長くなったので、パート2をつくります。

6月16日

ニュースステーションで北朝鮮の映画がはいっていた。 北朝鮮の女性が軍に志願して、ピョンヤンで交通整理をやっていた。 ピョンヤンには現在、交通整理をする程、車は通ってないと思います。(笑) それにしても映画の出演者は、誰も彼もなんであんなに痩せてんだ。 登場人物で太っていたのは、金正日将軍様だけでした。 それにしてもあんなに茶々が好きな久米キャスターが北朝鮮問題になると殆ど何のコメントもつけない。 政治的配慮してますねえ。どっかの団体の抗議を心配してんでしょうか?

6月17日

主要国の消費者物価指数を見てみたいと思います。(1929年 = 1) 日本 イタリア ドイツ アメリカ カナダ イギリス フランス -------------------------------------------------------------------- 1920年 1.2 0.81 8.03 1.19 1.25 1.52 0.61 1930年 0.85 0.97 0.96 0.97 0.99 0.96 1.04 1940年 1.43 1.19 0.84 0.82 0.86 0.81 1.61 1945年 2.60 24.50 0.94 1.05 0.98 1.27 3.67 1950年 201 50 1.72 1.40 1.33 1.72 23.13 1960年 264 67 2.56 1.73 1.65 2.56 40.38 1972年 466 108 2.16 2.44 2.33 4.50 67.65 1975年 716 168 2.62 3.14 3.08 7.08 92.30 1980年 986 362 3.19 4.82 4.68 13.86 152.1 1990年 1209 910 4.13 7.64 8.34 26.15 279.4 さて、各国別に見てみると…。 日本 --- 注目は1950年日本人の金融資産は戦前の約80分の一になった。なんまいだ〜。戦争に負ける って悲惨です。土地神話が生まれたのも頷る。貨幣価値が変わっても土地は不変です。爆弾落とされて 地形が変形でもしない限りは…。 1975年、うーむ狂乱物価。石油一缶400円が1800円になったと私の親がキレてました。 80年代、各国がインフレに苦しむ中日本は殆どインフレが起きていない。非常に経済のパフォーマンス が良好だ。中曽根さんが選挙で大勝する訳だ(86年総選挙、自民党は衆議院で304議席という空前の大勝) イタリア --- 1945年敗戦国にはお約束のインフレ。50年代、60年代前半がイタリアの黄金時代。あとの イタリアはインフレ、マフィア、サッカー、フェラーリ、ブランド品、パスタ…あとなんかあったっけ? 50年代、競争力抜群だった産業競争力は見る影もありません。サヨクのバカが、賃上げ、賃上げと 喚き散らしたせいです。 ドイツ --- 注目は30年代〜40年代。ヒトラー政権下であれだけアウトバーンやら大軍拡やらやらかして インフレが殆ど起きていない。公共事業で国民所得が増える上にインフレが起きないのだから、国民が豊か になるのは自明の理。ヒトラーの政策は素晴らしいですな。シャハト博士はもっと評価されるべきしょう。 それ以上に驚きなのが、1950年。東西から挟撃され、あれだけ国力出し尽くしてメタ負けした筈なのに インフレ率がわずか40%。よほど第一次大戦の経験が忘れ難かったんだなあ。 1913年1ドル0.25マルクでした。1920年1ドル2500億マルクになりました。 仮に、10万ドル持ってるアメリカ人と、2万5千マルク持っているドイツ人がいたとします。 1913年、両者は同じ財産を持っていました。7年後アメリカ人の財産は10万ドルです。 ドイツ人の財産は…、1.0 × 10-7ドル…。 10万ドル分あった筈の財産が、百ナノドルというか、十マイクロセントとでも言うのか…。(^^; ドイツ人はそれまで何のために働いていたんでしょう。 「自分の財産を限りなく0に漸近させるためさ。」と爽やかに言い切ってくれるドイツ人は 多分皆無だと思います。 続きは明日書くね。

6月18日

昨日の続きです。でも昨日っていつだ?(笑) アメリカ --- 歴史的に見て経済のパフォーマンスは群を抜いて良好です。ベトナムの敗戦もマクロ的 には痛痒程度。さすが覇権国家。 カナダ --- 1926年の建国以来、国際関係の混乱に直接巻き込まれたことがないだけあって、アメリカ 以上の堅実さ。80年代は少しインフレが昂進。その後遺症で、93年の選挙で与党が150議席から2議席に なった。しかしそんなことはたいしたことではありません。問題はケベック州分離独立問題。 イギリス --- 戦後一貫して産業が衰退しまくったってのに驚くべし、86年まで経常収支が黒字だった。 大英帝国の遺産はものすごい。遺産を食いつぶす前に経済改革を達成した判断も立派。何よりこの国は 存亡を賭けた戦争には常に勝ってきた。 フランス --- 戦後インドシナでこけてインフレになった。戦勝国なのに敗戦国のような状態になるな んてしゃれにならない。おまけに1960年には第四共和制が崩壊するし。国民の信を失った、国は憐れです。 インフレも戦後50年で10倍以上になった。本当に戦勝国なんでしょうか。 でもいいでしょう。フランス人は自らを恃むこと世界一です。国なんかハナから当てにしてない。 なにせ、フランス人の社会では自分の財産の何割かを金(ゴールド)で持つのは常識です。 やれやれ。ところでハンター・ハンターの連載はいつ再開するのだろう? ヒソカのプロファイルみっけ(笑)

6月19日

コンピューター相手に大貧民(大富豪)をやる。はまる。 第一戦、最後に残ったのはQ(12)一枚。結構余裕。突然相手が2枚づつ出し始めた。大貧民決定。 まっ、しゃーないか。(結構余裕かます) 第二戦、札が配られる。おっ、2が2枚もある。ラッキ。突然二枚の2をとられた。カードチェンジ しやがった。ご丁寧にも3と4がまわされた。ゲーム作った奴の悪意を認識する。 結果。またも大貧民。 第三戦、殆どやる気は失われた。湾岸戦争で塹壕に身を潜めながら多国籍軍を待つイラク兵の気持ちが よくわかる。←??? カードの最高はK(13)一枚、予想通り大貧民。 悪意の波濤に怒る気力も失せ、茫然自失。 やめよう…。

6月20日

民主党フォーラムで売春問題が浮上している。同年代でこの問題を身近に感じている方々も参加してい るみたいだ。何事にも無関心でいるよりはよほどいいことです。 未成年売春をどう扱うべきか(1)(2)(3) 売春といえば少し前、私が住んでる県の某市の公務員が、金銭を払って高校生に淫らな行為をしたという ことで懲戒解雇だか諭旨免職になったと、ニュースでやってた。 なるほど買い手はは処罰されましたが、売り手は一体どうなったのだ。さっぱりわからん。 多分未成年ということで目に見える形での処罰はなされてないと思う。 なんで買い手だけが処罰されるのだ?PL法の精神に反するではないか。 うーむ。ところでPL法って何の略だ? Perfect Liberty…? 甲子園の人文字応援に関する法律か?(笑) ま、ともかく商品の製造者も応分にの負担を求めるのが、先進国の社会のルールってもんです。 えーと、なんか話が錯綜してますね。(笑) イギリスではSEXの議論はSomething naughty and not to be discussedとの意識が支配的らしいですが、 十代の少女の妊娠が激増してるそうです。スウェ−デンは昔からFree SEXの国として有名です(なんせ 昔はノーカットのエロ本といえばスウェーデン直輸入という言葉が反射的に飛び交っていました)が Birth Controlの意識が実に高いとか。考えてしまう結果です。 さて援助交際ですが、いつだか援助交際やってて逮捕された人がいました。その人は、金払いがよく、 あっちの方面も頗る達者だったそうで、女子高生や中学生にかなり人気があり、評判になっていたのだ そうです。 その評判が仇になって逮捕されたんですが、警察が逮捕してみたらその人の年齢が76歳だと 判明しました。以下は警察の尋問の一部です。 取調べ官:「どうしてあんな事をしたんだ!」 ある人: 「援助交際は私の生き甲斐だ。」 …さいですか。恐れ入りました。(^^ 書いてて思ったんだけど、どこまでが真面目で、どこまでが茶々なのか自分でも良く分らんなあ。 ってゆーか、まじめな部分はあるのでしょうか?

6月21日

昨日小渕総理が、ケルンサミットについて記者会見やってました。 どんな感じだったかというと…。 最初はサミットの報告。原稿棒読み。あいも変わらず。なにいってたっけ。おぼえていません。 とにかく退屈で眠い。催眠術の実験だろう。きっと。(笑) あの原稿は絶対小渕さんが自分で考えたものではないな。官僚の作文です。自分で書けばいいのに。 そうすれば、サッチーがどうたらとかでてきただろうに。どの道中身がないんだから、ギャグでも かまして欲しい。 記者の質問その一。エリツィンと二人だけで会ったそうだが、懸案の北方領土の国境確定のことにつ いて話合が持たれたのか、また前進はあったか? 小渕首相は長々と答えてた。その中にはコソボがどうの、日本がプラス成長になったのと、首をかしげ たくなるような話が盛りだくさん。しかも小渕さん原稿読んでいる。どうやらエリツィン大統領と会った のは確からしい。それ以外質問の答えなし。 それにしても記者の皆さん(外国人も含めて)は熱心に小渕さんのいってることをめメモっている。 こんな発言メモってどうするのだろう? 質問その二。北朝鮮のミサイル問題について。 第一問と同様やたら長々としゃべる。しかし質問の答えはない。取り敢えず首脳会談でその事を伝え はしたらしい。 質問その三。途上国の債務免除の問題について。 同様に長々としゃべる。しかし質問の答えはない。記者の面々を見るとメモを取っている人はもはや だれもいなかった。よそ見したり鉛筆をもてあそんだり…、ようやく小渕首相の発言の無意味さに気付 いたらしい。とにかく日本として関心はあるのだそうだ。 要約すると、エリツィンさんと会いました。北朝鮮のミサイル問題を各国首脳に伝えました。 債務放棄の動向に関心を持っています。たのむからもう少し質問に答えてくれ。 後日になるのだが、小渕その足で北欧諸国を訪問し、日本の国連安全保障理事会の常任理事国入りの 支持を取り付けた。これは小渕さんの得点でしょう。 選挙は得意みたいだから、サミットなんかに出ずに、最初から票集めしてれば良かったのに。

6月22日

南北交流の一環で韓国から北朝鮮を訪問していた人が、北朝鮮の人に、韓国にいる元北朝鮮人はみんな 幸せに暮らしている、といったら亡命教唆の容疑で北朝鮮の治安当局に身柄を拘束され、取調べを受けて るそうだ。 北朝鮮では本当のことを言うと犯罪になります。 はやくつぶれてくれないかなあ。

6月23日

サミットでも問題に上っているのが、発展途上国の累積債務の免除問題だ。 要するに国際徳政令なのだが。 これのいいだしっぺは、ローマ法王ヨハネパウロ二世なんだそうだ。なんでも2000年は「大聖年」なんだ そうでそれを記念して累積債務の大幅削減を5年前に言い出し、それに向けたプロジェクトチームを発足さ せたらしい。 迷惑なことを、無責任によくもまあ。 十字軍の時といい、魔女狩りの時といい、ローマ法王庁というのは歴史的に迷惑なことを言い出すのが 実に得意だ。いったい他人の借金をなんの権利があって、いきなりチャラにできるのか? しかもこれで最大の被害を被るのは、キリスト教国でも何でもない、我が国ではないか。 日本は来年平成12年だ。こんな半端な数でなんかの節目になるのか?(笑) 98年のバーミンガムサミットでは、イギリスのブレア首相が各国首脳に債務放棄を迫ったとか。 こら、イギリス国教会の誇りはどこへいったのだ?なんでカトリックにひれ伏すのだ。離婚したいが為に 膨大な金をかけてイギリス国教会を作った、ヘンリー八世の不遜なスピリットはどこへいったのか? ドイツと日本は猛反対したそうだが、ドイツのシュレーダー首相は今年なってあっさり転んだ(さすがは カトリックの手先神聖ローマ帝国の後継である(笑)。 どうせだったら千年に一度なんだから、全世界の人の全債務を免除すればいいのに。

6月24日

最近、Yahoo中国(ここから中国語変換ソフトをただでダウンロードできます。) をよく覗いています。当然中国語です。でも面白いです。 ヤフ−中国語のことを「雅虎中文]というらしいです。日本でもこう表記すればいいのに。 モーリス・グリーンの100メートル世界新記録達成 --- 「九秒七九美国葛林刷新百米記録」 グリーンってこうかくのか。 朝鮮戦争 --- 「抗美援朝」 上手い表現だなあ。(笑) 冷眼向洋看世界 --- 我が中国の海洋進出に世界は冷たい目を向けている。 なんだやっぱり海外侵略をしようという意図はあるのね。(笑) 一級方程式 --- F1グランプリ そのまま直訳やん。

6月25日

ああ、ジオシティがYahooとくっつくそうで、その準備とかで更新できないよー。 でも今(29日)は更新できます。 ところで今っていつだ?

6月26日

さて、再開します。 お茶を濁しておしまいかと思った衆議院比例区の50議席削減案を自自で提出するんだそうで。 当初、公明党のご機嫌をとろうと比例区定数削減に反対していた民主党はこのことについて明確な発言を 避けている。場合によっては賛成もありうるということか。 賛成して欲しいなあ。荒れるよきっと。 社民党、共産党、公明党は大反対。まあそうでしょう。個人的に、こいつらには消えてほしいのだが。 自由党だって困る筈なのだが、あそこは小沢党首自らが党の存続など眼中にない。 キトクな政党です。 ところで、さきがけは何にも言わない。もはやなげてるな武村さんは。(笑)

6月27日

結核が流行っているのだそうな。どっかの医者が、結核に罹ったまま業務を続け、患者や看護婦に 感染させまくったとか、学校の先生が結核に罹患したまま授業をやって、生徒にうつしまくったとか という話が喧しい。 結核って空気感染するのね。 素朴な疑問なんだが、東京辺りの満員電車の中で近くに結核に感染した人がいたらどうなるんでしょう? なかなかスリリングです。 しかもきょうびの結核の中には抗生物質に対する耐性をもった耐性結核というニューバージョン があるらしい。うーむ、バージョンアップするのはウィンドウズだけではないのか。(笑) メチシリン耐性黄色ブドウ球菌とかバンコマイシン耐性腸球菌とか、抗生物質をうつと逆に元気になる とんでもないばい菌が増えている。 病気とはとどのつまり、根性で治すしかないのだと思っている今日この頃です。(笑)

6月28日

久しぶりです。もう更新日が何日でもいいです。さていきましょう。 この前、Soldier of Fortuneという雑誌を読みました。その中にKLA(コソボ解放軍)に参加した アメリカ人義勇兵の記事が載っていました。 (因みにホームページにはこの記事は載っていません。読みたい人はここからKLAで検索して、 バックナンバーを購入してください。) うーむ、アメリカ人の中にKLAに義勇軍として志願した人がいるのか。そうするとセルビア民兵軍の中 にもアメリカ人がいるのだろうか?でもセルビア民兵軍の蛮行は特筆ものだから。 虐殺、組織的婦女暴行、捕虜に対する拷問。 覆面はセルビア民兵軍の必須アイテムです。(笑) クルド人の特集も載っていました。 なかなか、面白いです。えぐい写真なんかあったりして。

6月29日

さて、その義勇軍なんですが参加した人というのは殆どがアルバニア系アメリカ人です。参加するに当 たって、何人かの人に対するインタビューが載っていました。 元ユーゴ軍士官;「我々コソボのアルバニア人は、93〜95年のユーゴ内戦ではセルビア軍として命懸け で戦っていたんだ。ところが今度の内戦のさ中、我々アルバニア人がいた部隊がユーゴ軍の公式記録から 消えてしまった。それだけではない。多くの元同僚が行方不明になっているんだ。 処刑された者も多いと思う。我々は何の為にセルビア人の為に命懸けで戦ったのか。」 女性も何人かいたのだが、高校卒業したばかりの女性もその中にいた。 「戦争の悲惨さは知っています。だから悩んだけど、参加することにしました。 民族の尊厳を取り戻したいんです。」 「今はプラム(卒業ダンスパーティ)の時よりも気持ちが高揚しています。」 18歳かそこらの高校を卒業したばかりの女性が、悲惨さを承知の上で戦場に身を投じることを決断する。 日本の女性を考えれば、これは想像を絶することです。 これがいいことなのかどうか、私には分りません。少なくとも幸せな状態であるとは言えないと思います。 ただ、彼女の決断は尊敬に値するものとは思いまし、非難される筋合いではありません。 「私はいささか歴史を勉強した。それで分ったんだが、人間の思想には大きく分けて二つの潮流があるね。 命以上の価値を持つものがあると言う考え方と、命に勝るものはないと言う考え方。人間は戦いを始める 時前者を名分とし、戦いを止める時後者を理由とする。この先もずっと そうなんだろうか…。」 (ヤン・ウェンリー) 結果として、彼らがコソボに到着する前に、停戦合意が成立したそうです。

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