おけい茶屋 熊谷商店

酒を管理する冷蔵庫を自ら設計。独自の理論で古酒を作る店。

店主は60歳から酒を飲み始めた。それまで日本酒はまずくて飲めたものではないと思っていたところ、大吟醸と出会った。

そして、一変、日本酒を極めることに心血を注ぎ、今では「長期熟成酒研究会」の講師をつとめるほどに。

酒蔵で出す「古酒」よりも、ここで「寝かせた」酒の方が段違いに味がいいというのは、神亀酒造の専務。

関東周辺の酒店の店主を集めて、自分の蔵の古酒とおけい茶屋の古酒を飲み比べる会を開こうとしたこともある。

神亀の専務はあの「夏子の酒」を描いた尾瀬あきらのブレーン。この偏屈なまでのこだわりの人がべた褒めする店がここだ。

 

酒の品質管理のために、蛍光灯も暖房もない店内。出してあるのは、空ビン。

 

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