茂原市 八○湖
評価項目 |
評価内容、詳細 |
オカッパリ度 | 園内の一部を除きほぼ全面に於けるオカッパリ可能。キレイに護岸されており快適。 また以前の釣り堀で使用していた桟橋などがありオカッパリは充実。 |
バス釣れ度 | そこそこ釣れる。 |
知名度 | ひめはるの里の知名度はバツグンだがバスが釣れる池としての知名度はそれほど高くない。 |
アクセス度 | 快適。駐車場も充実、トイレもOK!。発見も一番簡単な池。 |
池詳細説明
茂原市近辺でも最大を誇る農業用の溜池。バスの入ったのはかなり昔。
僕が小学生の頃、始めてバスを釣ったのがこの池。もうメチャクチャ思い入れのある池です。
それから小中高と家からチャリで5分だった事もあり通い詰めました。
僕のバス歴の中でもっとも長く、そして思い出のある池です。
10数年前には「全国バスフィールド」という雑誌に掲載されたほど有名でした。
「でした」と過去形を使ったのはこの池を巡る環境の変化からです。
数年前に茂原市の環境整備事業の一環として池に隣接する自然公園を設立しました。
それにより池の周囲は環境開発が進み昔の面影はどこにもありません。
回りはコンクリートできれいに護岸され、山からの流れ込みは分断され.....。
ボート遊びの為に湖底の修繕がなされ、幾度となく水抜きが行われ....。
また悪いことに一時期、池の一部がヘラ師の愛好家の集まりにより釣り堀と化しました。
徹底的なバスの駆除が行われ釣り堀にする場所はアミにより隔てられ、桟橋が多く作られました。
現在その釣り堀は経営難のため潰れてしまいましたがその名残の桟橋はいまだ残っています。
この桟橋は老化が進み腐食している部分があるので近づかないように。
悪いことばかり書きましたがそれでもバスは水が残っていた所に逃げ込んでおり現在も繁殖しています。
攻略アドバイス
この池の特徴は形状にあります。
通常の池は「すりばち形」なのに対しこの池は護岸際が深く沖が浅い「お堀形」となっています。
これは効率的に田に水を供給する為の昔の人の知恵ですね。
ですからそのブレイク部分の変化のある所を狙いましょう。
それからもう一つのポイントは「マンメイドストラクチャー」です。
釣り堀の名残の桟橋跡や鉄杭がいたる所に存在します。
バスはこれらに着いている事が多く狙い目の一つです。
またココのバスの主食はザリガニ類です。石積みされた護岸にはザリガニが入り込んでいる事が多く
それらの護岸際も狙い目の一つとなっています。ただしこの石積みの所は根掛かりも多いので気を付けて。
また自然護岸の部分も足下がえぐれていてその中にザリガニが巣を作っている事があるのでお見のがし無く!
水質はマッディー。上に書いたように自然の流れ込みが寸断された為きれいな水が入りづらくなっています。
夏はアオコが発生する為、水通しの良い所を狙うのが絶対条件です。
アクセスアドバイス
はっきり言って非常に簡単に見つかります。市内のいたる所に「ひめはるの里」の案内看板が出ています。
それに沿っていけば見つかります。家族同伴でもいいですね。
お父さんはバス釣りに、子供達とお母さんはひめはるの里へ。
ああ、それからひめはるの里は入場料がかかりますよ、念の為。
料金は...自分で調べて下さい。