このページを作成したきっかけ
昔からパソコンには興味があって、中学生のころ世の中でパソコンが流行り出し、クラスの中でもパソコンを持っているというだけで自慢している人がいました。
もっともその頃のパソコンといえば、大変高価なもので(今でもそうですが)、またものすごく大きなものですから、「モバイル」なんてものもなく、Windowsなんてものもありませんでした。
人々は、自作のプログラムを雑誌などに投稿してました。
雑誌にはたくさんのプログラムが掲載されていて、プログラムを作成することができない人たちは、掲載されているプログラムを自分のマシンに入力し、フロッピーや、テープ装置に「save」して、使用するときには、そのプログラムを「load」し、実行するときには、「go」。
私の場合も、月に一度発売される雑誌を見て、パソコンを動かしていました。
そんな時代を経て、今ではインターネットが主流となり、誰もが使用できる O/Sと簡単に扱えるアプリケーションがフリーで出回り、出張先や、旅先などでもノートパソコンの内臓モデムからダイアルアップし、いつでもどこでも、メールが読める。なんて時代になってしまいました。
システムバスの仕様が分からなくても、CPUの命令を覚えなくても、TCP/IPのプロトコルなんてどうでもよく、周辺装置がどのような仕組みで動いているかなんて意識しなくても、老若男女、パソコンを使っています。
なぜ、人はパソコンを買うのか…「ワープロとして使う」、「ゲームを楽しむ」、「インターネットをやってみたい」など、様々な理由があるでしょう。
私の場合は、「ただ、何となく」という理由でした。
仕事で必要だったという事もありますが、別に個人で購入する必要は全くありませんでした。
しかし、ある日、ある会社の人から、台湾製の部品をかき集めて組み立てたパソコンを6万円で購入してしまいました。
安かったから「何となく」購入してみたのです。
6万円とはいえ、購入した3年前(1996/6月)としては画期的なものでした。
(CPU = Pentium 133MHz、メモリ = 64MB、内臓ディスク = 1GB、 内臓モデム =14.4Kbps)
モデムはちょっと…と思いましたので、すぐに外付けの 28.8Kbps を使うようになりました。
インターネットに携わったのは、さらに2年程前で、あの「IIJ(ISP会社)」がまだ企画会社だったころからですので、そう考えれば結構古いのかなぁ…なんて思います。
なんだか、単に「パソコンオタク」の様にも見えますが、実はそんなことはありません。
どちらかといえば、パソコンよりワークステーションの方が詳しいのです。(ちょっと自慢)
あるUNIX系雑誌にも記事を投稿したりもしてます。
そんな私がなんと、SONYのVAIO(PCG-505GX)を思わず購入してしまったのです。(1998/8月)
今まではメールで使うだけのパソコンが他の用途でも使わなければもったいないという気持ちがじわじわと沸いてきました。
うん十万円もするものを買ってしまったので、その思いは日増しに高まってしまいました。
その「他の用途」というのが、このページを作成してみようというきっかけとなりました。
マシンと格闘している先には、たくさんの人たちがいて、自分が発信したものに対して何らかの反響があり、それにまた応えるといったことは、人が本来持ち合わせている欲求ではないかと考えています。
「インターネットコミュニケーション」という言葉が世の中に出てまだほんの数年しか経っていませんが、その実情は世界中にたくさんのWWWサーバーがあり、人々はそこに、掲示板やチャットルームなどを設け、多くの人がそこにコメントを書き込んでいます。
顔も見たこともなく、声も聞いたことがない人々があたかも昔から知り合いだったかのようにコミュニケーションをとっています。
人が介在する世界には、その環境を利用して犯罪を企む人もいます。
残念なことではありますが、インターネットを利用した犯罪は決して少なくありませんし、今後もさらに増える傾向にあります。
私個人の力ではどうにもできないことだと分かっていますが、少しでも多くの方に、自分が考えている事を理解してもらおうと「何となく」こんなページを作成してしまいました。
気楽に読んで頂ければ幸いです。
堅苦しく、難しいことは抜きにして、私の率直な意見が伝わり、それに対する共感・反論などのご意見が伺えればと思っています。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
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