Macintosh IICi

Macintosh IICi 4 号

PPC 601 120MHz で大変軽快に動作する、素敵な machine になりました ..... 自画自賛、または自己満足 (^_^;;

2000.10.6

我が main machine だった Quadra 800 1 号は、PPC 601 120MHz という無謀な冒険の末、hard disk がいかれてしまいました。3 日間、いろいろと試行錯誤した結果、以下の解決策を得、Quadra 800 1 号から hard disk を 1 台移植し、PPC 601 120MHz を IICi 4 号で実現することにしました。

PPC 601 120MHz のために

• 内部 SCSI に drive がたくさんつながっていたらだめ。おそらくは、どれかの drive の driver がいけないのだと思うが、追及するのが面倒。
• Hard Disk Toolkit 2.5.1、2.5.3 で initialize した hard disk がつながっていたらだめ。
• Hard disk は、ResEdit 2.1.3 で改造した純正 Apple HD SC set up 7.3.5 で initialize して使用。
• RAM SIMM slot #4 を使ったらだめ

というわけで、IICi 4 号に、hard disk 1 台だけを内蔵した状態としました。

Spec

CPU

PPC 601 120MHz ( Daystar Digital, Power Pro 601、Bus speed の 3 倍動作 )

Logic board

Wombat ( Quadra 650 1 号のものを、Gestalt ID を Quadra 800 に化けさせ、bus speed を 40MHz に clock up )

Hard disk

IBM DDRS34560N (4.5GB, 7200rpm, fast SCSI)

Video card

Radius Thunder 24 GT

RAM

104MB (8MB on board, 36MB × 3 on logic board)

Operating system

OS 8.1 ( System の安定性からこれにしました。 PPC 601 での使用は 120MHz ですとなかなか軽快です。)

Power unit

DELTA ELECTRONICS 社製 ( Out put 112.2W、Quadra 650 1 号から持ってきたもの )

Cooling

Power Pro 601 は大変な熱を持ちます。狭い IICi の筐体の中でどうやって冷却するかが重要です。

• これまでの power up では、PPC 601 66MHz 版 ( Apple 純正 PPC card、Quadra 650 1 号に載っていたもの ) を 80MHz として動作させていましたが、040 PDS のまん前の IICi 筐体前面の slit を加工して、通風口を開け、fan を筐体内側に PPC card に向けて設置していました ( 写真はこちら ..... * Wombat in IICi )。
• Power Pro 601 は Apple 純正 PPC card よりも筐体前面に向けて長く、上記の fan は設置できない。
• 筐体内部に発泡塩化ビニール板で fan を載せて固定しておく frame を作って取りつけ、hard disk と 040 PDS の間に Power Pro 601 に向けて fan を設置。写真は後日。
• 筐体 cover には、丁度 040 PDS の真上の部分に slit が入っていて、ここから排気される。筐体前面の slit からも排気される。
• こうやって fanをつけますと、heat sink は触っても冷たいくらいによく冷えています。

これまで、Quadra 800 1 号をとことん power up して使ってきました。いわば大艦巨砲主義です。しかしこれは一度 down しますと復旧が大変です。複数の machine に機能、仕事を分散し、net work でつないだ方が、machine の負担が軽く、各 machine の動作は軽くなり、快適でかつ安全です。

これからは、この IICi 4 号を仕事の main machine にしようと思います。

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