スタッフドチキンの
グレイビーソース添え

サンクスギビング（感謝祭）やクリスマスの伝統的な料理、七面鳥の丸焼きを鶏の骨付きもも肉でアレンジしました。お祝いの日にぜひどうぞ。

作り方

1. スタッフィングを作ります。みじん切りにしたタマネギとセロリをバターまたはオリーブオイルで炒め、しんなりしたら火を止めて粉々にしたセージ、タイム、マージョラム、そしてパンと塩を加えて良く絡めます。鶏肉を置いたときに上になる面の皮と肉の間にスタッフィングをふんわりとつめ、ベイキングディッシュに並べます。

2. 空いているところに一口大のジャガイモとくし切りにしたタマネギをおいて、180度のオーブンで40-50分焼きます。途中何回か肉汁をスプーンですくって肉や野菜にかけると、全体に艶やかできれいな焼き色を付けることができます。

3. グレイビーソースを作ります。ベイキングディッシュにたまっている肉汁を小鍋に移し、表面に浮いている油を最低大2は残すよう適当に取り除きます。小麦粉を入れてダマがなくなるまで良く混ぜ、火にかけます。ブクブクしてきたら水を少しずつ加えて溶きのばし、ローリエと塩を加えます。沸騰したらローリエを取り除いて、適度のとろみがつくまで混ぜながら加熱します。さらさらしすぎるときは水溶き小麦粉を加えて、その逆の場合は水を加えて調節します。

4. お皿にチキンと野菜をアレンジし、暖かいグレイビーソースを添えてできあがりです。

• 焼く時間は肉の大きさによって変わるので、肉厚のところまで火が通っているかつまようじを差して確認します。逆に焼き色が付きすぎる時にはアルミホイルをふんわりとかぶせておくと焦げを防ぐことができます。長時間加熱しすぎると水分がとんでパサパサになってしまうので適度に。

• スタッフィングのかわりにローズマリーやタイム、スライスしたガーリックなどを挟み、塩胡椒して焼いてもいいです。

• 野菜をあまり大きく切ると時間内に火が通らない場合があります。 もちろん野菜なしで焼いてもいいですが、セロリの葉や野菜を置いて焼くと、肉や肉汁に香りが付きます。お好みで。また、水でなくチキンストック（冷凍の一羽の固まりを買うとたいていお腹の中に内蔵やら頭や首が入っているので、それを水で煮て漉して作ったスープ、または市販品）でグレイビーを作るとさらにおいしいソースなります。

• もし丸ごと一羽で作る機会があったら、肉を削ぎ落とした後の骨でスープを作ることをおすすめします。水と共に鍋に入れて気長に3時間ぐらい煮（ブーケガルニを忘れずに）、大きな骨を取り除いてザルで漉し、細かな骨と脂身を取り除いて肉片はスープの中へもどします。再び火にかけタマネギ、ニンジン、ジャガイモ、セロリなどを1cm角位に切って加え、野菜が柔らかく煮えたら塩胡椒で味を調えて出来上がり。これがまたおいしのですぅ。

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