことのないvangelis者は必ず聞くべし! そうそう、ENIGMA(グランド・ビートにグレゴリオ聖歌を乗せたというあれです(笑))の曲に思いっきりサンプリングされているのには驚きです、一聴あれ!(^o^) | |||
VERTIGO | 1972 | LP(国内盤)1983/6/5 CD(国内盤)1990/1/4 | ★★★★∞ | |
アフロディテス・チャイルド 「THE COMPLETE COLLECTION」 | ひらえもんさん情報によるとアフロディテス・チャイルドのファーストアルバムが出まわっている!、とのことで早速CDを求めて渋谷を流した訳です。ファーストアルバムは残念ながら見つからなかったのですが、新装HMVにてなんと「THE COMPLETE COLLECTION」なる2CDものがあるのを発見。収録曲は36曲で解説にある未リリースを含む作品リスト(54曲)を眺めるとCOMPLETEの名は正真正銘のようで安心しました。恐らく「END OF WORLD」+「IT'S FIVE O'CLOCK」+「666」からの10曲というのが収録構成のようです。いやぁ、念願の「spring,summer,winter and fall」が聞けて、「31才('98/7/2現在)までvangelis者やっててよかった〜」と黒缶トラのように(笑)心から涙するvangelis者です。難を言えば、歌詞カードが無いので一緒に歌えないことか?(自爆)それにしても、若き日のvangelisの勇姿には複雑な思いです(苦笑)。EPのジャケットのデザインも何か...(^^;) | |||
merecury/polydor | 1996 | CD(ドイツ盤)1998/7/2 | ★★★★∞ | |
ヴァンゲリス 「EARTH」 |
このアルバムも傑作です。曲間、曲中にバンバン入る効果音(環境音)も効果的。本当に珠玉の名作。聞くべし! '99年8月、謎のCD盤をget!この機会に曲目の感想なと...。 1.Come on ギター、グランカスタ(?)、ベース、ヴォーカルが一体となってひたすら 「Come on」するさま(笑)は凄まじいパワーで、 聞いている方も交感神経を刺激されます(^o^)。 こうして、vangelisの"earth"という世界に引き込まれてしまう訳です。 2. We were all uprooted 「Come on」から間髪を入れず雷雨のSEでつないで、 もう現実には戻してくれません(笑)。リムショット風のパーカッション、 「DRAGON」を思わせるシンセストリングス、 民族楽器なギター風の楽器の即興が冴え渡ります。 ちょっとブレードランナーなBGMにも聞こえますが(笑)。 3. Sunny earth 前後左右から聞こえるヴォーカルが不思議な立体空間を思わせます。 先程のギター風の楽器とともにタブラが加わり、即興に拍車が掛かります。 この疾走感、緊張感は次の「He-o」を予感させます。 さらに今度はギターが暴れまくります。 4. He-o 役者が揃い、満を持して「He-o」が始まります。 それにしても、パーカッションをも操るvangelisですが、 タブラを使ったというのは斬新ですね。 タブラを使ったのって他のアルバムにあったかしら? 5. Ritual LPでは「He-o」までがA面だったので、一服つける訳ですが、 CDでは容赦がありません(笑)。 曲の方は一転して温泉郷に迷いこんだような...おっと違った(笑)、 オリエンタルな響きに包まれます。ヴォーカル、エレピ、 マラカス、グランカスタ(というより、ティンパニの皮を弛ませたような?) が、なにか儀式めいたものを感じさせます 6. Let it happen 今度はビシっとバンド編成になりますが(笑)、なぜか、 かえって曲に生々しい印象を覚えるのが不思議です。 (たしかに5曲目から6曲目にかけてはギャップが激しい(^^;)) ベースラインの律動と、 デヴィッド・シルヴィアンを髣髴とさせる金太郎アメ的なストリングスが、 独特の緊張感を与えます。 7. The City 8. My face in the rain 「The city」の、教会の鐘の音、子供たちの声、町中の喧騒。 それらを、キーボードの白玉系主体のアンサンブルで包みこむように 「My face in the rain」が流れてきます。 ヴォーカルが心にしみ渡ります。風景は夕暮れでしょうかねぇ...。 9. Wathch out 10. A song ギターが、フィナーレを告げるファンファーレのように鳴り響きます。 そこにグランカスタの地鳴り、興奮を剥き出しにしたギター、 そして「A song」では、ヴォーカルが「泣き」の旋律を奏でます(笑)。 このヴォーカルには、後半印象的なトレモロがかかり、 まさしくこのアルバム入魂のフレーズだと思いますが、 みなさんいかが思われます?(笑) そして、深遠な感じを思わせながら曲は静かに終了します。 この辺、「HEAVEN AND HELL part2」ラストに通じるところでしょう。 ところでこのCD、レーベル、プロダクト、 コピーライト等がことごとく不明(苦笑)なのが気になります。 やっちょこさん 所有のものとも違うし...。やはりイケナイ盤なのかしら? | |||
VERTIGO ? | 1973 ? |
LP(国内盤)1982/12/29 CD(?)1999/8/18 | ★★★★∞ | |
ヴァンゲリス 「L'APOCALYPSE DES ANIMAUX(動物の黙示録)」 | このアルバムを聞いて、カール・セーガン博士出演の科学番組「COSMOS」でBGMとしてかなり頻繁に使われていたんだなァと感心した訳です。今で言うとアンビエントな感じの曲でしょうか。CDの方は実は中古でGETしたのですが、このCDいつ行っても売れ残っていて何だかかわいそうになるvangelis者です。 | |||
polydor | 1973 | LP(国内盤)1983/2/6 CD(アメリカ盤)1993/5/11 | ★★★ | |
ヴァンゲリス 「HEAVEN AND HELL(天国と地獄)」 |
何も言うまい、聞きなさい。今すぐ聞きなさい。vangelisを毛嫌いする人もこの1枚だけは聞いてください。vangelis者なら言わずと知れた「COSMOS」のテーマに大抜擢された不滅のメロディを収録。涙して聞け。セーガン博士のご冥福をお祈り致します。
'98年12月に銀座山野楽器にて「20bitK2盤」をget!しかし、家のCDプレーヤーでは違いが解らん(^^;) | |||
RCA RCA/BMG | 1975 | LP(国内盤)1982/9/15 CD(国内盤)1990/11/3 CD(国内盤)1998/12/23 | ★★★★∞ | |
ヴァンゲリス 「La Fete Sauvage(野生の祭典)」 | レコード解説でよくみかけるけど、一向に手に入らない。'84年、なんとFM放送でvangelis特集があり、そこで紹介されて初めて聞いた訳です。それからまもなく輸入LPをGET。さらに月日はたち、'94にやっと輸入CDをGET。vangelis者は辛抱しませう(笑) | |||
Pema Music・polydor | 1976 | LP(フランス盤)1985/7/26 CD(西ドイツ盤)1994/11/26 | ★★★ | |
ヴァンゲリス 「ALBEDO 0.39(反射率0.39)」 |
このアルバムに収録されている「アルファ」ですが、
この曲は私にとってはじめて耳にしたvangelisの曲です。私の記憶が確かなら...
宇宙戦艦ヤマトブームの頃('77か'78)にAMラジオで、いわゆる「ラジオドラマ」
というやつでクライマックス、波動砲(知ってる?(^o^))
を打って銀河を俯瞰するシーンで(そんなシーンあったっけ?)
そのバックに神々しく「アルファ」が流れるわけです。その時の感想は、
琴みたいな音だけど、雅楽じゃないし
(もちろん当時小学生な私なので雅楽なんて言葉は知らないですね。)
変なんだけどカッコイイなぁ、と。そして運命は再び...中学2年('80)
のとき見た、カール・セーガン博士出演の科学番組「COSMOS」で、
なんとその曲がガンガン出てくるではないか!
本編の最後で番組に関する質問コーナーみたいなのがあって、そこでやっとvangelisの
「アルファ」だということがわかった訳です。すべてはここから始まりました。
(おい、曲の感想は?)余白なし(笑)。 追記: ついつい「パルスター」や「アルファ」に気をとられてしまいがちですが、 一方プログレ的な評価では「nucleogenesis」が、 キマっているような気がします。 イントロのパイプオルガンや後半のチューブラベルに、ビリビリしびれます(自爆)。 そういえば、エニグマの4thアルバム「THE SCREEN BEHIND THE MIRROR」 の1曲目がまんま「Albedo 0.39」しているのには思わずニヤリッとさせられます。 これはもうオマージュですネ(^^)。 | |||
RCA | 1976 | LP(国内盤)1982/1/31 CD(国内盤)1990/11/3 | ★★★★★ | |
Socrates 「phos」 |
レコード解説等で噂に聞く、vangelisプロディースの本作をGEMM経由で入手!
「EARTH」的な内容を期待したvangelis者ですが、
ちょっと違いました。どちらかといえば「アフロディテス・チャイルド」
なサウンドでしたね(^^)。
キーボード的にはローズのエレピがガンガン出てきます。
また、後半はギターがプログレしていていいですねー(笑)。
キーボードとのユニゾンも決まってます! 2. QUEEN OF THE UNIVERSE ローズが冴え渡ってますね。 3. EVERY DREAM COMES TO AN END 深遠なストリングスのフレーズは「666」を感じさせます。おや、 クレジットにvangelisの文字、やはりねぇ(笑)。 7. TIME OF PAIN プログレです(笑)。しっかりカウントしないとビートについていけないゾ(苦笑)。 8. MOUNTAINS 後半、ギターソロが淡々と響く中、ローズが寄り添うようにそれに応え、 パーカッションは居合抜き的にアクセントを与えます。「天国と地獄」のラスト、 又は「ALBEDO 0.39」を髣髴とさせます。 ところで、なぜお隣、韓国盤があるのに、国内盤が出てないの? | |||
PolyGram/Si-Wan Records | 1976 | CD(韓国盤)2000/4/19 | ★★★★ | |
ヴァンゲリス 「Spiral(螺旋)」 | タイトル曲「螺旋」は、ジャン・ミッシェル・ジャールを髣髴とさせるシーケンスフレーズですが、雑誌記事やレコード解説などによると自動演奏ではないと書かれていますが、これはアルペジエータではないでしょうか?(といっても、サンプリングしてフレーズの同期が完全に取れているかどうか実際確認してはいないんですが...暇な方、ご確認頂けます?(笑)B面の「見知らぬ男」はラベルの「ボレロ」な雰囲気ですが、じわじわと込み上げてくる熱い思いが何とも心地好いですね。そうそう、ポカリスウェットかカロリーメイトか忘れてしまいましたが、この曲のパクリをCMで使ってましたっけ(^o^) | |||
RCA | 1977 | LP(国内盤)1983/8/28 CD(国内盤)1992/7/23 | ★★★★★ | |
ヴァンゲリス 「Ignacio(奇蹟のランナー)」 |
映画「炎のランナー」で大ヒットして、こちら「奇蹟のランナー」が同時期あたりにレコード店に並んでいたような気がします。おそらく復刻盤なんだろうとは思いますが...買った当時家にあったレコードプレーヤーがボロくて、テープに録音するとき思いっきりS/Nが悪くなり、悔しい思いをしていたものでした。エンディングの曲もちょっとジャン・ミッシェル・ジャール入ってますな... '98年7月にHMV渋谷店にてCD盤をget。 | |||
Barclay egg | 1977 | LP(国内盤)1982/12/29 CD(アメリカ盤)1998/7/2 | ★★★ | |
ヴァンゲリス 「Beaubourg(霊感の館)」 |
聞いた当時('82年)としては評価に苦しんだアルバムです(苦笑)。でも後々になって現代音楽を拒絶反応なく聞けるようになった頃には、まあ容認できる範囲に収まったかんじですかねぇ(笑)PANをガンガン振ったり、リングモジュレータやらFM変調やらよくわからんシンセトーンが多用してあったり、アナログシンセフェチなら(^^;)そういう聞き方してみるのも面白いかも。 '99年4月に銀座山野楽器にてCD盤をget。レーベルがwindham hillになってますな。 久しぶりに聞きましたが、相変わらず異色作の印象は変りませんね(苦笑)。 そうそう、CD盤で気になったのが、1曲目10:15以降の数秒と、16:38以降曲の最後まで、2曲になるとほぼ中盤まで、まるでレコードの回転数を遅らせたような、大きなワウフラッターの如き妙な聞こえかたがするところがあることです。LPで聞いた時にこんな変な聞こえかたしたっけか(謎)。マスタリングのミスか?なんか非常に悔しいです。RCAレーベル当時の盤を探すか? '99年10月にRCA/BMG盤(ドイツ盤)を入手、事態を終息しました。 「何が悲しくて(自爆)よりによって「霊感の館」をLP合わせて3枚も 揃えなければならんのか...。」そりゃぁ、vangelis者やってる以上はねぇ? と一人でツッコミ入れている今日この頃です。 | |||
RCA windham hill/BMG Records(UK) RCA/BMG Records(UK)Ltd. | 1978 | LP(国内盤)1985/1/5 CD(アメリカ盤?)1999/4/8 CD(ドイツ盤)1999/10/27 | ★ | |
ヴァンゲリス 「CHINA」 | 映画「小林寺」の予告フィルムでなぜか使われているので、おお、もしやvangelisが音楽を担当するのか!と動揺しましたが、そんなことはなかったですね。RCAでの作風をガラっと変えてvangelis者を驚かせてくれます。A面1曲めから3曲までの流れが絶品です。シンセ、ピアノ、パーカッションと楽器の持つそれぞれの表現を巧みにドラマティックに聞かせてvangelis者に迫ります。B面はvangelis定盤の大作2曲編成。カール・セーガン博士出演の科学番組「COSMOS」でもお馴染みの曲です。 | |||
polydor | 1979 | LP(国内盤)1983/9/18 CD(国内盤)1991/8/17 | ★★★★★ | |
ジョン&ヴァンゲリス 「Short Stories」 | 盟友ジョン・アンダーソンとのコラボレーション第1弾!vangelisのもう一つのポップな面がアルバム全曲にあふれています。特に2曲め3曲めが大好きです。'91年に我家にCDプレーヤーがやってきて以来vangelis総タイトルCD化計画が発動する訳ですが、当時国内でCD化されているのは「666」、RCA関係とpolydorの「THEMES」「動物の黙示録」「CHINA」「野生」「流氷原」、そして移籍したEAST WESTからの新譜「THE CITY」だけのようで、我慢できず輸入盤に手を出すことになりました。本当ならvangelis情報のためにも国内盤で解説付きを選びたいところですが、過去のアルバムだし、難波弘之&S.O.Wのようにまったく入手出来ないよりはマシと思いまして...(難波弘之&S.O.W再版してください>レコード会社様)GETしたのはUSA盤ですが、歌詞カードすらないのが寂しい... | |||
polydor | 1979 (1980?) |
LP(国内盤)1983/9/18 CD(アメリカ盤)1991/8/17 | ★★★★★ | |
ヴァンゲリス 「OPERA SAUVAGE(野生)」 | 高校1年の時、T.H氏からテープを借りて聞いたのが最初です。T.H氏とは氏が会話の中でポロっとvangelisという言葉をもらした時、「あ、俺もvangelis知ってるよ!」とこんな感じで話しが弾みました。また同じく「COSMOS」を愛好しており、「あのシーンのあの曲は...」と盛り上がっていたものです。そして話題になった曲がこのアルバムにある「アイルランド」でした。そういえば現代社会の研究発表のレポートをこのアルバムを聞きながら徹夜で書いてたっけ...(感傷)このアルバムを聞いて思い出すのはこの頃のことばかりですね | |||
polydor | 1979 | LP(国内盤)1983/3/23 CD(国内盤)1990/1/4 | ★★★★★ | |
アイリーン・パパス 「ODES」 |
オンラインCDショップ「MUSIC BOULEVARD」で初購入しました。アルバム発表は1979年で
「CHINA」「Short Stories」「OPERA SAUVAGE」といった傑作揃いのまさにアナログ機材
全盛期の頃の作品です。'84年のFM東京の番組「サウンド・マーケット」
サウンドクリエイター特集で耳にして以来です。辛抱しました(苦笑)。 1曲目「LES 40 BRAVES」、先の番組で紹介された曲ですが、思わず分厚いブラス・ ストリングスに鳥肌が立ってしまうvangelis者です(笑)。ティンパニが一段と かっこいいことといったらありません。また、トレモロ風なキラキラ音も印象的です。 vangelisの重要なモチーフでもある合唱隊も、Ireneとの素晴らしい掛け合いを演じて います。2曲目「NERANZOULA」は、「アフロディーテの丘(笑)に沈む夕日」 といった情景を思いおこさせます。 5曲目「LE FLEUVE」には「Ignacio」のイントロ+「HEAVEN AND HELL」 入ってます。6曲目「RACINES」は「EARTH」でもガンガン使われていたリュート風の 弦楽器?(民族楽器に詳しい方、情報求む!)の調べを堪能できます。 自分が広大な大地の上にいるような錯覚を覚えます。7曲目「LAMENTO」も「EARTH」 の雰囲気を感じます。トレモロ音や、ブルガリアンボイス的な響きがたまりません。 やはり、この頃のvangelisの作品は本当に素晴らしいです。 | |||
Spheric B.V/Polydor | 1988 | CD(西ドイツ盤)1998/11/4 | ★★★★∞ | |
ヴァンゲリス 「See You Later(流氷原)」 | これも高校1年の時、T.H氏からテープを借りて聞いたのが最初です。ジョン・アンダーソンとのコラボレーション色の強い内容ですが、A面最後の「NOT A BIT - ALL OF IT」のような素っ頓狂な曲も...B面は出ました定盤大作2曲編成。フランス語の語りあり、少年の呟きありで独特な緊張感を感じます。タイトル曲「SEE YOU LATER」はなんとなく「EARTH」を連想させてくれます。映画「ブレードランナー」にも使われた「MEMORIES OF GREEN」も収録されてます。当然映画よりこの曲の方が先に出来ているわけですが、キラキラする効果音が曲のバックで鳴ってますが、これが映画で実際使われたシーンにぴったり合っているのには驚きです。 | |||
polydor | 1980 | LP(国内盤)1984/3/25 CD(国内盤)1990/1/4 | ★★★★★ | |
V.A. 「THE MUSIC OF COSMOS」 |
記念すべきCOSMOSのサントラです!。以前、南ア盤?CDの情報がありましたが、
vangelis関連の収録曲がオリジナルアルバムで揃ってしまっていたので、
今一つ購入の動機がつかめませんでした。先日、
米国でのDVD+2CD仕様サントラの発売情報を知りましたが、
残念なことに国内からの注文が出来ない(?)とのことで、
無性に(笑)サントラが聞きたくなってしまいました。そんな飢餓感を抑えるべく、
Collectables Recordsからでた、1981年のLPの復刻盤CDをGetしてしまいました。
ジャケット絵はLPの方がよかったなぁ(苦笑) 自分の小遣いから初めて買ったLPが「THE MUSIC OF COSMOS」でした。 高校受験を控えた中学3年の秋、友人の志望校の学園祭に、 下見を兼ねて出かけた帰りに石丸電気レコードセンターで購入。前日(?)には 自分の志望校に付き合ってもらいましたが、小雨降る寒い日で土曜日初日とあって、 人影は少なく、とても学園祭とは思えない(苦笑)静まり返った校内に、 緊張のなかで戸惑いを覚えたのを記憶しています。 目当てのブラスバンドのコンサートの時間帯が合わず、 早々と引き上げてきましたっけ(苦笑)。傘をさしながら土手の上を歩いて帰ってきた? 当時「ALPHA」の短さに非常に残念な思いがありました。 それでもこのアルバムの中で一番好きな曲だったので、毎日聞いていましたね。 vangelis以外のシンセものではシナジー「レガシー」が秀逸ですが、 J.M.ジャールが漏れたのはなぜだろう(笑)。 また、クラシックの選曲もCOSMOSの雰囲気を十分に味わえます。バロック調の パッヘルベル「カノン」、ヴィヴァルディ「四季〜春」、バッハ「パルティータ3番」、冨田勲編曲の「ソラリス海」こと「3声のシンフォニア第2番ハ短調BWV.788および コラール「我なんじに呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV.639」。一方では、 現代音楽から武満徹「心の宇宙」、ショスタコーヴィチ「交響曲11番」、 ストラヴィンスキー「春の祭典」。さらに民族音楽のブルガリアンボイスから 「羊飼いの娘」。まさにバラエティに富んでいますね。 CDで改めて聞いてみて、懐かしさが込み上げてきました。ここ数年、 まともにクラシックを聞いてなかったので、 オーケストラの響きが生々しく、 とても新鮮に感じられました。 これで当分はクラシック熱にうなされそうです(笑)。 | |||
RCA BMG Special Products/Collectables Records | 1981 2000 |
LP(国内盤)1981/9/20 CD(アメリカ盤)2000/9/28 | ★★★★ | |
ヴァンゲリス 「CHARIOTS OF FIRE(炎のランナー)」 |
このアルバムを初めて聞いたのは高校1年の時、FM放送のシンセサイザー特集の番組でした。(この時紹介されたものには、ジャン・ミッシェル・ジャール「磁界」、スザンヌ・チャーニ「セブン・ウェイブス」、冨田勲「大峡谷」。「磁界」は後にCDをGET出来たのですが、「セブンウェイブス」は未だGET出来ていません。一部の曲はベストやピアノ編曲などでCD化されているんですが...機会がありましたらぜひご鑑賞下さい。またCD化されますよう、レコード会社の方宜しく!)お金が無かったので輸入盤になってしまいましたが...A面最後に入っている合唱曲「聖地エルサレム」ですが、フェードインではなく頭から聞きたかったなァ。またB面はタイトル曲1曲のみ、やってくれます。1曲め「タイトルズ」にはボーカル入り編曲バージョンも出来ましたが音源をGET出来ずじまいで残念です。 '98年7月に「セブンウェイブス」CDを無事get。お騒がせしました。 | |||
polydor | 1981 | LP(国内盤)1984/4/22 CD(西ドイツ盤)1995/11/1 | ★★★★★ | |
ジョン&ヴァンゲリス 「Friends Of Mr. Cairo」 | これも高校1年の時、T.H氏からテープを借りて聞いたのが最初です。盟友ジョン・アンダーソンとのコラボレーション第2弾です。なんでも「STATE OF INDEPENDENCE」がチャートに入ったそうです。後にCD(アメリカ盤)をGETして驚いたのが、ジャケットが違っている(ジョンとVANGELISがお酒(洋酒に詳しい方なら銘柄が分かるはずですね(笑)飲みながらカードゲーム(ポーカーでしょうか?)をしていてVANGELISがにっこり笑っているのが印象的です)、LPと曲順がバラバラ、さらに1曲分増えてる!これはどういうこと??といったかんじですが、その時は「The Mayflower」がどうしてもCDの音質で聞きたかったので詮索せずにGETしてしまいました。そのボーナストラック(?)「I'll Find My Way Home」はさらに後、「PORTRAITS」に収録されました。 | |||
polydor | 1981 | LP(国内盤)1984/11/2 CD(アメリカ盤)1991/10/23 | ★★★★ | |
ジョン&ヴァンゲリス 「STATE OF INDEPENDENCE」 | いわゆるLPシングルというやつです。「State of independence」「Friends of Mr. Cairo」の2曲収録で、両タイトルともLONG VERSIONということになってますが、買った当時聞いた限りでは、アルバム収録版と変わり無かったと記憶しています。聞き直したくてもテープに録音しなかったもので...さらにレコードプレーヤーも今はなく。お金の余分が無くそこまで整備出来ないのが残念。 | |||
polydor | 1981 | LPシングル(イギリス盤)1985/1/19 | ★★ | |
ヴァンゲリス 「ZIJN GROOTSTE SUCCESSEN」 |
GEMM入り浸りの時にまたしても見慣れないタイトルを発見して冒険してみたものの、
案の定コンピレーション物でした(笑)。以下収録曲一覧です。 KANT1: TO THE UNKNOWN MAN 12 O'CLOCK BACCHANALE KANT2: PULSTAR BEAUBOURG DERVISH D. KANT3: SPIRAL ALPHA ALBEDO 0.39 A WAY KANT4: THEME FROM THE TV SERIES "COSMOS" SO LONG AGO, SO CLEAR BALLAD SWORD OF ORION 「12 O'CLOCK」「BACCHANALE」「A WAY」にはっとしましたが、 そういえば「Heaven and hell」についてるインデックスでしたね。 なにせ、ずっとこのかたpart1、2でしたから...。 よくよく調べてみると、「Greatest Hits 2cd」 とかいうタイトルでCD化になってるやつらしいし...(涙)。 | |||
RCA | 1981 | 2LP(オランダ盤)1999/9/18 | ★★ | |
ヴァンゲリス 「Chariots of fire・China・Opera Sauvage 3 record set」 | 謎のレコード3枚box!レコード店(お茶の水disk union)で見つけた時は、おお!見たことのないやつだ。おまけに特製book入り!これだけで\4980出して買ってしまうという。家に帰って良く見ると「Chariots of fire」「China」「Opera Sauvage」のboxセットだったという(号泣)一回も針を降ろすことなく棚の肥やしに...でも、「China」の盤面にvangelisのサインが入ってます! | |||
polydor | 1982 | LP(イギリス盤)1985/1/19 | ★ | |
ヴァンゲリス 「BLADE RUNNER」 | 正真正銘のオリジナルサウンドトラック。解説によれば映画公開から12年後にやっと発売されるという前代未聞のリリースです。雑誌のレコード評によると劇中のセリフまで入っているそうで、なんか強引にサントラにした、というような感じがして今まで買わずにいたのですが、'98年はじめに「OCEANIC」まで揃って、少々余裕があったのでやっとGETしました。エンドタイトルやラブテーマよりも他の曲の方が新鮮で思いのほか良かったです。思わず映画を見直したくなってきました(笑)7曲め「BLADE RUNNER BLUES」のシンセソロが泣けてきます。ラスト「TEARS IN RAIN」で、死を前にしてレプリカントが、ブレードランナーに語りかける言葉が入っていますが、これがまた効果的でそのままvangelis節になっているという訳です。天晴! | |||
EAST WEST | 1994 | CD(国内盤)1998/1/17 | ★★★★★ | |
THE NEW AMERICAN ORCHESTRA 「BLADE RUNNER ORCHESTRAL ADAPTATION OF MUSIC COMPOSED FOR THE MOTION PICTURE BY VANGELIS PRAIVATE COLLECTION」 | これまた謎のオーケストラアレンジ物の「ブレードランナー」サントラです。当時、例のブレードランナーのエンドタイトルが車のCMに使われて「何処かに音源がある」といことで、やはり輸入ものの中から見つけたのがこれ。後に国内盤にもなったとおもいます。私としては大変気に入っております。実際、「THEMES」をGETして、オリジナルと聞き比べると、オリジナルの方のシンセベースのアタックが甘かったり、和音の構成音が足りなくてハーモニーが薄い、といった物足りなさを感じた程です。まあ、オーケストラ編曲ということでしっかりハーモニーを積んで鳴っている訳ですから当然といえば当然なんですが... | |||
Warner Bros./Full Moonpolydor | 1983 | LP(アメリカ盤)1985/6/15 CD(国内盤)1998/4/4 | ★★★★ | |
ヴァンゲリス 「ANTARCTICA(南極物語)」 | いきなり日本映画のサントラを担当してくれるとはvangelis者のとしては何とも鼻が高い思いです。そして期待を裏切らない内容には恐れ入ります。字幕クレジットに「日本楽器」の文字。その後、雑誌の記事に、「THEME FROM ANTARCTICA」の琴風のメロディはYAMAHAのDX7とあり、DX7を無性に欲しくなったのをおぼえています。また、竜笛風のリードなどもFM音源を使っているように思うのですがいかがでしょうか?このアルバムで好きなのは「OTHER SIDE OF ANTARCTICA」で劇中でのシーン(断腸の思いで南極を後にするシーン)をまざまざと思い出させます。そういえば映画見て泣いてしまったのはこれが初めてかも(*^^*) | |||
polydor | 1983 | LP(国内盤)1985/1/5 CD(アメリカ盤)1995/11/1 | ★★★★ | |
ジョン&ヴァンゲリス 「PRAIVATE COLLECTION」 | 盟友ジョン・アンダーソンとのコラボレーション第3弾です。音的には、同時期の「南極物語」の感じです。金物系にはYAMAHAのGS系やDX系のFM音源が使われているようですが、そのせいかアルバム全体に透明感が感じられます。やはりFM音源のアタックがリバーブによく映えるせいでしょうかねぇ。「See You Later」「Friends Of Mr. Cairo」とは明らかに違っていると思います。この傾向は「MASK」あたりまで顕著に現れている特徴で、RCAからpolydor前期、そしてその後期へと作風が変わるそんなアルバムではないでしょうか。このアルバムで好きなのは「DEBORAH」「HE IS SAILING」そして十八番のB面1曲の大曲「HORIZON」。スネアの「ダン」っという重い感じがたまらんなぁ〜(笑) | |||
polydor | 1983 | LP(国内盤)1985/1/19 CD(西ドイツ盤)1991/8/17 | ★★★★ | |
ヴァンゲリス 「Soil Festivities(大地の祭礼)」 |
(この作品以降、「THEMES」までvangelisから少々距離をおくことになります。つまりリアルタイムで聞くことがしばらく無かったことになります。原因は、他の音楽を聞く機会が増えた、MIDI野郎(笑)になって創作に没頭(苦笑)するようになった、(認めたくないけど)vangelisの音楽に飽きた(問題発言)等があげられます。でも実際このアルバムから続く「実験的作風」をリアルタイムに聞いてvangelisに対する興味を失わないでいられたかどうか、正直自信がありませんです、ハイ(苦笑) ここに来て再び実験的な作風になってくるvangelisです。曲名も「Movement1〜5」といったジャン・ミッシェルジャールを思わせる感じです。イントロからとうとうと流れる旋律は実に心地好く、眠る前に聞くことが多いのですが、2曲めあたりでいつも眠ってしまい、より即興的な3曲め以降を聞きもらします(苦笑)このアルバムが発売される数ヶ月前に「サウンドクリエーター特集」と題したFM放送があり、vangelisの回に紹介されて聞いたのが最初でした。この時イレーネ(アイリーン?)・パパスとのコラボレーションの曲も紹介されてましたが、このCDもいつかはGETしたいと思います。 | |||
polydor | 1984 | CD(西ドイツ盤)1991/8/17 | ★★★ | |
ヴァンゲリス 「THE BOUNTY」 |
私にとって初めての「限定盤もの」というのがこのアルバムです。やっちょこさん情報から、すみや渋谷店にてget!。私のはLIMITED EDITION 574 OF 2000でした。copy rightは1984年で、音色的には「DIRECT」より前なのでアナログシンセがメインで、最新作と比較すると「懐かしさ」を感じさせてくれますが(1998年10月現在)、18曲目「Deserters」のトレモロストリングスの音色がどうもサンプリング音源に聞こえるあたり、アナログバリバリでもなさそうです。また突然映画のサウンドトラック?(フィルムの音声トラック)から抜き出した曲が入っていて、それがまた「La Fete Sauvage」していて聞いててビックリします。作風は「PRAIVATE COLLECTION」や「MISSING」、そして「Beaubourg」調のインプロビゼーション(笑)を思わせてくれます。少々残念なのが、メロディアスな曲が全体的に短い反面、いかにもサウンドトラックといったBGM調の曲がやや冗長な事、そしてS/Nが悪い事でしょうか?まあ、貴重な音源なのでこれで我慢するvangelis者です。
お気に入りの曲はCD2の4曲目「Cast Adrift」です(笑)。メインテーマを遅回しした安易な曲のように思われますが、アンビエント・スピリッツが漂うリミックス的な所が何ともいえず心地良いです(笑)。何故か「Beaubourg」を聞きたくなる衝動を覚えます(自爆)。
それにしてもMade in E.E.Cとは? European Economic Communityなの?(^^;) | |||
ONE WORLD MUSIC | 1995 | CD(E.E.C盤?)1998/7/2 | ★★★ | |
ヴァンゲリス 「INVISIBLE CONNECTIONS(瞑想-見えない絆)」 | 輸入レコード店で1回だけジャケット(私の記憶が確かなら、LPシングル「STATE OF INDEPENDENCE」と同じ、さらにJON&vangelisのベスト盤?のものとも同じだった気がします)を見たきり、以来どこからも見あたらなくなり、なぜその時GETしなかったのかとずっと後悔してました。'97年某日、石丸電気レコードセンターを流しているとジャケット新装でひっそりCD化されているのを見つけ無事GET!でも内容は霊感の館の様でいまいち(苦笑) | |||
polydor | 1985 | CD(国内盤)1996/7/13 | ★ | |
ヴァンゲリス 「MASK」 | polydorでの実験的作風の三部作ついに完成といったところでしょうか?私としては「霊感の館」や「INVISIBLE CONNECTIONS」より少し聞きやすくなった、といった感じなんですが...まあ、コーラス隊との共演で響きに厚みがあり豪華なんですが、vangelisらしいドラマティックなメロディが欲しいところ。ただ、後の「1492-CONQUEST OF PARADISE」や「OCEANIC」の習作とも取れないこともありませんが、どうでしょうか?「Movement5」のイントロ部分なんか、よくテレビ番組等で使われてましたね。 | |||
polydor | 1985 | CD(西ドイツ盤)1991/8/6 | ★ | |
アイリーン パパス・ヴァンゲリス パパサナシュー 「RAPSODIES」 |
イントロからいきなり来てます!。思わず「CHINA」を髣髴とさせます。
馬のSEはサンプラーでしょうか?ジャケットには1986年とありますが、
作品の流れでいくと次に「DIRECT」が控えているのに、
それほど新機材の投入がないようです。まあ、「由緒正しい」(笑)
音作りといったところでしょうか?。パパスとの前作、「ODES」にくらべ、
ドラマティックな展開になり、より洗練された感じを覚えます。
6曲目「CHRISTOS ANESTI」は、シンセ・ストリングが冴え渡っています(^^)。
7曲目「ASMA ASMATON」は一転してパパスの語りに、vangelisの緊張感のあるベースと
ストリングスというシンプルな構成で、神秘的でシャーマン的な雰囲気でアルバムを
締め括ります。まさに「∞」が入ってます。近年にないプログレッシヴな曲です。 CD!now、$38.49にて購入したのですが、ちょっと気になることがあります。 @盤面に見られる虹色の縞が歪んでいる 音質的は問題ないが、盤の作りが今一つ。 A盤面の「polydor」のマークが異なる 「ODES」のように、赤地に黒い半円、白抜きの「polydor」でなく、 黒枠の中に黒字で「polydor」になっている。 B何処の製造かはっきりしない 盤中央に刻んであるのは一応「Made by Digital Press Hellas S.A.」 ジャケットには「polydor」「SPHERIC B.V. 1986」「PolyGram」を確認 Cジャケットケースに封印がある(笑) 何故に封印が?ノリがはみ出しケースが汚れている。封印には 「TAINIA ASFALEIAS KAI GNHSIOTHTAS3685972 PolyGram」とある D別のオンラインCDショップでみた曲順(曲名?)と違う? 見間違いならいいが...。 どうなんでしょう?(苦笑) | |||
SPHERIC B.V./PolyGram/polydor | 1986 | CD(ギリシャ盤?)1999/1/25 | ★★★★★ | |
スザンヌ・チャーニ 「THE VELOCITY OF LOVE」 |
仕事帰りにハンター数奇屋橋本店をながしていると、LPコーナーに難波弘之「ブルジョワジーの密かな愉しみ」\700を見つけ、早速get!「今日はなにか掘り出し物がありそうだ」と心躍らせCDコーナーへ。するとイージー・リスニングのコーナーにスザンヌ・チャーニ女史のこのアルバムを発見し、こちらもgetする。家に帰ってCDを聞きながら参加アーティストの欄を見ると、"VANGELIS:Synthesizer Solo"のクレジットが全5曲中3曲に!まさか、スザンヌ・チャーニのアルバムからヴァンゲリスの名前が出てくるとは意外でした。レコード店では双方NEW AGEのジャンルではありますが、御存じ個性派なヴァンゲリスに、繊細な音色とメロディで心を和ませてくれるスザンヌ・チャーニ。はたしてどんな曲に仕上がっているのか興味深々...と思いきや、何処をとってもまさしくスザンヌ・チャーニの世界が展開されているのでした。クレジットにシンセソロと銘打ってあるように、スザンヌ・チャーニのサウンドの1プレーヤーに徹しているようです。実際、このクレジットを見なければヴァンゲリスの存在を連想することは難しいでしょう(笑)。といっても5曲目にやや片鱗を感じますが...(^−^) 個人的には両者とも大好きなアーティストなので、こういうのは大歓迎です。コラボレーションの作品形式が多いヴァンゲリスなので、今後もあっと驚くアルバムを聞けることを期待してしまうvangelis者です。 そうそう、オリジナルは1986年発表。 | |||
Private Music | 1991 | CD(アメリカ盤?)1998/11/27 | ★★★★★ | |
ヴァンゲリス 「DIRECT」 | vangelisを知らない人でも1曲め「THE MOTION OF STARS」は聞いたことがあるのではないでしょうか?このアルバムもリアルタイムで聞いていないのですが、ここにきて実験的作風から抜け出し、心機一転polydorからARISTAに移籍、大作指向から粒ぞろいな曲へのアルバム構成、さらに新しい楽器をふんだんに盛り込んだ(解説にある写真から確認できる機材は、YAMAHA DX7/DX7U、E-mu System EmulatorU、Roland JUNO-106/S-50/MKS-80、KORG DVP-1、AKAI S900等)音色のバリエーション。一見するとvangelisではないのでは、と思ってしまう変装ぶりには脱帽です。 またこの雰囲気は次のアルバムでも堪能出来ます。実はこのアルバムを聞く前に「THE CITY」を聞いていたので、「THE CITY」に比べこちらの方がvangelis自身の、新しいものを盛りこもうという意気込みを感じます。でも9曲め「MESSAGE」の子供の呟きなど、以前の手法も披露してくれるvangelisです。定盤のCS-80のブラスストリングスはなぜかほとんど聞かれません。もしかして寿命で壊れて使えなかったとか(笑)ラストのオーバードライブなギターが渋いです。 | |||
ARISTA | 1988 | CD(国内盤)1992/4/15 | ★★★★★ | |
ヴァンゲリス 「THEMES」 | 実はハンターで中古でGETしました。「ブレードランナー」も聞きたかったのですが、それより「MISSING」や「MUTINY」の方が貴重ですね。時期的に'81〜'83年なのでまさにvangelisが最も忙しかった(笑)頃の作品です。時間の制約からか、フェードアウトして終わらせてしまうのが気になります。また、「海辺の少女」になると思いっきりS/Nが悪くなるのが笑えます。 | |||
polydor | 1989 | CD(国内盤)1991/12/17 | ★★★ | |
ヴァンゲリス 「MINHA HISTORIA INTERNACIONAL」 | 聞いたことのないタイトルに思わずオーダーしてみたものの、実は「THEMES」 だったという...(苦笑)。まあ、国内盤は中古だったのでここは「いざぎよし」 としよう(笑)。 | |||
PolyGram | 1989 | CD(ブラジル盤)1999/5/10 | ★★★ | |
ヴァンゲリス 「THE CITY」 | やっとCDプレーヤーが整備されて、「PRAIVATE COLLECTION」以来のリアルタイムで聞くアルバムになりました。6年ぶりの新譜に思わず目から鱗(笑)一気に再評価となり、'91年ついにvangelis総タイトルCD化計画発動となる訳です。アルバムの内容ですが、「DIRECT」同様粒の揃った構成です。1曲め「DAWN」のイントロでいきなり懐かしいブラスストリングスでvangelis者はぐっと来てしまう訳です(笑)でも昔のアルバムと聞き比べるとザラザラしていて、もしやサンプラーから鳴らしているのでは?ほんとにCS-80壊れたのかしら、と勘繰ってしまうMIDI野郎です。3曲め「NEVER CENTRE」には「Ignacio」が、4曲め「SIDE STREETS」や5曲め「GOOD TO SEE YOU」には「EARTH」が、7曲め「RED LIGHTS」には「CHINA」が(あと相の手も(笑))、8曲め「PROCESSION」には「OPERA SAUVAGE」入ってたりと懐かしく思います。やや大作指向の8曲めの「See You Later」同様の印象的なスネアやアコーディオンの旋律が、ほんと泣かせてくれます。絶対に聞くべし! | |||
EAST WEST | 1990 | CD(国内盤)1991/7/9 | ★★★★∞ | |
ジョン&ヴァンゲリス 「PAGE OF LIFE」 | 盟友ジョン・アンダーソンとのコラボレーション第4弾で、なんと8年ぶりのコラボレーションアルバムになります。解説によると(このアルバムに収録されている解説の情報量はかなりのものです。vangelis者必携です)'88年にレコーディングが始まっているらしいとのことで、音的には「DIRECT」以降なので当然新機材満載です。6曲め「IS IT LOVE」や10曲め「GENEVIEVE」が素晴らしくきれいで、大好きです。ラスト「LITTLE GUITAR」は「動物の黙示録」入ってますね。 | |||
ARISTA | 1991 | CD(国内盤)1991/10/23 | ★★★★★ | |
ヴァンゲリス 「1492-CONQUEST OF PARADISE(1492 コロンブス)」 | 久しぶりのサントラ担当です。1曲め「OPENING」でいきなり合唱隊とボレロなスネアなのでぐっときてしまう訳です。さらにスパニッシュ・ギターやマンドリンの登場でまさに中世ヨーロッパの雰囲気ぷんぷんといった感じです。なかでも9曲め「HISPANOLA」がばっちりはまっていてます。全体的に、やはりサントラということでかなり抑えた印象がありますが、ラスト「PINTA,NINA,SANTA MARIA(INTO ETERNITY)」はいつものvangelis節なので安心して聞き終えることが出来ます(笑)イザベル女王役のシガニー・ウイーバーですが、威厳があって凛々しくてかっこいいです(*^^*) | |||
EAST WEST | 1992 | CD(国内盤)1992/11/13 | ★★★ | |
ヴァンゲリス 「ENTENDS - TU LES CHIENS ABOYER?」 |
渋谷のタワーレコードを流している時に偶然見つける。ジャケットを見る限り
今まで見た事はないのですが、 「どこかで見たようなタイトルだなぁ〜。とくに”?”が...」 と思いつつ買ってしまいました。聞いてみたら案の定でした(涙) 「IGNACIO」なのです。しかも驚きなのはLPでB面に相当する部分がなんと 「野生の祭典」のA面になっている!はたしてこれ如何に? | |||
CAM | 1992 | CD(イタリア盤)1998/9/24 | ★ | |
Jon Anderson 「Change We Must」 |
ジョン・アンダーソンのソロ・アルバムということですが、
vangelisとのコラボレーション曲のカバーが4曲もあり、
聞く前から興味深々です(^o^)。 1曲目「State of Independence」。実は原曲にはそれ程思い入れはなかったのですが 聞いてビックリ!「こんなにいい曲だったなんて!(苦笑)」と再評価。まあ、 ボレロというかマーチというか、オーケストラアレンジによるところもありますが、 「見知らぬ男」を髣髴とさせてくれます。 2曲目「Shaker Loop」は、緊張感漂うトレモロ・ストリングスと、 ジョンのヴォーカルとの協奏曲。ストリングスの中を、 ジョンのヴォーカルが自由自在に響きわたります。 3曲目「Hearts」。おぉ、懐かしい!ここでこの曲が聞けるとは思いませんでした。 ジョンなきYESの代わりにヴォーカルを担当したアルバム「ドラマ」(1980年) に続き、今度はジョンが復帰しヒット曲「ロンリー・ハート」(おっと、 これはタイムリーなネタでした。 最近CMでかかってますね(^^)('99年12月現在)。)を世に放ったアルバム 「90125」(1983年)のプロデュースを担当したトレバー・ホーン。 そのアルバム「90125」のラストを締めくくる壮大な曲「Hearts」が、 ここでは肩の力を抜いて、一味違った雰囲気を感じます。 終わり方がちょっと”いきなり”なのが残念ですが(苦笑)。 4曲目「Alive & Well」、9曲目「A View from the Coppice」はインストもので、 クラシックの小品といった感じの曲です。解説には「Orchestrated by ...」 のクレジットがあり、アレンジャーの力量が大きくあらわれているようです (よく解らないけど...(苦笑))。 5曲目「The Kiss」は、vangelisとのコラボレーション曲で初めて耳にする曲です。 面白いのは6曲目「Chagall Duet」とうまいこと繋がっていることです。 インデックスを見なければ1曲かと思ってしまいます(笑)。 ジョン・ヴァン節(苦笑)で、すんなり入っていける曲です。 7曲目「Run on, Jon」は再びインストものです。 ピアノとストリングスが一体となって激しくリズムを刻みます。 ちょっと現代音楽っぽいです。 8曲目「Candle Song」。タイトルがちょっと異なっていますが、「page of life」 の「Anyone Can Light a Candle」ですね(^^)。ほぼ原曲通りの雰囲気です。 オーケストラアレンジもgoodです。 10曲目「Hurry Home」は、「高原で行われるお祭り」といった、 こころおどる曲です。 11曲目「Under the Sun」。今度は、南国か?(笑)。 12曲目「Change We Must」は、1998年版「page of life」 のオーケストラアレンジ。 これがまたバッチリ決まっています。思わず鳥肌がたってしまいました(苦笑)。 とくに3:08以降からのフレーズには涙なくしては聞けません!(おいおい) | |||
EMI Records Ltd | 1994 | CD(イギリス盤)1999/11/10 | ★★★★★ | |
ヴァンゲリス 「VOICES」 |
ソロアルバムとしては「THE CITY」以来5年ぶりとなります。前作の「1492-CONQUEST OF PARADISE」の雰囲気を引きずっている雰囲気です。vangelisはこのままこういう路線に行ってしまうのでしょうか?少々不安なvangelis者です(苦笑)でも、ヴォーカルがビシバシ入っていて、JON&vangelisとはまた違ったしっとりとした感じです。特に7曲め「Losin Sleep(Still,My Heart)」はいままでにない曲ではないでしょうか?8曲め「Messages」は、思わず南極の盆踊り?を想像してしまいます(笑) '98年12月に銀座山野楽器にて国内盤get!。久しぶりに聞き直してみると、なかなか良いではないか(苦笑)...ということで評価が上がりました。 | |||
EAST WEST | 1995 | CD(ドイツ盤)1995/11/1 CD(国内盤)1998/12/23 | ★★★★ | |
DEMIS 「ATTITUDES + Bonustracks from "REFLECTION"」 |
盟友デミス・ルソスのコンピレーションアルバム(?)です。
vangelisがプロデュースした曲が含まれているとあって、
CD Teleshopからgetしました。Track 1〜7が「Attitudes」から、Track 8、9が
Merecuryからのシングル(?)、そしてTrack 10〜15が「Reflection」
からとなっています。vangelisのプロデュース曲は、アルバム
「Friends Of Mr. Cairo」な雰囲気を感じさせます。 びっくりしたのが1曲目「FOLLOW ME」です。 1984年の頃に車のCMで使われていた曲で、 聞いていたFM放送で偶然かかってたのを録音し、 前後に録音したロサンゼルス五輪のファンファーレ(ジョン・ウィリアムス作曲。 CD化されているのでいつかはGetしたい)と飯島真理「愛・おぼえていますか?」(自爆) とともによく聞いていました。当時「666」を聞いていたというものの、 テクノビートとデミス・ルソスとが、どうしても結び付きませんでしたし、この曲が 「アランフェス協奏曲」という、 オーケストラの曲ということも知りませんでした...。まさに、 16年ぶりの再開です。今聞いてもかっこいい曲です(^−^)。 | |||
BR MUSIC | 1995 | CD(オランダ盤)2000/1/24 | ★★ | |
ヴァンゲリス 「PORTRAITS」 |
未発表「SAUVAGE ET BEAU(野生と美)」、リミックス「HYMN(讃歌)」を含むベストです。とはいうものの、「ALPHA」は明らかにリミックスですね(笑)私の記憶が確かなら再編集版「COSMOS」で使われていたのがこの「ALPHA」だったのではないでしょうか?そして国内盤「Short Stories」には未収録だった「I'LL FIND MY WAY HOME」も収録されています。 追記: 某企画で、再編集版「COSMOS」の「ALPHA」が本作のものでないことを確認。 私の記憶違いでした。再編集版「COSMOS」の「ALPHA」では、 いつまでもドラムスが出てこない印象が残っており、それが本作「ALPHA」 のイントロとダブって聞こえたもので...。 それにしても横内正の語りは良い!(^o^)。 | |||
polydor | 1996 | CD(国内盤)1996/5/15 | ★★ | |
ヴァンゲリス 「OCEANIC」 | 円熟とでも表現したらいいのでしょうか?やはり「1492-CONQUEST OF PARADISE」からの流れの雰囲気です。まあ、連作らしいので同じ雰囲気は仕方がないか...個人的には粗削りな感じの曲が好きなんですが...今後この流れが続くようだとちょっと倦怠期(笑)がきそうで不安を感じます。4曲め「SPANISH HARBOUR」やちょっとミニマルっぽい5曲め「ISLANDS OF THE ORIENT」、ラスト「SONG OF THE SEAS」はちょっと「OPERA SAUVAGE」入っていていいです。 | |||
EAST WEST | 1996 | CD(国内盤)1998/1/4 | ★★ | |
ヴァンゲリス 「gift...」 | HMV数奇屋橋で\1590でget。音源的に目新しいものはないのですが、1曲目♯heme from the tv series cosmos(heaven & hell third movement)」のpianoのイントロがやはり逸品ですね(^−^)。このpianoイントロがあるのとないのとでは、なぜか曲の印象が異なって聞こえます(笑)。そういえば、「炎のランナー」のメロディのモチーフとも類似が見られます。恐らくvangelisのkeyboardの手癖なんでしょうね。同様なのは、「 Pulstar(Albedo 0.39)」「Alpha(Albedo 0.39)」「Spiral(Spiral)」「Irlande(Opera Sauvage)」「Multi-Track Suggestion(See You Later)」で、3つくらいの音数で上がったり下がったりするモチーフが顕著ですな(^^)。 | |||
BMG Records Ltd. | 1996 | CD(EC盤)1999/4/25 | ★★★★ | |
ヴァンゲリス 「9 АЛЬБОМОВ(CDROM)」 |
またまた謎のCDROM。
9枚のアルバムを1枚のCDROMにまとめたという怪しさ満載の逸品(自爆)。
9枚中5枚がコンピもので、そのほとんどがダブっているという内容。新音源は皆無。
収録フォーマットはwaveファイル(Microsoft ADPCM、44,100 kHz、4ビット、
モノラル)。以下収録アルパム一覧です。コンピものには収録曲一覧を付加。 @「ALBEDO 0.39」 A「BEST OF INSTRUMENTAL WORKS」CONQUEST OF PARADISE/TITLES/TO THE UNKNOWN MAN/INTERGALACTIC RADIO STATION/PULSTAR/CHUNG KUO/ANTARCTICA/IRLANDE/12 O`CLOCK/ALPHA/SPIRAL/DELIVERANCE/HISPANOLA B「CHARIOTS OF FIRE」 C「CHRONICLES」I HEAR YOU NOW/HE IS SAILING/THUNDER/BESIDE/BIRDSONG/A PLAY WITHIN A PLAY/AND THEN THE NIGHT COMES/DEBORAH/CURIOUS ELECTRIC/THE FRIENDS OF MR CAIRO/BACK TO SCHOOL/ITALIAN SONG/POLONAISE/LOVE IS D「L'APOCALYPSE DES ANIMAUX」「L'APOCALYPSE DES ANIMAUX」「SEE YOU LATER」両アルバムそのまま収録 E「PLATINUM」PULSAR/ALPHA/SPIRAL/TO THE UNKNOWN MAN/CHUNG KUO/IRLANDE/TITLES/THEME FROM ANTARCTICA/METALLIC RAIN/INTERGALACTIC RADIO STATION/CONQUEST OF PARADISE/12 O`CLOCK F「SO LONG AGO, SO CLEAR」「PORTRAITS」です。 G「SPIRAL」 H「VANGELIS THE BEST」上記「PLATINUM」と全く同じ(苦笑) もう一つ気になるのがルートに置いてある 「POL.ARJ」 なるファイル。中身はTIFFファイルのようですが、 password掛かっていて解凍出来ませ〜ん!(涙)。 求む!ARJパスワード・クラッカー(苦笑)。 Processing archive: D:\POL.ARJ Archive created: 1997-09-23 11:28:12 Filename Original Compressed Ratio DateTime modified CRC-32 AttrBTPMGVX ------------ ---------- ---------- ------ ----------------- -------- ----------- VANGEL~1.TIF 1885892 1845756 0.979 97-09-17 15:41:38 C557EA59 A--W B 1G VANGEL~2.TIF 817786 697148 0.852 97-09-19 15:18:50 25373E38 A--W B 1G VANGEL~3.TIF 3222310 3134480 0.973 97-09-19 15:21:36 765FD4A8 A--W B 1G ------------ ---------- ---------- ------ 3 files 5925988 5677384 0.958 | |||
不明 | 1997? | CD(ロシア盤?)1999/10/5 | ★★ | |
ヴァンゲリス 「PLATINUM」 |
上記「9 АЛЬБОМОВ(CDROM)」にも収録されていたものです。
知らないタイトルにつられてオーダーしてしまいました。
収録曲は上記参照して下さい。コンピものに「CHUNG KUO」「IRLANDE」なんて、
めずらしい選曲ですね(^^)。 収録されてる「THEME FROM ANTARCTICA」について...。「THEMES」 のときのような無残な(苦笑)フェードアウトはなく、最後の「ゴ〜ン・・・・・ (注:ドラですよ、ドラ。)」まで堪能出来ます(笑)。また、 氷原に響きわたるかのようなハンドクラップがきれいです。 一瞬のディレイの後に「パーン」と残響が飛散するあたり、小さい頃、 冬場によくやった遊びを思い出します。氷結した水面(沼ですね) に氷のかたまりを投げると、キラキラと光りながら放射状に飛び散るのです。 子供心にきれいだなと思いました。さて、プリ・ディレイが特徴的なこのエフェクト、 YAMAHAのREV1あたりが使われていたのかしら?(推測) ジャケット絵は、紅く染まった無気味な空に、水銀の海に浮かぶピラミッド。 そのピラミッドには、 マンデルブロ集合の怪しいグラフィックがテクスチャマッピングされています。 なかなかシブイのですが、印刷が安っぽい感じです(苦笑)。 ジャケット裏のvangelisの勇姿なんて縞模様浮き出てるし...。 はて、どこ製のCDでしょうか? 追記:ひらえもんさん情報によりブルガリア盤だということが判明しました。情報感謝です!。 | |||
Polydor GmbH | 1997 | CD(ブルガリア盤)1999/10/13 | ★★★★ | |
ジョン&ヴァンゲリス 「PAGE OF LIFE」 |
ひらえもんさん
から頂いたメールでその存在を知った訳ですが、なかなかCDショップに行く機会がなく
さらにやっちょこさん
のホームページの「最新情報」に、なんと廃盤の噂が!!!
「これはいかん」と早速池袋のヴァージンレコードでGET!(といっても、職場で大手CDショップに明るいT.M君に頼んだんだけどネ)例のUSA盤です。その後銀座の山野楽器に寄る機会があり、T.K&J.M.ジャールのワールドカップの企画CDでも買おうかと覗きに入るとなんと国内盤が出ている!解説読みたさにこちらも買ってしまいました(^^;)。
いやぁ、久しぶりに興奮しました。1曲め「CHANGE WE MUST」からいきなりぐっときてしまいました(笑)。
ヴァンゲリスの作品でリミックス的なものはなかなか聞けることがないし(まあ、
ジョン・アンダーソン側のフライングだとしてもなかなか貴重なんではないでしょうか?)、ここのところやや倦怠感があったので非常に新鮮な感じで楽しめました。
それにしても「JAZZY BOX」がないのはいいとして、「IS IT LOVE」がないのが大いに残念でした。91年盤でも異彩を放っていた曲だけに収録してほしかったのですが...。
私はジョン・アンダーソンのソロ作品を聞いたことが無いのでなんとも言えませんが、
もっともジョン・アンダーソン色の強い曲のような気がしています。 今度の98年盤では上記2曲と「BE A GOOD FREND OF MINE」「JOURNEY TO IXTLAN」の 計4曲の代わりに「CHANGE WE MUST」が新たに入り、 さらにラスト「WISDOM CHAIN」は、はじめ全くの別の曲か?と思ったほどイントロを 大胆に変更(というか、付け加えた?)しています。(中盤に「Soil Festivities」入ってますね)91年盤に比べCDトータルでの完成度が高いと思うのは、ひらえもんさんと同感です。トラブルを解決して、ジョン&ヴァンゲリスの次回作を期待しているVANGELIS者です。 | |||
Green Energy/OM TOWN | 1998 | CD(国内盤)1998/5/24 CD(アメリカ盤)1998/5/24 | ★★★★★ | |
ヴァンゲリス 「EL GRECO」 |
もしかしたら、これは「HEAVEN AND HELL」に並ぶ傑作なのではないか!?
そんな気がしてくる、聞きはじめて5ヶ月目('99年4月現在)の感想です。 Playing Time 73:03、1曲平均7分強、おまけに曲名も「MOVEMENT T〜]」 という内容を目の前にして、初めて聞く時の不安感!といったらありません(苦笑)。 正直、初見の印象はあまり良くありませんでした。がしかし、 聞き込んでいくうちに少しずつ印象の変化を感じるようになってきました。 まず気付くのは、 いままでのヴァンゲリスのスタイルとは一線を画していること。 レコーディング自体は新作部分を除いて1995年にされているということですが、 同時期の「VOICES」とも違うし、また「1492-CONQUEST OF PARADISE」「OCEANIC」 とも違います。何と表現すれば適切なのかわりませんが、あえて言うなら ここ近年の作品に比べて、非常にストイックな印象を強く感じます。 またサウンド面では音色の数がとてもシンプルで、 中でもストリングスには、シンセ・ストリングスではなく、 サンプリング音源によるリアルなストリングスが主体として使用されています。 そのためアルバムの印象がとても地味に感じます。しかし、です...(^^) 何故か自分が宇宙から、ゆっくりと自転している地球を眺めているような錯覚に陥る 独特の浮揚感ある「MOVEMENT T」、音階が中世ギリシャを思わせる「MOVEMENT U」、 CABALLE女史がしっとりと歌い上げる「MOVEMENT V」、「HEAVEN AND HELL Part 1」 を髣髴とさせる「MOVEMENT X」、PALIATSARAS氏のテノールが神秘的な音階をかなで、 エーゲ海を臨む「MOVEMENT Y」、大太鼓のロールが無気味に響き、やがて荘厳に響きわたる讃歌の如き「MOVEMENT [」、再び不思議な浮揚感に包まれ、 すべての物質が原子へと回帰していくかのような「MOVEMENT \」、 いままでのストリングス主体から一変、珠玉のメロディを奏でるピアノが、 一際哀愁を誘い、思わず込み上げてくるものを感じさせるラスト「MOVEMENT ]」。 1995年発表の3000枚限定の「A TRIBUTE TO EL GRECO」は残念ながら聞く機会がありませんでしたが、本作との違いについてはやっちょこさんのホームページに紹介されています。 新たな新境地に突入したvangelis、次回作はいったいどうなるか楽しみです。 | |||
EAST WEST | 1998 | CD(ドイツ盤)1998/11/3 CD(国内盤)1998/12/23 | ★★★★★ | |
V.A. 「CHARIOTS OF SYNTHS A Vangelis Tribute」 |
見慣れないタイトルに思わずオーダーを出してしまいました。
なんと、1999年制作の最新カバー集のようです。
聞いてみて驚いたのは「当たりCDだった(比較的にね(笑))」ことでしょうか?
Virtual Reality、THE SYNTHESIZER WORKSHOP、crimsonと、
ことシンセサイザーを全面に使ったカバーものに関しては
なかなか鑑賞に耐える出来ではなく、失望させられることが多かったのですが、
今回は楽しませてくれました。
単に、変なのに当たっていただけかもしれないけど...(苦笑)。
以下収録曲に感想です。 01.THE BLUE WORLD -INTRO(Bondee System) 何かを予感させてくれるイントロです。アルペジオなフレーズが出てきますが 以降随所に見られ、このアルバムのモチーフとなってます。 02.CONQUEST OF PARADISE(Michael Bondee) オーケストラヒットがかすかに原曲を感じさせてくれますが、 ヴォイスとアルペジオなシンセベースが、 独自の解釈の不安定なコード進行のもとに展開されていきます。 なかなかどうして、気に入ってしまいました(苦笑)。 03.PULSTER(DANCE MIX)(LCD) デトロイト・テクノが入っていてちょっとミスマッチな感じです。 今一つといった所...。 04.BOUNTY(END TITLE)(T.Anderson) 原曲に忠実で、落ち着いて聞けます。ピアノ、 白玉シンセストリング(にじみも再現か?(笑))、ティンパニも 決まってます。 05.HIMALAYA(Vangelis Experience) これも原曲に忠実。もう少しひねっても良かったのでは? 06.CHARIOTS OF FIRE(Gravity Four) 同じく原曲に忠実。でも原曲の「ブラシによるスネアのディレイ」の方が かっこいいです。 07.BLADE RUNNER(END TITLE)(Vangelis Experience) 特徴あるモチーフはそのまま生かしながらコード進行は 独自解釈になってます。シンセベースのアルペジオは 2曲目と似ていますな(笑)。 08.PULSTER(SYSTHETIC MIX)(Kenton Files) ハウスビートがズバリはまっていて原曲とは一味違ったスマートな 雰囲気です。3曲目より断然いいです。 09.ANTARCTICA(Michael Bondee) 独自解釈で原曲のコード進行はカケラもありませんデス。そういえば メロディ(と思われる(苦笑))J.M.ジャール(オキシゲル13) を髣髴とさせますなぁ。 10.DERVISH D(Kenton Files) 原曲に忠実です。シンセリードとオーバードライブなギターのソロが、 今一つやる気がないのには閉口しますが...(笑)。 11.PACIFIC BLUES(OUTRO)(Timescape) フェアライトヴォイスが懐かしいです(自爆)。アンビエントなラストです。 | |||
Hypnotic Records. | 1999 | CD(アメリカ盤)1999/12/10 | ★★ | |
ヴァンゲリス 「REPRISE '90-'99」 |
90年代のベスト。円熟さを増し、旋律は限りなく美しいです。
また、コンピものとは思えない統一感に、
まるでオリジナルアルバムを聞いているようです。
特に6曲目以降のシリーズが絶品です。 目玉音源「Bitter Moon」「The Plague」をはじめ、「BLADE RUNNER」から1曲、 「THE CITY」から1曲、「1492」から5曲、「VOICES」から2曲、「EL GRECO」から3曲、 そして個人的には不評だった「OCEANIC」からなんと3曲。おや、もしかしてようやく 「OCEANIC」を受け入れることが出来るようになったのかしら?(笑) ところで、解説陣には何と日本プログレ界の最後の砦(?)、難波弘之大先生が、 もう一方の解説者、片山伸氏の「プロのキーボード奏者から見て、 ヴァンゲリスは一体うまいのか、へたなのか?」という一見タブー(笑) とも思われる質問に果たして何と答えたか?! この先はCDを買ってからのお楽しみ(はあと)(自爆)。 @「Bon Voyage(OCEANIC)」 1曲目にふさわしい曲かな? A「Dreams Of Surf(OCEANIC)」 @と一心同体な感じですね。さざなみのようなパープ系の音が心地いい。 B「Opening(1492)」 いきなりのパーカッションがいかにも「1492」しているのが気になるかも...。 C「Conquest Of Paradise(1492)」 D「Monastery Of La Rabida(1492)」 コーラスが出てくるあたり、グレゴリオ調でエニグマっぽい(笑)。 E「Come To Me(VOICES)」 「アイルランド」入ってますね。 F「Light And Shadow(1492)」 荘厳なるハーモニー、定番のコーラス隊登場です。 チェンバロ風クラビのトリルがきまってます。 G「Fields Of Coral(OCEANIC)」 非常に空間を感じる響きで幻想的です。 H「MOVEMENT X(EL GRECO)」 てっきりカウベルかと思ってたけど、ハープ系の音色のアタックでしたね(苦笑)。 I「MOVEMENT Y(EL GRECO)」 この曲って、PAPASとのコレボレーション「RAPSODIES」の4曲目「RAPSODIA」 のリメイクだったんですね。「RAPSODIA」の方はかなり重たい雰囲気で、 おまけに即興的で難解ときてますが、「MOVEMENT Y」はアフロディーテの丘(笑) からエーゲ海を臨むかのように情景的です。 J「West Across The Ocean Sea」 K「Theme From "Bitter Moon"」 未発表音源ということですが、 思わずラフマニノフのピアノコンチェルトを連想してしまいました。 L「Rachel's Song(BLADE RUNNER)」 ヴォーカルと、氷のかけらをイメージさせるシーケンスがベストマッチ。 そしてここにも「アイルランド」がはいってます。 M「MOVEMENT W(EL GRECO)」 N「Psalmus Ode(Theme From "The Plague")」 未発表音源その2。足跡のSEが印象的で、旋律は荘厳で悲しい。 圧巻の合唱隊に涙せよ! O「Dawn(THE CITY)」 主旋律ですが、これもよくよく聞いてみるとブラスストリングスではなく、 サンプリング音源のレガートなトランペットでしたね。 P「Prelude(VOICES)」 ラストはPIANOでしめるあたり「EL GRECO」してますね。 | |||
EAST WEST | 1999 | CD(国内盤)1999/12/19 | ★★★★★ | |