1999-2000 Snowboading in Colorado
12/30/1999
Vailもこの日で二日目。この日は前日に引き続きバリバリ攻めていこうということで、朝から快調にリフトを乗り継いでいきました。この日も天気は快晴。一体いつになったら雪が降るのかと心配になるくらいの天気でした。(事実、日当たりの良い個所は雪がとけて、地面が見えている!!)
ところで、実はこの日に行こうと思っていたところがあって、そこを目指して、スキー場を横断していったのです。その場所はアメリカの有名なスノーボードメーカーである、バートンのBurton Super Centerという、スノーボーダーのための施設で、最新のギアを格安でレンタルして、試乗出来るという場所なのです。
よりによって、3430メーターもある山の山頂にそれがあるので、たどりつくまでに何本かリフトを乗り継いでいかなければなりませんでした。期待を膨らませていったわけですが、結局乗りたかった板を置いてなく、ただふらっと眺めていただけでした。ちなみにレンタル料時間7ドルで、最新モデルを借りられるのですから、Vailにお越しの際には是非トライしてみて下さい。
話はかなり逸れますが、アメリカでのスノーボードギアの値段は日本のそれとは比べ物にならないほど安く、例えば、日本でフルセット(板、バインディング、ブーツ)をそろえたら10万円は下ることのないBurtonでも、800ー900ドルもあれば買えてしまうのです。もちろん、為替や、輸出のことも考慮しなくてはいけないのですが、それにしても日本と比べたときのあまりの安さに、愕然とします。
幸い僕のサロモンの板は97年モデルで、今では売ってないので驚愕の事実を見せ付けられることはありませんでしたが、他のものでは、日本で3万近く出して買ったNorth faceのダウンジャケットが、ここテキサスで80数ドル(セール)で売られてるのを目の当たりにし、値札を手にとってヘラヘラと笑いながら「おいおいおいおいおい!!」と、吠えたのはつい最近のことです。アメリカのお越しの際には、このへんの『日本ではぼったくりブランド』を買うことをお勧めします(笑)!!
さてさて、話はかーなーり大きく逸れましたが、この日の滑りも快調。連日のハードライディングのせいで右ひざが痛みましたが、すべらにゃ損!の一般ピーポーはそんな痛みもお構い無しで、前の日に充分に滑れなかった裏山へと行きました。
途中のリフトで地元のかわいい女の子たち(高校生ぐらい4人)のスノーボーダーと一緒になって、スノーボードトークが弾んでかなり良い気分。残念ながら、リフトトークの域は越えられませんでしたが、これまで、オヤジやおばちゃんたちとのトークが多かったので大満足できました(涙)。
いま思えば、日本のスキー場のリフトで見知らぬ人と話すのはけっこう稀でしたね。まあ、友達と一緒にリフトに乗る機会が多かったせいかもしれませんけど、一人で乗ったときでもあんまり話をすることはなかったです。そういえば、ニセコで地元の米屋のおじさんと一緒になったときには、自分の会社の名前を言ったら、「俺さー、お宅の株で大損しちゃったよー。ガッハッハ〜!」などといわれたことがありましたけど。(苦笑)
さてさて、裏山はなぜか、おじちゃんおばちゃんたちばかりで、しかもあちこちからアメリカ英語以外の言語(ドイツ語、フランス語、スペイン語、イギリス英語)が飛び交っており、改めてVailの国際性を思い知りました。
そんな中を地元ボーダーに混じって一緒に滑ってたのですが、コースの気持ち良いこと!!広い、長い、まっ平らの3拍子揃っていて、カービング系の僕にはホント最高のコースでした。あまりに気持ちがよくてボーっと滑ってたせいでこぶを見逃し、ハイスピードスーパー大回転(大コケ)もありましたが、ほんと快調な滑りでした。
帰りには、前日のビジターセンターで教えてもらった日本食レストランに行ってうまい寿司を食って、大満足の一日でした。
そういえば、今わかった衝撃の事実!!Vailに2日もいながら、2枚しか写真を撮ってなかった!!私としたことが!!!女の子と話が出来て、浮かれている場合ではなかった・・・
(12/31に続く)