2004年2月の日記

 

2月1日 人事研修

金曜日土曜日と会社の人事研修で人里離れたところに缶詰になった.内容はなかったが,1日目の夜に懇親会があって,そこで,同い年同士の女性たちと仲良くなれた.同期入社の人は立った一人で,他は知らない人ばかりだったのだが,全員すごく良い人で,自分と同い年ということで,すごく話もあった.同い年ってやっぱりすごいとおもった.これが一つ上でも一つ下でも全然話があわないのはなぜだろうか?同期会をやってもこれだけの一体感は得られなかったので,たぶん,同い年で,同じ境遇で,同じだけ会社に勤めた人同士ということで,考え方が似ているのかもしれない.びっくりしたのは,全然知らない人なのに,お互い共通の人が好きでお互い共通の人が嫌いだということ.話をすればするほど,お互いの考えが同じで,職場が違うのに,なぜこんなに全員意見が一致するのか?不思議でならなかった.

研修は男性と女性の比率はだいたい5対1で圧倒的に男性が多く,研修時間中は男性とばかり話をした.言っていることはよくわかるし,だいたい,そうだろうなという発言をするが,自分とまるまるぴったし同じ意見というわけにはいかない.どうしても同世代の男女だと,男性の方が,幼稚な感じがする.(失礼.そうではない男性も多いことはわかっているが,たとえば,今回の研修の1個目で定年後のライフプランの話があったが,データ的にも,男性のライフプランはお世辞にも充実しているとはいえず,研修側もそれが当たり前ということで話を進めていた.ところが,女性はほぼ全員が充実していた.男性は「生活する」という実感がない人が多く,それを口で説明してもわからない.裏を返せば,女性が普段それだけ生活力の負担を強いられているということだ.男性は,仕事が多ければ「残業すればよい」→「俺って,普段,すんごい仕事している」という発想だが,女性は「仕事が多い」→「いかに効率を上げるか」「最終目標は何か」という発想になる.なぜなら,男性が残業している時間,女性は家事育児をしなければならないからだ.また,男性なら期限が先ならば「明日やればよい」となるが,女性の場合「明日は子供が熱を出すかもしれないから,今のうちに」または「他人に迷惑がかかるかもしれないからなるだけ早く」となる.結果として,たとえば上長が期限付きで何か命令して,きっちり出すのは女性だけである.さらに,男性は「俺は上司がついてくれているから大丈夫」という気持ちがあるので,命令があっても,やらないことさえある.女性の場合は,常に「いつやめさせられるかもしれない」という危機感があるので,命令に背くことはよっぽどの事情がない限り,必ず従う.さらに,きっちりした結果を残すはずだ.そうでないと自分を守れないのだ.)

懇親会では仲良しになった女性5人でご飯をたべていて,男性たちが早々に席を移動して宴会していたのに,研修側を相手取って「今回の研修は無駄である」という話をこんこんと2時間した.研修側としてはたまらんと思っただろうが,「確かにそうやなあ」「うんうん」などとうなづくばかり.いくら我々が改善案を具体的に出しても「それはいい案だけど実行は手間がかかるなあ.」などの返事だったので,無駄なエネルギーを使ってしまった.

その後,「お酒は飲み放題」ということが発覚したので,お酒をもって宿泊所にうつり,夜中まで飲みながらしゃべってしまった.まるで修学旅行のようだ.一人の女性は3人子供がいて,「今日まで,単身で外に出てご飯を食べたことがなかった」そうだ.よかったねえ!これから会社でもなかよくしようね!と励まし合った.

他の女性はジュースとか飲んでいたが,調子にのって冷酒(なんど吟醸生酒が飲み放題だったのだ)を飲んでいた私はすっかり酔っぱらってしまい,「keikoさん,赤いで」などといわれつつ,へらへらやっていた.そしたら,夜中1時位から咳がではじめ,危険を感じて部屋に帰ったが,咳の後,気管収縮が始まり,なんと,喘息発作になってしまった.普段のテオロングがきかなかったので,ついにメプチンエアーでおさえた.これやると,手足がふるえて心臓ばくばくで負担がかかるのだが,仕方ない.そんな調子で2日目の研修を迎え,かなりハードだった.

さらに,

帰りのバスが17時40分だというのに,研修側の無駄な挨拶が17時30分までかかり,受けた側は全員ランニングでバス停まで走った.ぜーぜー言いながら「また発作がおきたらどうしよう」と考えていた.バスは遅れてやってきたので,ゆっくり歩けばよかった.

快速電車たやってきた.宝塚だったか?そのあたりで普通電車が向かいのホームで待っていたので,となりの人が「あれに乗り換えるんじゃないの?」といったが,「たぶん,伊丹まで行って,同じホームでまってたらあれがくるからその時乗り換えればいいよ」といわれて,茨木に行く人と二人で伊丹駅でおりた.彼女は全然知らない人(入社時期も違うし,職場も違う)だったが,この研修の修学旅行宴会ですっかり仲良しになった人だった.二人でずーーーーっとぺちゃぺちゃしゃべりながら,伊丹駅で待っていたら電車がやってきたので,それに乗った.

電車のなかでもぺちゃぺちゃしゃべっていた.しかし,電車がえらく速度が速く,長い時間とまらないので風景をみていたら,自分の降りる駅が遠ざかっていく.「あれ?これ,さっきの普通電車じゃないの?」と二人で不安になった.で,結局尼崎まで来てしまった.尼崎には快速の東海道線電車がとまっていたので,彼女はそれに乗れてラッキーだった.

しかし,私はいったん降りて,また,逆行しなくてはならなかった.

おそるべし.福知山線.

おそるべし.会話に没頭する40歳おばちゃん.

  


2月3日 写真到着

正月パーティのDVDやら写真やらが続々と到着している.どうもありがとー!!おかげで歯がちょっとでも痛くなくなるよ!!でも,このところ,出張とか,家族のインフルエンザとか,そのほかもろもろで,全然ゆっくりできないのよね.でも,ちょびちょび見てます.ほんとにちょびちょび.ずいぶん前に送ってくれたビデオもまだみれてない(ら抜き表現.でも,土佐弁だったら正解.土佐弁はもともとら抜きが可能の意味になります.らをつけると禁止の意味になります.)

写真はいっぱいあるけど,特に「公開してもかまわなさそうな範囲で」厳選の3枚.

アキレスをギターでベースライン弾いたとき.こ○しくんと見つめ合う.むふふ.

この雰囲気,独特.中学のときの美術室でのバンド練習みたいな雰囲気も.奥にはハープがみえる.その隣にはシタールがおいてあった.

これも中3の雰囲気.奥に,海の音が聞こえる楽器がある.

こうやって見てみると,こ○しくんはタイソンにちょっと似ている.


2月6日 歯医者

抜いた後の消毒のために,毎週歯医者に通っている.消毒のためだが,「痛い」ということを伝えるためでもあった.だが,だんだん痛くなくなってきた.体が疲れたときにたまに痛い程度になってきた.良かった.

元々歯を抜かなくてはならなくなったのは,11月くらいに右下の歯全体が痛い感じがして,歯医者に行って,レントゲンをとったところ,一番奥の歯の後ろの部分に筋状の影があり,「レントゲンでこんだけでてたらかなり大きい虫歯になってるかもしれん.でも,目でみたわけじゃないからわからへん.この後ろの親不知が押しているから,目で見ることがでけへんし,治療もでけへん.このまま親不知をほっといたら,この虫歯がますますひどなって,この歯をぬかなあかんようになるかもしれへん.」ということで抜歯が決定したのだった.で,外科へ行ったら,「左上もついでに抜こう.埋伏してる親不知おいておいたら,口の中汚くなって,喜ぶのは歯医者だけや」といわれて,2本抜くことになった.

抜歯後,歯医者消毒通いで,ずっと歯医者に「痛い痛い」と訴え続けていたためか,最近になってだんだん痛くなくなってきた私に,歯医者は「やっと痛くなくなってきたか.ながいことおいとった親不知抜けてよかったやん」という.

穴も埋まってきたことだし,最初の目的だった虫歯を治してもらおうと思って,「右下の虫歯はいつ治療してくださるんですか?」ときいたら「右下の虫歯??」ときかれた.11月の自分の診断を忘れたのか???

で,鏡で歯の後ろを見たら穴がないという.レントゲンをみたら「確かにすじがはいっているけど,これ,目でみたら虫歯とちゃうわ.大丈夫.ようみがいとったらいけるいける」

えーっ.じゃあ,親不知,ぬかんでよかったん?

あんな痛い思いして,最初から痛み止め通常の2倍ものまされて,痛み止めきかない体にされて,気管支拡張剤と抗生物質がバッティングして動悸がとまらなくなって,1ヶ月間ずっとズキズキ痛くて,それが,無駄やったーーーーーんんんんん????

とちょっとショックでした.


2月14日 お金が

息子が午後から友達の家へ遊びに行ったので,私も梅田まで買い物へ行った.梅田に行くのは数カ月ぶりかな.相変わらず人が多いところだ.もうすぐ近くのデパート西武百貨店がなくなるので,デパートにしかない買い物となると,梅田まで出て行かなくてはならない生活が始まる.慣れておかなくては.

とはいうもの,やはり,人の多さと混雑ぶりには圧倒される.私の田舎の高知でこんなに混雑しているといえば,二年参りかわぬけさまの天満宮くらいだった.(今はどうか知らないけど)それでも,神社だから野外だし天井は突き抜けている(というか天井はない)ので開放感があって,人混みといえでも,まあ,そんなに圧倒される感じはなかった.梅田の人混みというのは,なんというか,都会の人混みなので,いつまでたってもなじめない.

なじめないが,やはり,人が集まるだけのことはあって,その品揃えはすばらしい.たとえば,VICKYという洋服屋さんが近所の西武百貨店にもあるが,同じくらいの店舗面積といえども,やはり梅田のESTやHEPの方がずっと品揃えが多い.また,近所に楽器屋はないが,梅田には何軒かある.

今日は梅田では,「茶色の鞄」「携帯電話用ストラップ」「ファンデーション」を目当てに買い物に出た.

鞄は,会社とかで使うもので,わりとかっちりして,だらっとならないものを探していた.今黒を使っているのだが,黒って葬式っぽいので,茶色をずっと探していたのだった.携帯電話用ストラップは,ずっと使っていたビーズのストラップの糸がきれてしまった.息子がつなぎなおしてくれたが,つなぎなおすときに,糸がきれないようにと最初に通すビーズを最後につけてしまったらしく,また切れるのは時間の問題になっているのだ.あと,携帯電話を買ったときにもらった4度Cのチャームは,ジルコニアのとこだけいつのまにかなくなってしまった.ここだけなくなるなんて,変な話だが,とにかくなくなってしまった.ファンデーションは,もう,ケースの4隅にちょぼっとしか残っていない.

ストラップはこれというものはなかったが,代わりにブレスレットを買ってそれをストラップのところにつけてみた.それと同時に,携帯電話の画面側にゴムでつけるストラップみたいなものを売っていたので,それも買ってみた.同時に使ってどっちが使い勝手がいいか見てみる.

この2つをHEPで買った後,地下を通って阪神百貨店に行こうとHEPの地下を出たところに,お茶のカフェテラスみたいなのがあって,そこでタピオカ入りの抹茶を飲んだ.そこは,お茶が豊富で,こんないい店があるなんて,さすが梅田!なんて,田舎もの全開状態で楽しんだ.

その後阪神百貨店に向かう途中で地下でサザビーズを見つけた.ここで茶色の鞄は容易に見つかった.さすがサザビーズ.となりにアフタヌーンティーがあった.どの商品もめちゃくちゃ魅力的だった.アフタヌーンティーなんて,ここ数年行ってなかったが,やはりすごい.同じような商品は近所の西武百貨店の7Fの100円均一ショップにもあるが,やはり,デザインが全然違う.ふきん一枚でも全く違う.危うく買いそうになったが,値札の800円を見て,そのまま戻してしまった.とにかくすべてが高価なのだ.でも,それだけの価値はあるのよね.でも,買えなかった.

話がそれるが,

会社の研修で人生で使うお金の話をしたときに,うちの会社って給料が毎年へって,どんどん貧乏になるのに,社員はけっこう贅沢なことを知った.専業主婦を抱えている男性が多かったが,「妻を働かせるなんて!」という考えの人が多く,それなのに,けっこうレジャーにはお金を使っていたり,一戸建てを買っていたり,車を買い換えていたりした.研修が終わって,同じフロアの人にきいたら,自分の贅沢や趣味のために年間100万円くらい使っているとかいう話もきいた.うちの家では,二人で稼いで,車も変えず,レジャーも行かずでやっと暮らしているのにどういうことか?やはり,うちは家の借金がでかすぎるのか?他人が年間何十万もレジャーなどで使っているという話を聞くと,800円のふきんを買っても許されるような気がいまさらながらしてきた.でも,やっぱり,もう一度アフタヌーンティーへ行っても,値札をみて,返してしまうような気がする.

ふきんにかぎらず,ランチョンマットだとか食器だとか,すべてがかわいい.女性のツボをおさえきっている.おそるべし,アフタヌーンティー.

まあ,食器もふきんもランチョンマットも100円ショップで買えないことはない.かわいさは10000分の1くらいだが.

で,ここでしか売ってなさそうなものだけ買った.ピローミストとデオドラントウォーターだ.ピローミストとは,まくらなどにしゅっとひと吹きすると,いい匂いがしてゆっくり眠れるというものだ.匂いをかぐと,なんだか外国の香りがした.フランス製とかいていある.

デオドラントウォーターとは,衣類のいやなにおいを消すものだ.なぜか,私のタンスは木の臭いか,なんなのか,臭くて,それにいれているセーターとか全部臭くなっている.だから,セーターをタンスから出して着るときは,必ず1週間前に出して,まず物干し台に干してから着ている.ファブリーズも使ってみたが,ファブリーズは「毛には使わないでください」とかいていあり,実は使えないのだ.(なぜ使えないかはよくわからないが,万が一縮んだりけばだったりして,大事なセーターがだめになるのが怖くて使っていない)このデオドラントウォーターは毛にも使えるので安心だ.

阪神百貨店のランコムに行ってファンデーションを買おうと思ったら,モデルチェンジ中らしくて2月27日まで入荷しないといわれてしまった.仕方ないので,地下でお総菜を買って(地下はバレンタインデーで大変なことになっていた),もう一度サザビーズに戻って,茶色の鞄を買って阪急電車で帰ってきた.ものすごくたくさん買い物をした.自分のものに1万円以上使ってしまった.

家に帰って「テンダーナイト」というピローミストを試しに座布団にしゅっとひと吹きしてみた.

ちょっと期待していた匂いとちがうような.

茶色の鞄にも今までの会社の鞄の中身を入れ替えてみた.ちょっとだらーんとなってしまった.お店では軽い詰め物をしていたからだまされたかな.

うーん.

ちょっと失敗したかも.

まあ,いいか.


2月21日 お隣の建て替え

うちの隣の家が建てかえることになった.きくところによると鉄筋コンクリートの家らしい.うちが引っ越してくる前からあった家だが,近所の人にきいたら,屋根は厚さが50cm位あるコンクリートの板を持ってきて,壁の上にのせてつけたのだという.それだけごっつい家なのだ.

うちとは,塀を隔ててとなりなのだが,家と家の距離も4,5m位しかない.壊すの大変だろうなあと思っていたが,ちょこちょこ中身を解体していてなかなか家を壊すところまでいかなかった.

ところが昨日会社から帰宅してみたら,家がすっかりなくなっていて,でっかいはさみのついたキャタピラ車がたたずんでいた.

今朝も朝8時からどんがらがっしゃーんとやっている.立派な二階建てだったのに,いまやこんな感じ.

庭には立派な松の木もあったが,跡形もない.単なる瓦礫の山だ.

うちにも砂やほこりがいっぱい降ってきている.工事の人がそれを申し訳なく思ったのか,うちにも水がまかれている.しかし,水の勢いがないのか,たんにぬらして砂を泥にしているだけで,砂を洗い流すほどの威力はない.

このはさみのキャタピラ車が入ってくる前はちゃんとうちの壁側にシートが張られていて,ほこりとかがこっちへ来ないようになっていたが,いつのまにかはずされてしまった.

これからどうなるのかしら.

不安だ.

せめて,工事予定表とか,どこまで家たてるのかとか,くれないだろうか.

まあ,近所のことはお互い様だし,仕方ないけど.


2月21日 お隣の建て替え2

お昼に外に出たら,解体屋のおにいさんたちがご飯から帰ってきたので,「いつまでこれやるの?」ときいたら,水曜日までで日曜日は休みとのことだった.

お昼からもどんがらどんがらとやり,その後,たぶん基礎に関わる部分をきりはなしていたのか,ドリルでどどどどどっという振動がうちにも伝わってきた.

夕方5時にやっと本日分が終わったらしく静かになった.

外を見てみたら,なんと,あのキャタピラ車のはさみがショベルに変わっている!どうやって付け替えたのか??しかもいつのまにか,キャタピラ車が動きやすいように,がれきの山の後ろには土がもられていた.すごいなあ.解体屋.


 

2月28日 また年度末が

1月に歯を抜いてちょっと会社を休んだり,家族がインフルエンザになったりして,どたばたしていたせいか,物理的にずっと時間がなくて,私はとんでもなく無礼な奴になっている.自分なりに時間を作るように努力もしているつもりだが,メールの返事が週一になってたり,1月におくってもらったビデオとかDVDとか今頃やっと見て,お礼を今になって書いてみたり,ライブのときの写真のメディアを送ってもらって自分のを入れないと行けないのが,1ヶ月近く返送できなかったり.

決して私は友情に薄いわけではないのよー.

でも,結果的にそうなっている.ごめんなさい.私がすべて悪い.

といいつつ,もう3月じゃんかー!

3月13日の納期が2つもあるのに,一個の方はモデルも到着してない.おまけにソフトは壊れるし(今日なおしてきたけど.でも,先週えんえんSEとやりとりしてしまった.).来週は出張ばっかで全然仕事できんし.再来週も出張だ.と思ったら,納期も再来週やんか.いつやるんや,私??

それに加えて,先週からトラブルが舞い込んでいる.関係ない仕事だけど,関係している人が昔すごくお世話になった人なので,なんとかしなくては.

って,愚痴といいわけばっかりじゃんかー!!

あー,早く3月すぎないかな.4月になったらすべてから解放されてるんだろうなあ.いいなあ,4月の私.

でも,そんな私のためか,2月ってまだ明日もあるのよね.

でも,明日は明日で,家の仕事でつぶれるのであった.

えーん.


2月29日 そうそう,おとなり

おとなりの解体工事はおわって,建物の基礎だけが残った.この上にまた家をたてるのだ.しっかりしたベタ基礎らしく,何度でも使えるらしい.

おとなりのお向かいも家を解体したので,うちから南側の見晴らしがすごく良くなった.一時的だけど.窓からダイエーがみえる.なんだかちょっとうれしい.


この秋くらいから,知り合いに言われてフジテレビの白い巨塔を見ている.私の個人的な好みでいえば,あの登場人物で一番好きなのは里見先生(江口洋介)だ.欲をいえば,里見先生が年をとってもっと円熟した感じだと理想的だ.ああいう風な負けの経験のある人って年とって絶対円熟すると思う.ドラマの中で,病理の大河内先生というのが里見先生を「あなたはよい経験をした」という場面があるが,全くその通りだ.

昨日,昼間テレビをみていたら,たかじん夢いっぱいという番組で,この白い巨塔のなかで結婚したいと思う男性のランキングがあった.関西の10代の女性と40代の女性にアンケートをとっていた.

10代の女性では,1位里見先生2位関口弁護士3位財前教授4位柳原さんで,絶対いやなワースト1位は財前さん(西田敏行)だった.なんとなく妥当な順位のような.ただ,柳原さんがよいと答えた人は一体何が良いのか?

次に40代の女性では,1位財前教授2位東元教授3位財前さん(西田敏行)だったと思う.1位の理由は「たとえ愛人がいても,お金と地位があれば別にかまわない」2位の理由は「元教授で,かつ,現在の病院長だから収入はもっとも高いのでは?」3位もお金.

そしてワースト1位はなんと里見先生だった.「正義でネギは買えん」といっていた.がーん.

私は40代だが,ちゃんとおばちゃんになりきれていないようだ.ここが私のウイークポイントのような気がする.精神的に10代のまま成長していない.

里見先生が医学部の助教授なのに生活が質素すぎないか?という意見に対しては,国家公務員なので52万円程度なのだそうだ.うー,十分やんか!!教授になると,副収入がすごいらしい.

あと,財前さん(西田敏行)をみて「産婦人科の開業医はあんなに儲かるのか!」という意見もあった.まあ,それは,医者によるんだろうなあ.

あと,話にでてくる「浪速大学」というのは大阪大学がモデルらしい.ということは東先生がとばされた(なんて言い方は悪いか.でも,ドラマだし)近畿○○病院って,私が歯を抜いたとこか?

えらいのは,ちゃんと医学部が撮影に協力しているところだ.協力している医学部はクリーンなんだろうなあ.

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