1997年5月25日 (日) ふむふむ。午前7時現在、403カウント。おそよ日に60カウント。上昇率 はほぼ横這い。ううむ。まあ、日記ぐらしか毎日更新していませんからねえ。 結局昨日は朝入っただけでそれ以上はいじらなかったし。 その代わりと言うのも何ですが。ついに「パーマン・リターンズ」1話更新。 結局、昔書いたものはあくまで「設定」としてのたたき台にして、全く一から 書き直すという暴挙に……やばい、という感じです。素直に昔のを出せば一気 に九話ぐらいまでアップできるというのに……。もう、構成完全やり直し。同 じネタでも書く度に話、変えちゃっているし……。 まあその分だけわりと気に入った感じにまとまっています。他作品の藤子キ ャラも堂々ゲスト出演していたりと。分かる人には分かるネタばかりですが、 一応なんにも分からなくても全然問題無いように書いてあります。パロディで はあるが、予備知識はあまりいらない、という風にするのが一応の趣旨なので。 ……とはいえ、やはりちょっと、何も分からないときついかな。 いずれ、どこかに書くかもしれません。元ネタを知りたい人はメールを送っ てくだされば、こっそりお教えします。 それから小説系サイトの方で感想を送っていただけると、今ならパーリタ友 の会に、もれなくなくご入会可。特典として、友の会リンク張りに加え、そち らのサイトの小説に対する「偏見に満ちた」感想文強制送付、あります(-_-; しかし我ながらいつ終わるのやら。このままでは「ライフワーク」になって しまう……。いやだー。 *** メールの返事がわりと来て、相互リンクが増えました。 嬉しい限りです。 もっとも、わりと大御所系ばかり選んだリンク張りですから。返事が無くて 当たり前状態です。それだけにご返事は嬉しい限りです。(7:30) *** パーリタ1話、ちょこちょこ改稿。直す暇があれば先を書けって感じですが、 どうも気になって……。 2話に着手する前にエヴァの方書かんと。でもこっちも長くなりそうな予感 もあり。泥沼。 脱力しているので、今日はここまで。(23:45)
1997年5月26日 (月) くくくっ(含み笑い)。 昨晩、上の妹がついに「EVAの単行本を貸して」と言ってきた。これまで、 エヴァのビデオを見ていても「興味が無い」と、席を外していたというのに。 私の部屋から3巻全部持っていった……。 あえて、強く薦めることはせず、「ま、暇な時見れば」という態度をとりつ づけた結果……自主性を尊重し自然と興味を起こさせ、いざとなったら援助は 惜しまない。これぞ教育の神髄(意味不明)。 伏線はあった。 昨日の昼間から、何故か下の妹と上の妹が「残酷な天使のテーゼ」と「魂の ルフラン」を大熱唱していた。下の妹は既にエヴァジャンキー化しているので ともかく、上の妹までしつこく曲を聞いているのがあやしかった……。 正直言うと、私はあまりこの歌が好きではない。「私に帰りなさい。生まれ る前に」とか「思い出を裏切るなら」とか。 怖いじゃないか。 まあ、「ルフラン」の方はそれでも、わりとリズムがいいので聞けるが、 「テーゼ」はいかん。 初めてオープニングで聞いた時のけぞりそうになった。歌詞はともかく、い かにもロボットものっぽい曲に聞こえたからだ。恥い、というやつだ。 エヴァについては前知識として、「普通のロボットものと違う」「シビア」 という意見を聞いていたので、こんな直球のオープニングには意外であったの だ。 しかし不思議なもので、下の妹(女子高生)などは、最初、本編以上にこの オープニングにはまっていた。 「『残酷な天使のテーゼ』には、ミサトのヌードシルエットが無くちゃ駄 目!」と、訳も分からぬことを叫び、ビデオのオープニングを毎話ごと、律儀 に見ようとしていた。 ところが彼女、エンディング曲の「FRY ME TO THE MOON」は嫌いらしい。綾 波が裸でくるくる回っているのが気に入らないという。いつも早送りをしてい る。よくわからない。 それにしてもよく、あの2曲だけをそれぞれ連続して5、6回も聞いてられ るよな。君たち、おかしいぞ。しかも熱唱してるし。 まあ、ともかく、こうしてエヴァにはまる人が増えてゆく、と。「一から始 めるエヴァンゲリオン」に書いた通り、やはり初心者にエヴァを薦めるのには マンガが特によいようだ。……私の回りだけという可能性もあるが。 *** 現在午前9時すぎだが、カウント496。休日だけにちょっと来場者も増え ている。相互リンクが増えたせいもあるのだろう。 *** パーリタの感想を少しいただいた。と言っても例によってメールのやりとり がある相手だけから、だが。 エヴァ小説ジャンキーの高原さんからは厳しい意見をいただいた。一言で言 えば、「内容はともかく読みづらい」ということ。 黒地に白、というのが威圧的で、しかも、文字がつまっているのが、読み手 に負担をかけているようだ。 特に今回、スミレのモノローグが多く、しかも、改行も少ないのでごちゃご ちゃ見えるのも道理だ。 そこで、どうするか真剣に考えた。 まず、エディターで作ったテキスト文章。 これをどう加工して行くか、が問題になる。 ワープロソフトの「ワード」を使うと、html文章になることは前書いた。し かし、これは、改行マークの所に<P>タグが入るだけの代物。正直、使えな い。 もう一つ、秀丸エディターの文章に、自動的にタグをつけてくれるフリーウ ェアがあったことを思い出す。ウィンドウズのソフトを一気に集めている有名 FTPサイト「窓の杜」で見かけたことがある。 ちょっと、行って拾ってくるか。と、アクセスする。 目的のリストは見つかったが、肝心のファイルがなぜかダウンできない。有 名な「404」エラーが出るだけなのだ。つまり、「ファイルがみつかりませ ん」と。 どうしようか、と思いつつ、近くを見ると「NETSCAPE NAVIGATOR GOLD」が あった。 ゴールドか……この際乗り換えてみるか? で、ダウンした。 解凍した。 見る。 ううむ。全部英語だ。当たり前か。 アイコンが金になるのは、はっきり言って「格好悪い」。前のグリーンのや つの方が好みだ。 ウィンドウズの「エクスプローラー」を立ち上げ、「表示」→「オプショ ン」→「ファイルタイプ」と順に開いてゆくと、登録されている拡張子のリス トが出る。リストから選び、「変更」を押すとアイコンを変化させられる。 しかし、これで前の緑のアイコンに変更できるのは「.htm」の文章だけ。 「.html」のは金のままだ。なぜかは分からない。 ゴールドで編集、というのも少しやってみたが、なるほど、文字の大きさや 色を変えるのには非常に便利だ。マウスで、箇所を「文字反転」させてゆき、 上にあるボタンを押せば、色でも大きさでも太字でも何でも一瞬で変えられる。 しかし、いきなりこれで小説を書く気にはおきない。やはり、物語のような ものを勢いよくたたきつけて行くにはシンプルなエディターの方がいい。 それにしても、である。 新しいブラウザをインストール度に、文字の表示の大きさが変わってしまう のには参った。「全般の設定」のところで設定を変えられるのは分かるが……。 ちなみに、日本語も英語(Latin1)も全部12に直した。日本語など、インス トールしたとたん、大きさが「10」になっていたから、小さい小さい。 考えて見ると、いろいろな人がいるのだ。私は15インチディスプレイで、 TrueColor表示で見ているが、そうじゃ無い人もいるだろう。ノートの人もい る。17インチの人もいる。横幅だって様々であろう。私もHOTCAFEを使って いるから、いつも画面の五センチほどが広告で埋まって横は狭い。そういうこ とを考えると、オールマイティは無い、と諦めるのが一番正解に思えてくる。 おかしく見えるのはしょうがない、と。 が、玄関の「青草亭」のロゴには参った。以前、「フォントの種類指定」し ていたのをすっかり忘れてそのままにしていたのだが……<B>と<I>の併用 もあって、ひどい有様になっていた。netscape3.01以上の人は、こんなタイト ルを見ていたのか、と思うと気が滅入った。 どうひどいか、というと、そう……雨ざらしになった新聞の見出し、という 感じだった。 すぐに、その指定部分は外した。やれやれである。 ゴールドは使用がおっかなくてまだ本格的には使っていないが、その内、こ れを多用したページも作ってみたいとも思う。ともかく、文字の大きさと色を 簡単に変えられるのがよい。 しかし、パーリタには不要だな。 パーリタは静謐でいたい、と思っている。フォントの大きさも色も一定でい たいのだ。 とはいえ、現行が読みにくいのは変わりはない。 ネット小説というのは実に難しい。(11:08)
1997年5月27日 (火) 昨日、つい書き忘れてしまいましたが、ジヲシティーズ同盟に「伝言版」が できました。今までにも何度かお世話になった柊さんが、自分の持っている他 のサーバーの一部を貸してくれたのです。本当、助かります。やはり、伝言板 がつくだけで、かなり格好が違いますものね。 *** さて、昨日は昼に月刊エース7月号を本屋で見かけ、驚き、家に帰ってから、 急いでレポートを書き上げました。その際に、早速入手したばかりのネットス ケープ・ゴールドを使用。 最初は、ブラウズを立ち上げ、一から新しいファイルを作ろうと思ったのだ が、背景の色や文字の基本サイズの設定などが分からない。きちんと調べれば 分かるのだろうが……。 即座にあきらめ、エディターで手打ちでタグを入れることにする。 慣れてきたので、最低限のタグというのは把握している。 基本はこんな感じだ。 --------------------------------------------------------------------- <HTML> <TITLE>(青い帯に出るタイトル)</TITLE> <BODY BGCOLOR=(背景の色) TEXT=(文字の色) LINK=(リンクの色) ALINK=(クリックした時の色) VLINK=(既に見たリンクの色)> <BASEFONT SIZE=(文字の大きさ。普通4)> 本文。 改行マークとして<BR>を使う。 </BODY> </HTML> --------------------------------------------------------------------- とりあえず、これだけ設定すれば問題ない。 後は、勢いにまかせ書く。20分もかからない。<BR>タグは面倒なので後 でまとめてつけることにする。「張り付け(ペースト)」で、かちゃかちゃ手 動で処理し、その文章をゴールドで読み込む。 ゴールドでは文字の色と大きさが簡単にいじれるので強調したい語だけどん どん大きくし、色を変える。気入らなかったら直すのも簡単だ。作業が済んだ らファイル保存を押す。これを何度か忘れて、やり直しをしてしまう。エディ ターみたいに(更新)というマークが出ないのでつい忘れてしまうのだ。 最後は一応、エディターでも開き、細かい調整を行い、もう一度Netscapeの ブラウモードで確認。玄関(表と、DeepEvaの二カ所)を書き直し、さっそく、 アップする。一時間もかからなかったという。まあ、日記並の適当さ(?)で 書き上げたからこんなものだろうが。 さすがに文字の強調は、初めてやったせいかお世辞にもセンスのいいもので はないが、練習としてはちょうどよかった。結構面白いし、簡単だ。 ちなみに、このままここにはっつけて人を待つ、というのも何なので、綾波 伝言板とアスカ伝言板におもむき、簡単に宣伝しておく。 伝言板での宣伝というのはわりに気を使う。書き込みの流れの中で、浮いて しまわないように、一応、簡単に今話題になっていることに触れ、一言でも何 でも自分の意見を書く。そして、おまけ、みたいな感じで数行、宣伝を入れて おく。書きすぎず思わせぶりなぐらいが、ちょうどいいだろう。 「エース七月号見ました? もうびっくりです。見ていない人の為にネタは 明かしませんが、自分のページにレポート書いてみました(宣伝してすいませ ん)。しかしやってくれます貞本先生。我が道を行くか?」 といった感じ。我ながら無茶苦茶作為的というか、コスイ書き方だが、ただ 芸もなく「見に来て」と書くよりはなんぼかましかとも思う。 *** そうせいかどうか、本日10時現在でカウントターは651。およそ一日で 150カウント。今までで最高記録だ。今回は素直に嬉しかった。特にあのレ ポートは読んでもらいたかったし。きっと、似たような思いをした人も大勢い るはずだ。 もしかしたら私の知らないところでリンクが張られているのかもしれない。 相互リンクをお願いした所へは恥ずかしながら接続の度におじゃまして確認 したりもしているのですが(^_^; まあ、今回はタイミングがちょうど良かったと。あんまりうかれすぎず謙虚 に真摯にいこう。 *** さて、上に述べた月刊少年エースのレポートですが。一日経ち、冷静になる と、少し違う考えも生まれてきた。アスカの父は、ゲンドウでも冬月でも無く 「ミサトの父」ではないか、と思えてきたのだ。 確かミサトの父は葛城博士と言って、セカンドインパクトの際死んだとは言 え、S2機関という、フリーエネルギー理論のようなものを発見した大科学者 だ。 その葛城博士が、研究費捻出のために精子バンク登録したと考えるのは、わ りと自然だ。 また、物語的にも、天涯孤独だと思っていたミサトとアスカが姉妹だったと 気付く展開はなかなか美しいでは無いか。二人は性格も似ているし、実際テレ ビ本編でもかなり姉妹っぽかった。これが、まあ、順当かな、と。 *** それにしても、メール。メールがこない。どうしてなんだろう。私なんかは ページを読むとわりとすぐ感想メールを送ったものだが。これは少数派だった のか。 まあこんな思いつきだけの不愛想なページにどんな感想せいちゅうねん、と いう問題はあるが。……それでも、メール用の書き込みフォームなどを用意す れば別、なのだろうか。 もし、これを読んでいる優しい人がいましたら一言でも何か書いていただけ ないでしょうか。必ず返事書きますので、はい。 それに眺めているだけより、少しでもメールのやりとりあったほうが楽しい と思うので。そんな暇じゃない、と言われればしれまでの話ではありますが。 まあ、そういうことで。何か一言寄せていただければ幸いです。(11:30) *** ……まことに申し訳ないですが「エース7月号を見た!」のファイルをしば らく消去します。期待をしてこられた方、本当にごめんなさい。ともかく、7 月号読んでください。(15:59)
1997年5月28日 (水) 「月刊エース」のレポート書き直しました。理由は多々ありますが、一つは、 そのスタイルが明かな本田@日刊アスカの「家政婦は見た」のパクリであった がため。このコーナー、好きで毎回見ているのですが、ご本人からも「フォロ アーみたいで……」とコメントもいただき、私自身も真似ではいけない、と反 省。全面改稿です。趣旨はあまり変わりませんが、論考調に再編集しました。 その分ギャグ度は少ないですが。 もう一つは、上の日記をアップしてすぐに、同コーナーの感想をいやだき考 えを少し深めた、ということ。語弊のある部分や、違う見方などを指摘されて くれ、少々、書き方を変化させました。しかし、基本的趣旨にはなんら変わり はありません。ともあれ、小牧さんありがとうございました。 *** G同盟に同士が増えました。yasuさんです。ジオについての私なんかよりも 詳細で具体的なレポートを書いています。同盟の看板からリンクを張らせてい ただく予定です。これで、うたい文句である「無料ホームページの持ち方」と いう語を裏切らないページになります。よかったよかった。請うご期待。 (6:11) *** 6時半現在、カウント818。コンスタントに増えている。一体何がおきた のだ?(6:31)
1997年5月29日 (木) カウント率上昇の一因発見。「綾波レイの部屋」のリンク集に「一から始め るエヴァンゲリオン」が追加されていたのだ。そうか、そういうことか。特に メール等によるご返事も無かったので気付かなったという……。まずは感謝。 (3:10) *** カウントが985……これは1000突破は近い、な。コンテンツの総バイト数が 少ないわりには健闘している、と言えよう。 カウントがよく回るエヴァサイトはやはり小説系がほとんどだ。しかも、ニ フティなどで活躍されていた方々などの場合、手持ちの小説も多いわけで、来 訪者もその分多く、つく。 また小説は次の更新を目当てに頻繁にアクセスするため、カウントもガンガ ンあがってゆく。 ところで、小説サイト系では、アクセスカウント**回記念と称して、記念 小説をアップ、ということをよくやっている。誰が始めたのかは知らないが、 これもカウントを稼ぐ一つの方法として有効だ。 おそらく、最初は本当にただ記念として始めたのだろうが、結果として、 「もっともっと来てくれれば、新しい作品読めるよ」という暗黙のメッセージ を送ることになり、つい、人も足を伸ばしてしまう……。 ああ、なんだか怖くなってきた。 そんな急に1000回記念、だなんて思いつかない。自慢じゃ無いが我が家は 「記念日関係」には弱いのだ。プレゼントのやりとりとかもあまりしたことな いし。小さい時は、親もしょうがないからと誕生日プレゼントをくれたりもし たが、本質的はそういうことは面倒臭いと思っていたようだ。そういう両親の 影響下で成長した私もまた、記念日に特に注意を払わない性分に……。 大体、日記の最初の方にも書いたがそもそもこんなに小説関係には手を出す つもりは無かったのだ。書く気が起きるまでは、なかなか書き出さないし、そ の書く気などしょっちゅうあるものじゃない。ましてや、連載を抱えるだなん て所詮無理……。 駄目だ。また愚痴が始まった。 そうだ。別にここは小説サイトじゃないんだ。ページを立ち上げてから書い たものも、パーリタの一話だけだし。こんなの小説ページじゃない。そうさ。 気にすることなんて、無い。小説を書かない僕もあり得るんだ。僕は小説を書 かなくてもいいんだ! 僕は何もしなくてもいいんだ!! おめでとう、おめでとう……。 *** 昨日、ついに上の妹がエヴァを見終えた。三日かけてほぼ全話見たことにな る。私も隣で、ちょこちょこと見ていた。妹は何かと私に質問してくるのでま いる。答えられるものもあるが、ネタバレになるし。人類補完計画とかは説明 しようが無いものな。最終回を見たらしき後には会話を交わしていないが、最 終二話についてはあまり聞かれたく無い。自分で考えてくれ、と、一応は言っ ておいたのだが……。(11:40)
1997年5月30日 (金) NTTの請求書を見せられた。2ヶ月前と比べ1万以上高くなっている。あ きらめ、電話代として1万を支払った。やはりテレホーダイ、入ってればよか ったかも。溜息。(1:25) *** ついに1000突破。みなさん、ありがとうございます。 ちなみに今、メールサーバーが「また」ダウンしているようで。もし、メー ルを送られた方がいましたら。しばらく返事できないかもしれないので。すい ません。(2:19) *** と思ったら回復。メール、どんどんください(^^; (9:21)
1997年5月31日 (土) 後悔。 本屋で「MAGIUS エヴァンゲリオンRPG2 使徒接近(580円)」を手にし、どう しようか思いつつ一応買う。前作は買っていないが、なにやら「ソロプレイ」 とあるので、そこそこ遊べるのかも……まあ、最悪、レビューのネタぐらいに は使えるだろう……、と。 で、読む。 はにゃ? あまりのひどさに呆れて、我が身の愚かさに苦笑すらしてしまった程。「こ んなの俺でも書ける……いや、誰でももっとましなこと考えるぞ」 ちゃんと、コーナーを作ってそこで話そうと思ったが、もう気力も失せた。 ソロプレイとあるが、ただ、11のエピソードのネタを順番に並べ、サイコ ロ振って成功判定して、その結果を「文章」でやはり順番にならべているだけ。 そして、その結果が滅法面白くない。 大概、レイがらみでアスカが怒る。シンジがとまどう。レイはすましてる。 そのことだけを延々繰り返しているのみ。しかも、文章もほとんど使い回し的 で、微妙に最後が変わるだけ。マルチエンディングとか言っても、肝心の基本 ストーリーがつまらなくてはどうしようもない。2nd Impressionぐらいのス トーリーを期待していたのだが。 はっきり言ってweb上のエヴァ小説の90%以上はこの本より面白いはず。こん なものに金を払わせる「深海工房」なるきゃつらは詐欺師同然。わずかにちょ こちょこあるイラストぐらいしか商品価値なし。いっそ、俺が自分でゲームブ ックにして書き直してやろうか、とすら思った。それぐらいひどい。 ともかく、結論。 「買うな」 これだけです。立ち読みするのは構いませんが金まで払ってこんなアコギな 便乗商売に協力することはありません。ああ、冒頭で「レイとアスカとシンジ が同居」するとかあるので反応した自分が恨めしい。最低だ、俺。(4:53) *** またしてもリンク発見。阿世賀さんのページだ。28日にリンク追加とある。 そうか、そういうことか。感想メールにそれらしき事が書いてあり、初めて気 付いた。Enokidaさん、ありがとうございました。 それにしても、本田さんと阿世賀さんを並べたり、綾波伝言板とアスカ伝言 板を並べたりと、我ながら私は「コウモリ」である。初心者対象だからどちら の世界にも入れるようにとの考慮なのだが、同時に、私自身もどこか偏りきれ ない性分があるようで。いつか孤立しそうで怖くもあるが……。でも、エヴァ が好きという点で嘘は無いつもりさ! って……最近、自分で自分を鼓舞する ことが多いな……。あ、また暗くなってきた……。 *** 上のマギウスRPG。もう少し頑張って丁寧に読んでみる。ソロプレイがほぼ 9割近くを占めているのだが、巻末の方にマルチプレイの遊び方が書いてある。 ゲームバランスへの考慮の丁寧さからみて、おそらく、ここがメインの記事な のであろうと、私は推察する。しかし、それでは雑誌の記事にはなっても、単 行本にはならない。……そうだ、ソロプレイを足せば枚数を稼げる。それに、 イラストもちょこちょこつければ……イケる!! 全然イケて無いのだが、ともかく、このマルチプレイ、結局前巻と同じく、 使徒と戦うだけのゲームなんである。やはり、エヴァの暗い精神世界を、RPG にするのは難しいのかも。だからこそ、アドヴェンチャー形式のゲームに期待 をしていたのに。 元テーブルトークRPGゲーマーの一人として、私は、わりとマギウスという システム自体は評価していたりもする。確かに、昔あったゲームブックのシス テムを応用しただけで独創性は無いが、これだけ市場展開できれば立派である。 それに、簡単が故に、遊ぶプレイヤーが色々工夫できるのがいい。システムが 複雑になり、システムに忠実になろうとする遊び方というのが私は苦手なので、 プレイヤーがシステムに自覚的になれるゲームに好感を持ってしまうのである。 ただ、苦言を申すなら。もういい加減、サプリメントに「スタートブック」 を買ってください、と書くのは止めたほうがいい。あのスタートブックはお世 辞にもできは良くないし、また、ルールの根幹は数頁で説明できるぐらい、シ ンプルなものなのだ。 ……なんだ、結構書けるな。機会があったら、マギウスというシステム、 テーブルトークというゲームをとりまく環境、などについても踏まえたレポー トを書いてみるかもしれません。もっとも、エヴァ者も含めた大多数の方々に はテーブルトークRPGには馴染みは無いだろうから、それをも視野に含めた かなり、大雑把な展望にならざる得ない。結構大変、かも。まあ、気負うとロ クなこと無いので、一応考慮している、とだけ述べておきます。 そういえば、どこかでエヴァRPGのレポート書いている人いたな。ブック マークには入れてなかったから、また探しにいって、チェックしておかないと。 やっぱ、これは大変そうだ。 *** 神戸の小学生殺人事件。ワイドショーでも連日騒がれている。しかも、「ア ニメやマンガに影響を受けているのでは」との声もあがってるとかで、綾波伝 言板で話題にもあがっていた。このことに関連して以前少し書いた「絶対悪」 の問題にも触れてみようかとも思いましたが……かなり長くなりそうなので、 パス。 ちなみに犯人像を私なりに想像すると。年齢は20代から30ぐらいまで。 男。背は高いのではという報道があるがこれは保留。連続殺人の疑いがかかっ ているが、絶対、殺人は初めてではない。 あの地区では震災後の相次ぐ建築工事のためシンナーがごろごろあり、ワル にシンナーが浸透している、との報道もあった。犯人が、こうしたワルのカリ スマ的存在となって、先の連続殺人を起こした可能性はある。町中にある、漢 字の落書きはこういう「手下の仕業か」とも思う。 小説的には、震災中の事件によりトラウマが生まれた、もしくは、促進され たと考えたい所だが、こればかりは分かりようもない。 いずれにせよ、話題になりすぎて辟易してる「プロファイリング」がこれか らの日本にも本格的に必要になってくることはどうも、間違いなさそうである。 (11:03) *** カウント1218。一日150は必ずカウントする、と。なんか小説も書かないと 悪い気がしてきた。記念でどうこうというのは難しいが、もう少しちゃんと中 身を備えておかねば。昔書いた小説群のストックはまだあるが……ますます、 お茶濁し的だものなあ。悩む。(12:19)
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