11月18日　無理したらできること

10月後半から，ずーーーっと，仕事イベント続きで，出張が多くて，なかなか日記も更新できなかった．

その代わりに，北海道では，ジェフベック普及委員会で昔お世話になっていた方にも会えたし，横浜では，土佐の友だちと聘珍樓なんていう高級中華にも行けたし，楽器フェアも行けたし，仕事も行く先々で充実していたし，大きな病気もせず，忙しいながらも充実した一月だったような気がする．

やっぱ健康第一ですね．健康でないと何もできません．そして，私が会いたい人も健康でないとどうにもならない．

みんながいつまでも健康で，いつまでも長生きできたらいいのになあ．

でもそういうわけにもいきませんね．

私はこの日記にも何度か書いたけど，１９歳の秋を始めとして，これまで何度か痛い目に遭っている．だから，友だちと会える機会を自分で見つけたら，ちょっと無理してでも必ず会うようにしている．そうでないと，もう会えないかも知れない．しかも，その会えなくなる確率は確実に年々あがっている．

もう少し若い頃は，友だちと，

「年をとったら，一緒に老人ホームにはいって，一緒に過ごそう」

なんてことを言っていたが，どっちかが死んだら絶対そんなことはできない．今生きて，健康だからこそ会えるのだ．

今できることは何でもやっておかないと，もうできなくなるかもしれない．バンドもそうだし，仕事もそうだし．

友だちに会うことも．友だちに自分の気持ちを伝えることも．

そう考えると，すべての自分の言動は遺言なのだ．

しかし，遺言の効果は自分の直接の知り合いが生きている期間のみ有効だ．

ああ，人間の儚さよ．小ささよ．