1999-2000 Snowboading in Colorado
12/29/1999
藤井が合流してから3日目。この日は僕のリクエストでホテルから来るまで30分ほどにあるVail(ヴェイル)というスキー場に行くことにしました。なぜ僕が行きたかったのかというと、学生時代によく見ていた、スキー番組で取り上げられていたことがあって有名だったからです。要するに、ヴェイルに行ったという事実を作りたかっただけってところですかね(笑)。
スキー場は、ホテルからハイウェイを(デンヴァーとは逆に)西に30分くらい走ったところにあり、有名高級リゾート地のひとつとして、世界中のスキーヤーに知られています。Vail自体がひとつのリゾート町として整備されており、ここも他のコロラドのリゾートの例にもれず、山奥にありながらなんでもそろってしまうという恐ろしい場所なのです。
さて、スキー場についてから、ちょっと高めのリフト券($61)を買ってからは、また例によって藤井と別行動です。僕は早速、適当なところから滑り始め、全てのコースを制覇するつもりで、バリバリ滑りました。ところが、ここVailは広い!!3つの山で構成されているゲレンデは、半端じゃなくでかく、とても1日出回りきれるものではありませんでした。
また、ここのスキー場で面白いのは、世界中の人たち(もちろんみんなお金持ち!)が来るので、リフトで一緒になったときなんかに話をすると、いろいろ聞けてあっという間にリフト下り場までたどり着けるのです。
ある紳士は、話しかけられたときにイギリス訛りだったので聞いてみたら、実ははるばるオーストラリアから来てるとのことで、金持ちの恐ろしさを知ってびっくりしました。他にも、ドイツ人、フランス人などホントにあちこちの人たちに会いました。日本人がほとんどいなかったのはちょっと残念でしたけど(笑)。
滑りのほうは、すっかり地形や薄い空気にも慣れて快調そのもの。周りの地元アメリカ人ボーダー立ちに負けないようにピョンピョンとびまくってかっ飛ばしてました。今から考えると、寒くても良いから、コロラドに住んで毎日のようにああやって滑っていたいですね〜。ま、夢のまた夢ってやつでしょうか・・・
こじゃれたレストランで藤井と一緒になが〜い昼飯をとったあとは、写真撮影もかねてしばらく一緒に滑りました。ほんとに天気は良いし、雪もかなり良いし、気分は爽快でしたよ。そんな爽快写真はこちら。(藤井・セリザワ)ほんと気持ちよさそうでしょ??
いろいろなコースを回ったんですけど、さすがにこの冬の暖冬のせいでいくつかのスノーボード専用コース(森の中に丸太が置いてあるようなところ)や、裏山に回るコースが閉鎖されていたのがちょっと残念でした。特に裏山に回るコースは大幅に閉鎖されていて、残された『超難関』コースを使って行ったのですが、圧雪されていないのと、ところどころ地表が見えていたせいで、かなりの困難を極めました。ほんと泣きそうなぐらい疲れて、周りに人が誰もいないもんだから、孤独になってくるし、2度とこんなところ来るもんかと嫌になりました。(確かこんなところに別の日にも入りこんだような気が・・・)
そんなこんなで、いろいろまわったわけですが、結局全てはまわりきれずに明日もここに来ようと決心してこの日は終わりました。
(12/30に続く)