2002年9月の日記

 


9月8日 女は損か?(というか,私だけか?)

一つのことを考え始めると,そればっかり,気になり,なかなか切り替えることができない.くよくよ悩むって奴だ.元々,そういう気質の人間なんだが,最近,それがひどいような.

特に一人で夜あれこれ考え出すと,「明日早いし,もうやめよう」と思ってもやめられないし,無理に他のことを考えてもなかなか抜け出せない.で,無理にある結論を導き出すのだが,無理な結論だから,結構破壊的な結論だったりして,ますます,それが気になったりして.

心配事って,して解決するなら,それでいいが,大概解決しないので,心配するだけ無駄なことだ.無駄以上に,その心配がストレスになって体を悪くしたりして,最低だ.

ああ,心配なんかしたくない.なのに,なんで,こんなに一人で悩むか?

心配事を私に持ってこないでくれー.

って,私が持ってきているのかぁー.


というわけで,客観的に何か分析できないかと考えたのが以下です.

気に入ったものは捕まえて家に飾っておきたい.

自分が気に入られたい.

セックスしたいからつきあいたい.

つきあってほしいからセックスする.

外へ出て行きたがる.出ていくための方向感覚が鋭い.

内に居たい.収納したがる.どこに何を収入したか,見つけるのが早い.

自分本位.よく言えば,自分で何でも決められる.

他人本位.他人の目が気になり,自分で決められない.

なんか,こう見ていると,女って男に振り回される運命にあるのか??なんか,損だぞ.


話は変わるが,そーちゃんが中学高校時代のテープをデジタル化して送ってきてくれたので,それをCDにした.そーちゃん,送る封筒が見つかったらすぐ送るから,もうちょっとまちよってよぉ〜.

というわけで,改めて聞きなおしてみると,私の横柄横着ぶりは,中学高校からきっちり培われてきたものだということが判明.しかし,中学のころって,おもろいなあ.ボーカリストは皆,「なにかイヤなことがあったんか?」状態.あのころはチューナーというものがなかったので,皆,独自のチューニングをしているので,ボーカリストは一体だれに音をあわせたらよいのか?という状態で皆がんばっていた.数えてみると,知っているだけで,ボーカリスト専任者は5人いたんだな.なんだ,どっさりおったんじゃないか.

でも,高1くらいになると,なぜかみんな粒がそろいだし,高2くらいになると,かなり成長している.この成長スピードで,今まで成長しつづけたらすごいことになっていただろうに,寄り道,回り道しちゃうのよね.それが人生ってことか?

今の子供達って,親がある程度,そういう楽器も出来たりして,きっちり指導もあったりとか,スタジオも豊富で,楽器も安かったりして,最短コースでバンド道歩んだりするんだろうな.羨ましい.

高2の最後にそーちゃんと一緒にコーザノストラというポップス中心のバンドをやった.このバンドのとき,そーちゃんに「石本(旧姓)は,本番になるとへた(というか音痴)になる」といわれたんですが,自分でもそうだそうだと思っていただけに,やはりそうかと,かなり心に響き,今でもそれが結構トラウマになってたりする.でも,良い意味でも教訓になってたりもする.

思えば,このコーザノストラが一番楽しかったな.プリテンダーズのキッズなんかやっている.私もいまや,ギターもちゃんと弾けるので,ちゃんとしたクリッシーができるんじゃないだろうか.できるうちに,また,そーちゃんとバンドやりたいよ.

とか言っているうちに,どんどん年をとって,できなくなって,あっという間に墓の中かな.

ギター禁止令が解けたので,少しずつ練習しよう.あとは,歩き回るぞと.

 


9月14日 合弁会社出向き

入社して,はや15年以上たったが,入社したとき,一緒に新人訓練(研修)を受けた女性の同期からメールが来て,

「合弁会社(東京)へ行っちゃう人がいるので,送別会に来ませんか?」

と誘われた.研修のときしか会ってないから15年以上会っていないことになる.しかも,ほとんど,話もしたことがなかったが,メンバーの中には,一緒の班だった人や,隣の席だった人もいたので参加してみた.

イタリア系のレストランで昼から4000円もするランチコースをたべた.昼からワインを飲み,贅沢な料理をゆっくりおしゃべりしつつ食べた.

15年ぶりにあった女性達は,皆ほとんど変わっていなかった.しかし,元々一言も喋ったことの無かった人は最後まで名前もわからず,結局一言もしゃべらかなった.彼女とは一生しゃべらないのかなあ.

自分の職場(研究所)とは違った話とかも聞けたし,何より,皆明るくて面白くて,楽しかった.研究所の女性より,さばさばしていて,いかにも理系エンジニアキャリアウーマンぽいなあと思った.

中には,少し「全共闘系」な子もいたが,それでも,うちの研究所に多い「男をブランド化する女」とか「ブランドなど自慢話だけする女」とか「自己中心な女」とか「私はわがままなのよ,もしくは,我慢とかできないのよと豪語する女」に比べると,会話が楽しくて仕方なかった.かなり脂っこい料理だったが,すいすいぱくぱくぺろりと食べてしまった.ついでにワインもぐいぐい飲み,紅茶もポット1個がばがば飲んだ.

楽しいひとときだと,食欲も出,健康的になるものだなあと思った.(帰宅してからの食事の進まないことといったら・・・)

会社からいきなり「合弁会社作るから出向して」と命令され,「はいはい」といって,東京にアパート構え,着々と引っ越しの用意して,さばさばと「毎日送別会やねん」と行っている主賓の彼女はすごいなあとおもった.私ならくよくよするかもなあ.でも,独身だったら,転機と思って喜んでいくかな?


1月13日の日記で,会社の実験室で仕事していたら,目の前のチャンバーにかわいいやもりくんがいたことを書いた.昨日,偉い人が実験室の巡視に来るというので,ラブリーと一緒に実験室の点検していたら,チャンバーの床に

なんと,やもりくんのミイラが・・・.(T_T)

職場の先輩に言ったら

「夏ばての強壮剤になるんちゃう?」と言われた.えーん.


9月16日 エルマーの冒険

尼崎こども劇場は,尼崎市に住んでいて,小学生以下の子供が入れば,だれでも入会できる観劇サークルだ.といいつつ,私は観劇目当てでなくこれに入っている.毎年3月に尼崎の寺町で子供に忍者の扮装をさせた本格的な忍者ごっこがあり,それに参加するには,この尼崎こども劇場にはいってないと行けないからだ.

だが,子供はこの忍者ごっこはいやがっている.忍者の扮装がはずかしいらしい.あと,半年あるので,なんとかして説得させねば.

尼崎こども劇場本来の催し物の一つとして,本日はピッコロシアターへエルマーの冒険を見に行った.大がかりな人形劇で,役者もセットもしっかりしており,良い人形劇だった.

しかし,こんな劇は,それほど需要もないだろうし,たぶん,1回100万とかだろうから,20〜30人のスタッフとセットを考えると,役者さんというのは,本当に好きでないとやっていけない職業だなあとつくづく思った.

役者さん達は,皆,生き生きしており,本当にこの仕事が好きそうだったので,なんとか,がんばってほしいなと思った.が,老後を考えたりするとつらいだろうなあ.とにかく,心の中で私は応援させてもらいます.

いや,私は演劇とか,そういうのはあまり好きではないんですけどね.私の好き嫌いでなく,好きなもので食べていくと決心して一生懸命やっている姿勢を応援したいのです.

その好きなもので食べていくと決心して一生懸命仕事しているのと全く対極的なことかもしれませんけど,

最近,ウイルスがじゃんじゃん来ます.

このウイルスを流している人って,そういう貧乏しつつも,好きな仕事を体はってやっていく人たちの心なんか,さっぱり理解できないんでしょうね.

まあ,人それぞれで別にかまわないが.

私はマックなので感染しないことがわかっているからできることだが,とりあえず,メールで送られてきたウイルスはすべて「ウイルス」というメールフォルダーへ保管している.添付書類がでかいので,さすがにそれは捨てているが,本文はすべて残している.現在423件.日曜日なんか,5通もうけとちゃったもんね.そのうち,ウイルスの統計かなにかとれるかなと考えています.

最近は受取人が差出人(つまり,私が差出人)みたいなのも来ます.よくできているというか,なんというか.


9月23日 お彼岸

そういや,毎年,この時期は忙しいのだった.すっかり忘れていた.土曜日は運動会だった.へとへとになりつつ帰宅したが,夕方鍼を予約していたので,そのへとへとも少し挽回.

次の日の日曜日は保育園で友達だった子が田舎に引っ込んだのでそこへ遊びにいった.田舎にもほどがある.渋滞のせいもあったが,3時間くらいかかった.行ったら行ったで寒いし,腰が〜〜〜,と思いつつ帰宅した.でも,昨日の鍼のせいか,腰は大丈夫だった.

で,今日は,ずっと早く書きたいと思っていた書き物を会社でしていた.おかげで,すっかりそれも終わり,なんだか充実した3連休だった.

16日はめでたく昇格したし,17日は会社の後輩がバースデーパーティ(といっても,私がお金を払うのだが)してくれたし,今回の仕事も充実していたし,いいことが多いはずなのに,最近,

ものすごく気が重い.

何をやっても泣きたくなるし(というか,実際日に何回もうるうるしている),妙に考え方が後ろ向きになってしまう.ブルーな気持ちになってしまう原因は大体わかっているのだが,その原因を自分の力ではどうすることもできないことなので,ますます,気が重くなってしまう.

この重さはいつまで続くのだろうか.

お金がたくさんあれば解決するのだろうか?

私がものすごい美人だったら解決するのだろうか?

それとも,この気の重い心配事がある状態が普通なのか?


9月29日 おともだち

昨日は職場バンド全員(といっても3人だが)で3ヶ月ぶりにスタジオに入った.2人のギタリストは「全然弾いていないから弾けない」とスタジオ前は言っていたが,30分ほど遅れて私が到着したころにはほぼぱーぺきだった.その「全然弾けない」と言っている人たちのまえで,「本当に全然弾けない」私がギターを弾かせてもらい,まさに「物理的にギターのコードがおさえられない」のを目撃されてしまった.私を見ることでさぞかし,この二人は生まれつき人並みの長さの指を持っていたことに安堵したことだろう.二人ともお父さんとお母さんに感謝してください.keikoはおかーちゃんを恨むよ.

音楽やっていると,日常のつらさを忘れますね.二人に感謝.

で,またジボレな反省会をやり,いい気持ちで半分うとうとしながらバスに乗り,その日の練習のMDを聞きながら帰宅した.帰宅してから,いつものように反省ページをつくった.いつも思うのだが,このMP3を作る時

1.アナログサンプリングの時点で既に音質が落ちる.(オーバーになったりする.)

2.ステレオからモノラルにする時点で音質が落ちる.

3.MP3の圧縮のときに,けちって64kbpsにした時点でかなり音質が落ちる.

というわけで,なんだかいつもへたさが強調される.かなしー.

昨日はプリートーリアスをたくさん練習したので,帰宅して,隣の家から聞こえるカッコウ時計の時報の音や,救急車のぴーぽーぴーぽーも,全部プリートーリアスのリコーダーに聞こえる.

リコーダー上手になりたいなあと思って,サイトを検索したところ,まさにリコーダー.jpというサイトがあった.これによると,リコーダーというのはアルトでバロック式が正式らしい.ソプラノでジャーマン式な私はこの時点ですでにだめか?このリコーダー.jpには,チェンバロとリコーダーで奏でるクラシックの曲を聴くことができる.とってもすてきなので,リコーダーを本格的に習いたいとも思ったが,たぶん,習うとしたら,楽譜を読めといわれることは目に見えているので,行けない.耳コピーするから,吹き方おさえ方の基本とビブラートや呼吸法だけ教えてくれればいいんだが.

↑サイトのチェンバロの部分はギターに置換できるとおもった.うちでできるやん.


 

 

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