平成2年に市場デビュー以来、そのユーモラスな名前と形、そしてポンカンに似た強い甘みと香りでファンが急増しつつある柑橘です。皮が簡単にむけて、ほとんど種がなく、袋ごと食べられる「おいしい」ところいっぱいのデコポンです。「デコポン」とは商標名で、品種名は「不知火」といいます。その中でも、糖度13度以上、酸味1.0%以下のものでないと「デコポン」という名前で出荷されないそうです。鹿児島では「ラ ミポリン」。愛媛では「ヒメポン」とそれぞれの愛称があるそうです。この一風変わった名前の由来は「デコのある清見オレンジ」と「ポンカン」の交配から誕生し、両者の特性と名前を掛け合わせたそうです。その甘さたるやファンならずとも思わずニッコリしてしまう「デコポン」。お店の目玉としていかがでしょう。食べてみたら思わず納得です。