富良野・美瑛
行って参りました.女の子なら一度は憧れる富良野・美瑛の波状丘陵地帯.いわゆる「パッチワークの丘」と呼ばれるものです.大きくうねった大地にじゃがいもやら,ビーツやら,麦やらの畑がそれぞれの色をだして,まるで,パッチワークのように見える場所です.前田真三さんの四季の写真が有名ですが,(実は私もそれ見てここに来ました)実際もあの写真そのままで,しかも,風や光でどんどんその表情が変わります.美瑛はレンタカー(注1)を借りて朝からまわりました.3時間だけ借りたのですが,だーーっと走って,きれいな風景のところでとまって,しばしみとれて,写真をとって,また走りを繰り返し,ちょうどいい時間でした.(美瑛のみ)
この写真の雲をよくみてください.すーーーっとあるところから雲がはじまってるでしょ?これをもっと高いところからみると雲海になってるのだそうです.(さすがに山登りはできませんでした.でも,この立っている場所からもその雲の動きを見ることができました.
美瑛の前日はお仕事でいっしょになったK重工のお友達と待ち合わせして富良野へ行きました.富良野といえばラベンダー!!二人できゃーきゃーいいながら,写真のとりあいっこしました.富良野では,駅でタクシーのおじさんにつかまって,観光案内付きで安くしとくから,と口車にのせられてタクシーでまわりました.さすが現地人で,とても素人にはわからない道を通って色々なところへつれてってくれました.(そのかわりみなさんがよくまわる観光名所にはいかなかった.)畑によってその時期に満開になっている場所がちがっていて,この時期にきれいなところへつれていってくれました.
富良野のやど;
電話帳のビジネスホテルの欄で駅から歩いて5分のとこで,1泊2食付きで7500円という超安い宿をみつけました.こんな観光シーズンに,どんなビジネスホテルが富良野にあるの?いなかやから安いの?なんて,考えるわたしがうかつでした.あの秘密の道を知り尽くしていた観光タクシーの運転手さんも知らないとこでした.ついてひとこと,「どこがビジネスホテルじゃあ〜〜!!」ふつうの家でした.それも,ちょっと古い・・・.バイク野郎サンがたむろしてました.それは別にいいのですが.お風呂が家庭のふつうのお風呂なので,一つしかありません.で,バイク野郎さんがふっと気の抜いたすきにささっとはいれといわれて,こそこそ入ってました.(もちろん鍵はない)で,必死の思いではいったのですが,(今考えると無理にはいらなくてもよかったが)湯船にでっかい蛾がたくさんしんでて,きれいになりにふろにはいったのか,なんだかわからない状態ででてきました.で,夕食ですが,3畳くらいの台所にふつうの家の晩御飯が用意されてました.で,食べようと思ったら,猫がやってきて横取りしようとするのです.で,奥さんが猫にとりあえず注意するのですが,そんなもん,いうこときくわけがありません.で,食器を必死になって確保しながらなんとかたべました.部屋の窓をあけると虫がすごいので冷房もないのに,しめきって寝ました.富良野は盆地なのでとっても暑かったです.(35度くらい)で,寝られないとおもいつつ,朝になり,また,猫と戦いながら朝御飯をたべて駅へ向かいました.
注1)レンタカーについて
関係ないですが,どこに旅してもそうですが,レンタカーのJAFとかJRとか空港の割引って実際使うときになると,いつもレンタカーやさんで「この車種にしたら,正規の値段で,この割引価格よりもっと安い」といって別の車種を勧められるので使ったことがありません.あの割引システムを使っている人っているのだろうか??それとも私が1人で乗るからいつも,軽をすすめられるだけなんだろうか?