4月24日 東京スポーツ
失踪騒動を起こして将棋界を引退、その後ヘアヌード写真集をだすなど騒がれた元女流名人の林葉直子(30)が、中原誠永世十段(50)の愛人だったことが22日発覚して、またまた大騒動となっている。中原十段が、林葉の留守電に残したストーカーまがいの肉声のテープが週刊誌に公開されて「ドロ沼の愛人関係」も浮上している。そうしたなか、テープにはさらに卑わいな言葉があったとの衝撃情報もあり、前代未聞の”愛人スキャンダル”に発展している。
林葉と中原のただならぬ愛人関係を報じたのは23日発売の「週刊文春」で、林葉の肉体に溺れた中原十段のストーカーじみた”異常行動”が伝えられている。
同誌は、中原十段から林葉の自宅の留守番電話に吹き込まれた「衝撃の録音テープ」を公開した。
その内容は次のようなものだ。「バカヤロー、おまえみたいのは早く死んじまえ。エイズでも何でもかかっちまえばいいんだよ。このクソったれ、早く死んじまえ」「もしもし、これから直子邸に突入します。事件になっても知りませんよ」。
「もしもし、今から行きますよ。いなかったら週刊誌に全部話します。それではよろしく」「もしもし、もしもし。私は林葉直子の愛人でしたと、週刊誌に売ります。それではよろしく。今から突撃」。
このテープは午前0時過ぎから始まり、2・3分おきに絶叫に似た叫びが続いたという。
闘志を静かに秘める「自然流」の気風で知られる中原十段とは思えないほど、その行動は常軌を逸している。そうしたなか本誌は未公開テープの中に、実は中原十段がもっと過激な”セクハラ発言”をしているとの衝撃情報をキャッチした。
将棋界では有名な通称”将棋スナック”といわれる店『A』が新宿2丁目にある。
かつて林葉が失踪した時、マスコミ関係者が連日出入りしたことでも知られている。
その『A』に出入りする将棋関係者の証言によると「中原十段と林葉の愛人関係はだいぶ前から有名な話だった」というのだ。
そもそも、この世界は完ぺきな男性上位社会。女性がやっていくためには、少々のセクハラに負けていたら大成しないとも言われるほどだ。
前出の関係者は「Aにはよく有名一流棋士が出入りしていたんですが、店内に飾られている来店客が一言メッセージを残す色紙に、将棋界は知られざる乱れた性の世界だということをにおわせる歌がその一流棋士の手で書かれているんです。今に始まったことではないですし、中原十段と林葉の愛人関係だけではないですよ」と、将棋界の乱脈ぶりを指摘する。
さらに、「林葉の留守宅テープの中には、中原十段が『オマ○コ野郎』という卑猥な言葉を浴びせている個所もあるといわれています」と、あの中原十段の口から発せられたとはとは到底考えられないほどの非常にショッキングなセクハラ発言も収録されているというのだ。
しかも、実際に存在する録音テープの数も「林葉が精神的に参ってしまうほど膨大な量だ。」(前出の将棋関係者)というから、これが事実なら立派な”犯罪行為”だ。
2人の愛人関係は周囲の予想以上にドロドロしたものだったようだ。
林葉は中原十段との子供を妊娠中絶した過去がある。その後、生理が止まってしまい林葉自信が、また妊娠したと思い込んだ時期があった。その時に中原十段が、「女房が離婚してくれない」と林葉に投げかけられたセリフで林葉は別れる決意をした。去年の4月ごろのことだったという。しかし、なかなか手が切れず昨年11月に林葉が引っ越しをしたときも、その費用は中原十段がすべて負担したそうで、林葉は中原十段から逃れることはできなかった。
こういったドロ沼の愛人関係にピリオドを打つべく、林葉サイドがすべてを告白する決意をしたものと見られる。
芸能リポーターの石川敏男氏は「4年前に林葉さんが失踪した時、男の影が見え隠れしていましたが、これで真相がはっきりしましたね。恐らく林葉さんは彼(中原十段)のもとからどうしても逃げ出したかったのでしょう」と指摘した。
それにしても、中原十段との”愛憎劇”が「天才女流棋士」林葉直子を潰したとしたら、その罪は重く、将棋界だけでなく社会的な”事件”に発展する可能性も出てきた。
憧れの「神サマ」は会うたびに体を求めてくるタイ
プだった
林葉が、当時「神サマ」とまで語り、あこがれていた中原十段に思いを打ち明け、男女の関係に陥ったのは92年8月、林葉が24歳のときだったという。しかし、「中原さんは会うたびに体を求めるタイプだった」というから、現在に至るまで5年越しの不倫関係が続いたと見られる。
昨年4月、林葉は一度は別れを決意したものの、同年11月に引っ越し費用を中原十段に出してもらったため、切れそうで切れない関係になってしまっていた。
執ようなストーカーじみた中原十段の行動に、ついに林葉サイドも堪忍袋の緒が切れ今回の騒動となった。