いよいよ中国を発つ日。8時に起床、9時にホテルを出るが、
チェックアウトの際お金を二日分請求され、すったもんだがあって
少し出発が遅れる。予定とは違うバスに乗り外灘へ向かうが、
途中で車掌の指示通り下車するとなんか全然違うところである。
もう時間がないので、悪名名高い上海のタクシーを拾う。
別にぼられることもなく無事港に着いたのは良いが、
いざ港へ行ってみるとこれが国内線用か何かの別の港で、
このクソ重い荷物を持ったまま1キロくらいダッシュで走る
羽目になってしまった。 ヒーコラ言って港に着いたのは11時。 出航の1時間前。汗を拭きながらそそくさと乗船手続きを行う。 あちこちに見たような顔。行きも同じ船だった、「北京大学」 「西北大学」のTシャツを着た日本人の一群に会う。 と、その時、再両替所に並びながらふと後ろを振り返ると、 な、なんと、高校の同級生、小橋がいるではないか!? 私は 全く知らなかったのだが、彼は私が中国を旅行しているのは 同じく同級生の三好伝いに聞いていたそうだ。とにかく乗船。 部屋は行きと同じ和室の雑魚寝で、行きに使った部屋のとなり。 同室にはウルムチで一緒だった京都の大学の非常勤の先生と、 名古屋の美大の人など。それに行きの船で一緒だった佐藤・小坂の 二人とも同じ部屋。柿内とは、乗船名簿の上でも並んでいた。 大学は違うとはいえ、同じ生協のツアーで申し込んだせいだと思う。 出航後しばらくして、しだいに気分が悪くなる。 日記を書いている間に長江へ出る。空腹だったので17時半に 夕食を取るが、もうその時には本当に気分が悪くて、すぐ 部屋に帰って寝る。船は外洋に出るととたんに揺れ始め、 立っていられないほど。早速ゲーゲーやっている人もいた。 夕食後ずっとフトンをかぶって横になっていたがちっとも眠れず、 20時ごろ身体が妙に熱いので体温を測るとなんと39℃。 解熱剤を飲むと少し楽になり、ようやく眠れた。 |
朝食 | − |
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昼食 | カップラーメン |
夕食 | 船のレストランにてライス×2、スープ、中華料理×2皿(二人で) |
ホテル代(昨日のぶん) 市バス代 タクシー代 港税 カップラーメン 夕食 C1000タケダ |
元 22.0 0.2 7.0 14.0 円 200 550 150 |