Los Angeles

ロサンゼルスのディズニーランドのゲイナイトへ行った模様をお伝えします。

97年10月24日(金曜日)

そんな訳で、皆さんすでにご存知だと思うけど、ロサンゼルスへ行ってきたのよ。始めはＪと２人で、車で７時間程かけて行く予定だったんだけど、直前になってＪの知り合いの「アメリカ人＆フィリピーノ」グループ一行でキャンセルが発生したの、で、急遽その一行に仲間入りして飛行機で行くことになったのよ（宿泊先は元々一緒だったの。）。しかも、飛行機代はタダでいいっていうのよ...ほほほ...やっぱりアタシの普段の行いがいいからかしら、神様はちゃんと見てくれてるのねぇ。

さて、初日よ。フライトは午後１時だったから、１０時過ぎにＪ宅を出発して、サンノゼ国際空港へ向かったの。約２０分程で到着して出発ゲートへ行くと、Ｊのお友達でアタシの熊好き仲間でもあるＹ君がすでに来てたの。Ｙ君と世間話をしている間に徐々にメンバーが集まってきたわ。総勢１３人...ほほほ...不吉な数字よねぇ...。

飛行機（ちなみに"RENO AIR"なる航空会社よ。）に乗り込んで、ジュースを飲んで、スナックを食べてる間にあっという間に、オレンジ・カウンティ（ジョン・ウェイン）空港に到着（所要時間約１時間）したわ。空港でレンタカーを３台借りて、一路宿泊先へ。ディズニーランドから数ブロック離れた、一泊１人当たり１５ドルのモーテルよ。アタシにはもっとゴージャスでリッチな所が似合ってるんだけど、なかなか贅沢ばかりもいってられないから、今回は我慢したわ。でも値段の割には小奇麗で悪くなかったわよ。

チェックインを済ませたアタシ達一行、皆お腹がすいてきた頃だったから、モーテル近くのファミレスへ食事に行ったの。総勢１３人、しかも全員ゲイで、中にはおネェな方もいる一行、はっきりいって一筋縄じゃいかないわぁ。ウエイトレスのお姉さんサンディー（実名）は一瞬ひるんだんだけど、すぐに持ち直して何食わぬ顔でサービス続行。一行から次々と繰り出されるジョークもさらりとかわしていくわ。えらいわよぉ、サンディー。さすがカリフォルニアのウエイトレスねぇ〜。で、簡単に自己紹介などしながらお食事したわ。

お腹のふくれた一行は、今晩のディズニーランドに備えて一休みすることにしたの。私とＪとその他数人は、モーテルのプール＆ジャグジーに行ってのんびりしたわ。

７時頃、準備万端（っていっても特に準備するものもないんだけど...）でディズニーランドへ出発よぉ。ゲート前にはすでに沢山の人達が並んでいるの...。基本的にこの人達が皆ゲイなのよね〜。う〜ん、これは壮観よねぇ〜。などと感心しているうちに８時半になって開園したわぁ。

さて、ゲイナイトといっても、ミッキーがミニーじゃなくてドナルドとイチャついてるとかってことはなくて、アトラクションとかは普通です。だから、あれに乗ったとか、これに乗ったとかは、今回は書かないわよ。で、アタシが思ったことなんだけどぉ....。

その１：子供がいない
そうなの、ディズニーランドなのに子供がいないのよぉ〜。正確にはいない訳ではなくって、いることはいるのよっ....両親ともにお父さん（又はお母さん）だと思われる子が....。でも、普段に比べると絶対的に少ないのっ。普段のディズニーランドに馴れてるアタシには、ちょっと不思議な光景だったわぁ。

その２：イチャイチャし放題
普段、彼氏とディズニーランドへ行っても、周りの目があるから、イチャイチャなんてできないでしょ？で、そういう時に限って、男女のカップルがイチャイチャして見せつけてくれるのよぉ〜。でもこの日は違うのよ、正々堂々？とイチャつけるのよぉ〜。これは、うれしいわよ。

その３：盛り上がる盛り上がる
わかるでしょ、これ。基本的にアメリカ人全般がこういう所では、とことんエンジョイする人種みたいなんだけど、特にゲイの人...。やっぱりゲイって陽気なお祭り好きが多いのかしら？アトラクション１つとっても盛り上がること、盛り上がること。特に大人数のアトラクションは相乗効果で異常な盛り上がり方だったわぁ。

そんな訳で、１時半までとことんエンジョイしたわぁ。ただ、ちょっと残念だったのは、夜だから写真が撮りにくいこと....。素敵な熊を隠し撮りしようと思っても...ねぇ...。面と向かってお願いなんて、シャイなアタシにはとってもできないわぁ〜。でも、何枚か撮ったわ。まだ現像してないから、よくわかんないけど...（さすがにデジカメは不利、と思ったので普通のカメラを持ってったの）。観賞に耐えるのがあったらいい男百科に乗せるわね。

本日のお土産
・ティガーのスウェットシャツ。
・くまのプーさんがティガーを抱きしめてる絵柄と"Bear HUG"の文字が刺繍された長袖Ｔシャツ。ほほほ..."Bear HUG"よっ"Bear HUG"。

97年10月25日(土曜日)

で、２日目よ。さすがに前日の疲れで、１０時頃に起きたの...。で、一行のうちの７人で昨日と同じファミレスへお食事にいったの。今日はサンディーはいなくて、アジア系のクリスティ（実名）がアタシ達の担当だったわ。人数が半分になって、ちょっと疲れが見えても、遊び心は忘れないアタシ達....。オーダー後に大席替え大会を行って、しっかりクリスティを困らせたわぁ。ホント、迷惑な客よねぇ。

なんだかんだでお昼頃、今日のメインであるユニバーサルスタジオへ向かったの。ユニバーサルスタジオは初めてのアタシ、ちょっとワクワク....。（ロサンゼルスのディズニーランドも初めてだったんだけど、東京ディズニーランドと雰囲気的にはそれほど変わらないから、初めてって意識が薄かったのよ。）

ここでも、あれに乗ったとか、これに乗ったとかは書かないわ。（っていうか、書けないのよっ。客観的に物事をリポートするって能力がないのねっ。）行ったことない人はユニバーサルスタジオのホームページでチェックしてね。ただ、一つ忠告。これから行く人は「Jurasic Park---The Ride」には気をつけてね。アタシ騙されたのよっ....。乗り物の趣向を理解してなかったアタシは、勧められるまま一番先頭に....。ほほほ....びしょ濡れよっ...びしょ濡れっ。ホント、半端じゃない濡れ方だったわっ。いくらお日様サンサンで、乾燥してるからって、早々簡単に乾かないわよっ。結局、ジーンズは夜中まで湿ってたわよっ。

で、７時半までいろいろ遊んだわ。さすがに常に１３人で行動する訳にも行かないので、最後はそれぞれバラバラになってたわ。一旦皆で出入り口のゲートに集合して、WestHollywood のクラブでの待ち合わせを決めて、お食事はそれぞれ別々にすることになりました。

アタシとＪとＹ君とＫさん（ちょっと熊な人）は WestHollywood のイタリア料理のお店でお食事したの。そこから、待ち合わせしたクラブ（確か Mickey's って名前）へ行ったわ。土曜の夜ということもあって、賑わってたわ...。でも、アタシはっきりいって、この時点でかなり疲れてたのよっ。それにクラブって踊るか、男探すかって場所でしょ。踊るには疲れてたし、男は探さなくてもいるから、アタシとＪは抜け出して、通りをぶらぶらしながら、本屋とかビデオ屋を覗いてました。

しばらくぶらぶらした後、Ｙ君とＫさんを拾いに戻ったの。すると、Ｙ君は残るっていうじゃない...ほほほ...そうなのよっ。しっかり、見つけてるのよっ....。このＹ君、実は一緒に暮らしてる彼氏がちゃんといるのよっ。でも、彼氏は不参加....。って訳で一晩のアバンチュールを楽しむ計画だったみたい。ほほほ...これで弱みは握ったわっ。

３人でモーテルに帰ってきた時点で、アタシのお疲れ度はピークに達してたわ。すぐにベットに潜り込んで、１分後には熟睡でした。

本日のお土産
・カウボーイハット.....。そもそも、アタシ、帽子がそれほど似合う方じゃないのよ。でも、たまたま被ってみたら...あらぁ...イケるわぁ。ほほほ...つい買っちゃったわ。でも、どこに被って行けばいいのかしらねぇ〜。

97年10月26日(日曜日)

さて、３日目よ。ちなみにこの日、夏時間が終わったの。だから１時間余計に寝れたわ。疲れてたからラッキーね。で朝８時頃、なんだか隣の部屋が騒がしいので起きたの（ちなみに隣はＹ君とＫさんだったの）。ほほほ...Ｙ君が朝帰りで戻ってきたのよっ。さすがに３日目ともなると、疲れが溜まって気力がないわ〜。他の人も同じみたいで、皆でのんびり支度をした。

お昼頃、今日の目的地である、ラグナビーチへ向かったの。到着して、ゲイのレストランでお食事をして、その後ビーチへ....。ここ、ホントただのビーチで、なんにもないの...。ゆっくりするには最適だけど、ちょっとつまんなかったわっ。

することもないので、Ｊと一緒にベンチに座って、日向ぼっこして過ごしたわ。疲れてたから、ちょうどよかったかも。で、３時半頃、空港へ向かったの。

渋滞を予想してたんだけど、以外にもあっさり到着。６時の飛行機でサンノゼ国際空港へ飛び立ったわ。飛行機からみたロサンゼルスの夜景は、とってもきれいで、今回の旅を素敵にしめくくってくれました。

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このページの最終更新日は Dec 29, 1997 です。


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