8月24日(月)

フロントに荷物を預け、同乗の日本人3人とアメリカ人1人とともに出発。 まずはベゼクリク千仏洞というところへ行く。 まだ時間が早すぎて営業しておらず、洞窟の扉が閉まっていたので 何も見えなかった。 次に高昌故城へ。故城といっても赤茶けた岩壁がわずかに残る 遺跡が広がるだけで、特に見るべきものはない。 寝不足で歩くと疲れそうだったので、見晴らしの良いところに 座ってぼーっとしていた。

西遊記にも出てくる火焔山を横目に見ながらアスターナ古墳群へ移動。 ここはガラスケースに入っていない、生のミイラが見られると 聞いていたので期待していたのだが、見せてくれたのはケースに入った ペアの大したことないミイラと変な壁画のみ。 ここまで見ていったんホテルへ戻り、16時まで昼休み。

ホテル前のレストラン(John's Cafe PartII)でカシュガル・ピザなる 食べ物を食って、新しい部屋に入って時間までシエスタ。 ここはエアコンが効いていて快適である。

16時に再集合し、こんどはまず交河故城を見にゆく。 寝て少しは元気が出たのでみんなと歩いてまわる。 故城自体は何もないところ。まわりの雰囲気を味わってきたという感じである。 次に、なんだか変なところに連れて行かれたのだが、よく聞いてみると 地下運河のカレーズらしい。むかし世界地理で覚えたのが懐かしい。 観光客が来るのに慣れているのか、そのへんで遊んでいた子供たちが ワイワイとたかって案内してくれた。最後に見たのが蘇公塔。 フラフラッと見て帰った。

マイクロバスがホテルへ戻ったところで、客引き兼ドライバー兼 ガイドのにーちゃんと記念撮影。部屋に戻り、シャワーを浴び、 同室の女の子と香港人、それにもう１年くらいアジアを旅行しているという 旅慣れた日本人の男女ペアの計６人で夕食を食べに行く。 まともな中華を本格的に食べて、おいしかった。 ホテルへ帰って洗濯をし、柿内と星を見に出かける。

失業中の観光ラクダ

ほんとに小生意気な ドライバーでした