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カティクランに到着



トライシィクルに乗せられて港へ



バンカで夢の楽園へ渡る



あれが憧れのボラカイ


   夢の楽園への道程は、まだまだ続く。

 およそ1時間のドメスティックの飛行は、思った以上に快適で、ついウトウトしてしまう。カティクランで各ホテルの私設客引きと交渉し、当然にもFriday'sなどのオファーはなく、中でもホテルのパンフレットを持ってきた奴があまりに熱心だったのと、その写真がきれいで清潔そうだったので『Waling Waling Beach Hotel』というホテルに向かうことにする。

 トライシィクルに乗せられて、小山を越えて港に到着。港では渡し舟の協定の料金があるらしく、券売所のような小屋で料金を払い、バンカと呼ぶアウトリガー船へと乗りこみ、ボラカイへと向かう。途中、エンジンの故障で船が立ち往生してしまい、結局別の船に乗り換えた。

 海から見るボラカイは、まさに“楽園”を絵に描いたような姿で、しかもとても小さく見える。

 ボートステーションに到着するが、ステーションとは言え砂浜なので、靴を脱ぎパンツのすそをまくって、浅瀬をジャブジャブ歩き上陸する。またもやトライシィクルに乗りホテルへと向かう。あたりはだんだんと夕闇に包まれ、スコールが始まりすっかり暗くなっていた。


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