前回、シイラ爆釣ツアーの際(詳しくは、ウラ釣行記1を見てね)バラシの岩井と自ら名乗った私であるが、それは、今回への並々ならん深い決意があったからに、他ならないのであった。今回、その意気込みを現わすもののひとつに参加メンバーがある。いつもの顔のリョーマ谷岡に、私が人生の師匠と敬ってやまないダディ万作をさそったことにある。
7月17日夕刻、1台の車が、とある印刷屋さんに向かっていた。緊急事態発生!その一報に「納期のない仕事なのでえらいこっちゃ」と思ったアルフレッドE.Yは、ハンドルを握っていたのだった。釣行を明日に控えていやな予感も同時にしたものだった。 すったもんだの挙句なんとか無事終了、「それでは私は、明日早いので帰ります。」「飯でも食わんかえ?」「いや、明日早いもので..」(まあ、腹も減ったことやし....)と、少しでも思ったのが悪かっのか、この時点で既に釣果は決まっていたような気がする。元来、飲むことの好きなアルフレッドE.Yは、結局いつものようにやってしまった。帰宅2:00、出発3:00、まあ仕方がない。 リョーマ谷岡、ダディ万作と合流。発した言葉は同じだった「酒くさ〜い。」アルフレッドE.Yはこのときまだ酔っていた。 |
そして、手結港集結。釣具ビンボー井上団長を先頭に、1番キャッチャー村山、うめぞう選手、ホワイティ・ヤナイ、プロデュースド・バイ・ナガヤマの有志5名が年齢不詳の国光船長とともに。そしてミチキッター松山、愛媛カジトーリ、リョーマ谷岡、ダディ万作、酔ったままの私アルフレッドE.Yという精鋭5人が浜口船長とともに百手丸に乗り込みいざ出発。
最初のころは、2隻が数十m離れたところで、それこそお互いの顔もわかるくらいのところでやっていた。向こうのルアーヒットしたらどうしよう。と冗談言うてる矢先アルフレッドE.Yがやってしまった。1番キャッチャー村山をヒット。あいさつがわりにこらえてね、実はウケを狙っていました。そうこうしてるうちに先方のうめぞう選手のロッドがしなる。負けじとミチキッター松山がうなる、そしてリョーマ谷岡のヒット〜の雄叫び、初参加ダディ万作も負けていない。 次々とポイントを移動しそれぞれで釣果を出してるなか、ミチキッター松山がやってくれた。実は、私は船首の方におり、ミチキッター松山は船尾にいたのである、だからその瞬間のことは残念ながら見ていない。ただ、船中が異様な空気につつまれていたのは事実である。船長が走る、そして叫ぶ、125cmじゃ〜。どでかいサワラをゲットした瞬間である。 俄然活気づく船内、シイラもメーターオーバーが出る。時々小振りなのも愛敬でゲット、ミチキッター松山がゲットしたシイラを持って走る!愛媛カジトーリもせっかく愛媛から来たんじゃあ!とばかり気鋭を吐く。ダディ万作のなにかにとりつかれたようなキャスティングが光る。リョーマ谷岡の普段仕事では決して見る事がないであろうの気迫が漂う!大海原で己の可能性の限界に挑戦するがごとくのシーンの数々が起きていた。 と、そのとき前方に黒い異様な物体を発見!「くじらやあ〜」なんとくじらである。途端に船はホエールウォッチングに変身。右にも、左にも、そして前方にも、何匹いるんだろう、本式の観光のホエールウォッチングでも見れないことがあると聞いているのに、何とラッキーだったことか。潮を吹く!独特の尻尾が潜る!束の間の一時を楽しませて頂きました。 十分にシイラ、くじらを楽しんだ後、我々は船首を一路手結港へと向けた、所どころ遭遇するポイントでキャスティングを楽しみながら、心地よい疲れがそれぞれの全身を覆い余韻を楽しむようであった。 |
ここまで読んでこられた方の中に気付いている人もいるんではないだろうか。特に全国数万人にものぼるであろうアルフレッドE.Yファンの方は。そう、この釣行記に彼が最初しか登場していない!これはいったい・・・答えは簡単である。それなりの結果だったからである。
今回はバラシがなかったので、前回のウラ釣行記でついたネーミング「バラシの岩井」は返上されたのであるが、バラシもない今回は何をしたのかも推測できるんではないだろうか。今回の成績に反省を加えたアルフレッドE.Yは巨魚捕獲団井上団長にある約束を取り付けた。次回団長の期待に応える釣果を挙げた場合この「アルフレッドE.Y 只今、修行中」は表扱いにすると・ ・・がんばれアルフレッドE.Y。---つづく--- Written by E.Y
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