2004年6月の日記

6月5日 梅雨入り前の晴天

5月にあんなに雨が続いたのに,6月に入ってこのところ晴れの日が続いている.先週末には,またクイーンのコピーバンドへ誘われておじゃました.おじゃましたというか,この状況はどうも「加入した」ということだろうか?この日も予報では雨だったが,傘はいらなかった.楽器を持っている人にとって,雨は敵だ.ギターバックのファスナーの間から雨がしみこんで大事なギターがぬれるかもー!電気もので感電するかもー!

今回の練習にはちゃんとピアノの人も来ていた.この人「主婦なので,午前中だけ」という風に聞いていた.それで,なんとバンド練習を朝の9時半からやることになった.そんな時間にあいているのか?ベースオントップ尼崎.いつも11時に電話してもまだ出社していないことが多いというのに.やればできるじゃないか,ベースオントップ尼崎.しかし,朝の9時半から歌えるのかわたし?日曜日が唯一の睡眠時間補給日なので,倒れるのではないか?私が昔歌を習っていたあい御影先生は「起きてすぐ唄っちゃだめ」と言っていたが,仕方がない.

やってきたピアノの人はとてもかわいらしい人で,この人こそフロントで唄わせれば立派なギャルバンになっていいじゃないか!という感じの人だった.スコアをみながら弾くのだが,スコアをカルタ取りのようにぱんぱんと投げ飛ばしながらめくっていた.ピアノの横にはドラムセットがあったので,ドラムの人はいつ紙で顔を切られるかと気が気じゃなかったことだろう.

午前の練習が終わって,みんなでベースオントップ尼崎のビルの1Fにある赤と黒で昼食をとった.そのとき判明したのだが,彼女は1歳と5歳の子供がいるらしい.なんて大変な!私には,もうそんな育児をする体力は残っていない.そりゃ午前中で早く帰らないといけないよな.と思いきや,なんと,午後は別のバンドでボヘミアンラプソディを弾くといっていた.おそるべし,若者.若いと何でもできるのか.かわいいし,若いし,体力あるし,ピアノ弾けるし,向かうところ敵なしだ.うらやましい.私もピアノが弾けたらな.といいつつ,きっと一生練習しないが.

その日は午後も2時間練習した.4時間もハードロック唄うか?私.でも,声帯は全然大丈夫だった.喘息で肺と気管はひどいことになっているが,逆に声帯は強くなったかもしれない.どういうことだろう?もしかして,喘息でずっと吸入しているステロイドのおかげか?だとすると,こわ.

しかし,耳鳴りはひどかった.ハウリングしてたしな.しかも,年だし.

帰りのバスは疲れすぎて寝そうになった.でも,帰ったら子供がおなか空いたというので,仕方なくそーめんを作った.もうご飯を炊く気力がなくて,とりあえず,きゅうり切って卵焼いてそーめん茹でて.


次の日は,麻酔打って奥歯の神経を抜いた.その日の夜喘息が出たので,麻酔にやられたのかと思った.今後麻酔打てないか?次の日は歯全体が痛くて,ものが食べられなかった.歯医者は「治療している方の歯で堅いもの食べないように」などといっていたが,反対側で柔らかいものかむのも一苦労だった.頭も痛いので,こめかみにマグレイン貼って,頸に湿布はって,出張先の鎌倉まで行った.行きは死にそうだったが,行ってしまったら,だんだんましになってきた.出張先で仕事が結構うまくいったからかな.さすが私.

神経のそうじをあと4回位やるというので,その第一回目を木曜日にして歯医者にいった.そしたら,またこれが痛いんだな.神経を直接さわるので,もう痛いというもんではない.痛いといったら,うちの歯医者はすんごい機嫌悪くなるのよね.歯医者にしたら,自分が一生懸命やっているので,それがわかってもらえないという気持ちらしい.でも,痛いものは痛いのだ.


あんまり痛いので泣き言をいって,昨日はハーバーランドというところへ連れて行ってもらった.ストレス解消という御題だったのだが,遠くて,電車にうんと乗らないといけないというだけで,解消されかけたストレスがまた,ストレスになってしまって,なんのこっちゃだった.

でも,昨日は晴れて良かった.やっぱり,私の神様は私の味方だ.神様ありがとう.がんばります.


そうそう.

HMVでもめたハートの3枚組だが,もしやとおもって,アマゾンで検索したらひっかかった.ダメモトで申し込んだら,ちゃんと届いた.良かった.

で,ベベレストレンジなのだが,

昔はあんなに高音質だと思っていたのに,聴いてみたら,すごい昔の録音だった.考えてみたら当たり前だ.もう20年以上たっているのだから. 2曲目はバラードと感じられがちだが,よくよく聴いてみるとブルースだった.どっかで聴いたむかーしの黒人のブルースにこういうのがあったような.

 


6月13日 奥歯

4回の神経の掃除が終わり,最後に「薬を入れます」とだけいわれていた.一応受け付けで「薬を入れるってどういうことですか?」ときくと,「神経のとこに薬をいれるんです.あなたもこれまで何回もやってきているとおもうんですけどねえ」といわれた.何回もやったといわれても,神経を抜いた最後は10年以上前のことなので,さっぱり覚えていない.まあ,とにかく,あの痛い神経の掃除が終わりなんだからいいやと思っていた.で,最後のこの「薬を入れます」の痛いこと!!思わず顔がしかんでしまった.すると歯医者が不機嫌になり「ほんまはもうちょっとやりたいねんけどなあ,痛い顔されるしなあ」などという.あのー.痛いのはいいんで,ちゃんとやってくださいよ.と言いたかったが,たぶん歯医者は「痛いからやめてくれ」と受け取ったのだろう.しかし,こっちは治療中なので,しゃべることもできない.で,そのまま治療が終わってしまった.うーん.

次は,かぶせるか,埋めるかといわれた.どっちがいいんですか?ときいたら,かぶせた方が強いといった.でも,かぶせるのだったら,今ある歯(虫歯に侵されていない部分の歯)を削ってかぶせないといけない.健康な歯をわざわざけずって,ニセモノをかぶせるのか?とおもってきいたら「まあ,そういうこと言う人には埋めるだけにしますけどね.埋めるだけやったら,もろいから歯が割れたりするし,割れたらもうその歯は抜かなあかん」などと怖いことをいう.結局かぶせることにしました.

で,痛かったのはこれまで.神経抜いたのだからもう痛くないや.と思っていたら大間違いで,その日はどこで噛んでも,奥歯が痛いし,次の日は,下の歯の神経を抜いている歯まで痛くなった.神経つながりで痛くなるのか?さらに,頸が痛くなり,頸が動かなくなってしまった.

鍼をうってもらったが,なかなかよくならない.で,昨日夜,骨の直前までの深い鍼をうってもらい,やっと頸がましになってきた.

うちの歯医者に歯をやってもらうと,確かにその後,しっかり歯はもつが,治療が痛い.別にそのとき痛いのはいいのだが,歯医者が不機嫌になるのと,痛い予告がないので,心の準備ができないというか,この痛いのは実は何か悪いことを体が示しているのか,それとも,それが普通なのかがよくわからない.それに,痛いときは,勝手に顔がしかんじゃうよね.

あー,とにかく,これを早くやりすごしたいよ.


6月19日 歯医者

「もう痛いのは終わりですからね」と先週言われた.確かに言われた.なのに,診察台に座ったら横に麻酔の注射をおいてあるのはなぜか?

いや,あれは,次の患者のためかもしれない.だって,前に大幅に削って麻酔したときというのは,診察台の皿の上にあった.今日は棚の上だし.

真ん中の穴の上につっかい棒みたいなのをおいて,それを軸にかぶせるらしい.かぶせるためには,周りを細くしないといけないので,周りも削るらしい.まあ,そんな工程をふんでいた.それは,最初に説明されていたどおりだからいい.

突然「ちょっとだけちくっと痛いからねえ」と有無を言わさず麻酔注射!えっ,なんで麻酔?と聞くこともできない.だって,治療中で口あけたままだし.

「ちょっとだけちくっと痛いからねえ」って,いつももっと大幅に痛いことしていたくせに,なんで,注射のときだけ「ちくっと痛い」予告があるのか?

確かにちくっと痛いだけだった.いつものほうがよっぽど痛かった.なぜ大幅痛いときは予告なしか?

麻酔しているので何しているかわからなかったがとにかく大幅に削ったらしい.帰りに「麻酔がきれてきたら痛いですか?」ときいたら,「そんなことないない.歯茎の内側まで削るからちょっと麻酔しただけ.30分くらいできれるから」という.

「そんなことないない」を信じていたが,やっぱり痛かった.しかも,削るとき無理矢理削っているから口の裏側も,舌の根本も傷だらけでご飯をたべにくかった.鏡で見てみたら血袋みたいなのが何カ所かできている.

奥歯を舌で触ってみたら,歯がちっちゃくなっていた.けずられてちっちゃい歯になってしまったのだ.あー.

はやく歯の治療が終わって欲しい.でも,この先,生きていたら,もっともっと他の歯も悪くなるよなあ.そのたびに毎回これか?で,その痛い想いのあとずっとその歯がもつかというとそうでもないよなあ.

うちの息子は私が歯で痛い目にあっているので,4年生になった今もいまだに,私が寝る前には歯磨きチェックをしているので,虫歯が一本もない.うちの母は,歯で痛い目にあったことがなかったせいか,私の歯磨きなんか全く関心なかったし,「子供の歯は抜けるから虫歯になっても大丈夫」などと言っていた.

それが,この年になってこんな風に返ってきている.20歳まで完璧に歯を磨いていたら,ずっと歯が強いままでいけるとおもう.息子の歯磨きがんばらないと.


ハートのクラシック3枚組.堪能しました.やっぱドッグアンドバタフライは名曲だなあ.暗示的な歌詞.淡々と綴るメロディと編曲.これきくと,「そうだそうだ,ハートもがんばっているんだから,私もがんばろう」って気になります.


6月19日その2 ポケモンの世界

うちの息子はポケモンがテレビではやっていた頃(例の事件があったころ)は全然知らなかったのだが,小学校にはいって,友達の影響で任天堂のゲームを始め,すっかりはまってしまっている.

この夏に映画が始まるらしいのだが,その前売りの発売は4月とかだった.はや.ポケモンなどと提携しているコロコロコミックという子供向けの雑誌があるのだが,それに,そういう情報が満載されている.発売前からやいやい言われて,発売当日にダイエーへ買いに行った.映画の前売り券なのに,なぜダイエー?実は指定のおもちゃ売り場と関係がある.

なんと,映画がおもちゃ売り場と提携しているのだ.おもちゃ売り場=任天堂.

で,その前売り券には,デオキシスというポケモンの交換券がついている.なんじゃそりゃ?と思っていたら,そのおもちゃ売り場で売っているリーフグリーンとファイアーレッドというソフトの中にデオキシスが隠されているらしい.それがその前売り券でもらえるというのだ.リーフグリーンとファイアーレッドだから二つ必要だが,子供だからたいてい親といっしょにいくわけで,ちゃんと2つのソフトの分のチケットを買うことになる.この時点で前売り券は少なくとも2枚売れる.ソフトも2個だ.ちなみに,1個4000円台である.もちろんソフトだけでは動かない.ゲームボーイアドバンスという2万円くらいするゲーム機が必要.

しかも,このゲーム機,大体のこどもが2つ持っている.というのは,そういうソフト同士で通信をしてポケモンを交換できるのだ.リーフグリーンでゲットしたポケモンをファイアーレッドへ通信で移植できる.

ソフトはロールプレイングゲームのような感じでどんどん進んでいくのだが,単に画面が変わるだけではなくて,ポケモンの世界の地図みたいなのがあって,土地勘がないとどこに何がいるかとか,どこを攻略しなくてはならないかとかがわからないのだ.また,攻略するための攻略本がでていて,それを見ながら,また友達同士で情報を交換しながらポケモンを増やし,さらにそれらを育てていく.そのポケモンの情報がコロコロコミックにも載っている.

今回のそのデオキシスをゲットするためには,ソフトである程度のところまで進んで,「ひみつのおくりもの」というのが出てこなければ,窓口でもらえなくなっている.

前売り券にはデオキシスの交換券がついていたが,その時点では交換できず,前売り券についていた解説書を元にゲームを勧めていって,「ひみつのおくりもの」という画面表示を出さないと,交換できないのだ.

そして,本日6月19日が交換開始の日だった.ダイエーが10時に開くので,すぐに行きたいとねだった.たぶん,近所の子供たち,皆同じ思いだろう.10時はたぶんたくさん並んでいるから,といって,10時半頃にいったら,まだ15人くらいおもちゃ売り場に並んでいた.交換のためには,1.リーフグリーンかファイアーレッドを持っている.2.「ひみつのおくりもの」が表示されている.3.無線通信のハブを持っている(ゲームに外付けでつく)4.映画前売り券の交換券を持っている.という条件が必要だ.うまいことできている.

で,1時間ならんで,めでたく通信でデオキシスをもらったが,それをもらうのに,またソフトを進めなくてはならない.(隠されているのだ)解説書に従って,前にすすんで,やり方がわからず,半ば怒りながら,やっとデオキシスを発見した.しかし,発見したデオキシスはとっても弱くて,ゲットしようと自分の持っているポケモンで攻撃したらすぐ死んでしまった.なんどか殺してしまい,(そのたびに電源をきって無かったことにしていた)弱々しい攻撃をして最後にゲット.その後,大事に大事に育てて,ちょっと強くなったらしい.

ポケモンは,ゲーム機,ソフト,販売店,コロコロコミック,映画,テレビが提携している.それが世界中を席巻しているのだ.ものすごい事業.しかもあんまりお金かかってないし.かかっているとしたら,それはマンパワーのみ.すごいよねえ.


6月20日 ポケモンのゲーム

あまりに子供が熱中しているので,昼ご飯にそうめんを食べながら,ポケモンのゲームの話をしていて,ちょっとやらせてもらうことにした.そしたら,なんと,このゲームは「喧嘩を売って(もしくは買って)カツアゲする」という内容だった.

息子がやらせてくれたところは,「年上のおねえさん」と「暴走族」というのがいて,そいつらにいちいち喧嘩を売る.そいつらのポケモンは弱いので,自分のポケモンはどんどん経験値を積み,どんどんカツアゲしてお金も貯まっていく.なんちゅうゲームや.

その暴走族のなかに「おじさん」がいるというので,探してみたら,太ったスキンヘッドだった.「たかちんにとっておじさんて,太った人のこと?」ときいたら「そう.」という.そうか,中年太り=おじさんなのか.「じゃあ,細くて年とった人はおじさんじゃないの?」ときいたら,「それはおじいさん!(^_^)」と答えていた.そういうわけか.

ポケモンは地図が頭にはいっていないといけないゲームでこの地帯はその「年上のおねえさん」と「暴走族」だらけらしい.弱いのがわかっているので,このあたりで自分のポケモンを育てるのだ.


6月26日 ブログ

ジオシティの容量も危なくなってきたので,ブログに日記を移すかもしれません.現在検討中です.

今日は自分のせいでひどいことになって落ち込んでいるので,日記は休みます.


 

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