Nov. 30 2001■Mac OS X:B&W G3機などでもDVDが利用可能にDVD Playerアップデート3.0.1が登場いままでMac OS XではAGPグラフィックのMacでしかDVDを再生できず、PowerMac G3 B&WやPowerMac G4 PCIグラフィックスは対応していなかった。だが、今回提供開始されるDVD Playerアップデート3.0.1を利用することで再生可能になるようだ。下記はSoftware Updateからの転載。 DVD Player アップデートは、ソフトウェアのパフォーマンスと安定性を向上し、ブルー & ホワイトの Power Mac G3 および PCI 規格に準拠したグラフィックスカードを搭載した Power Mac G4 をサポートします。 ■Mac OS X:オープンソースのATAタイプPCカード用ドライバーが登場Go2Mac.comの記事「Open Source Mac OS X PC Card Driver Available」によれば、オープンソースでMac OS X用のATAタイプPCカード用ドライバーが開発されているという。このドライバーはCompact FlashやSmartMedia、MemoryStickといったメディアアダプターに対応する。Mac OS XではいままでPCカードに標準で対応していなかった 尚、現在配付されているPCカードドライバーはまだ初期ユーザーや開発者向けのものであり、稀ではあるがカーネルクラッシュを発生させる原因になる可能性もあるとのこと。従って、もし利用する場合は自己責任でお願いしたい。 ■Mac OS X:複数アプリの同時起動にご注意AppleのKnowledge Base記事[106603:Mac OS X: Issues When Opening Multiple Applications]によれば、複数アプリの同時起動を行うと場合によってはアプリケーションが完全に起動しきれず、トラブルの原因になるという。 具体的にはFinderでウェイティング・カーソル(虹色の回転する円盤)が表示されたまま反応しなくなる場合や、アプリケーションがDockでバウンスしたままちっとも起動しない場合などが挙げられている。 複数アプリを同時起動させてしまうのはFinderで複数アプリ(もしくは書類)を選んで起動させるか、ログイン項目に複数のソフトを登録しておいた場合に発生することが多い。 Finderで複数アプリを起動させてしまい、トラブルに遭遇したら、まずアプリケーションの強制終了を試みてみる。もしいまくいかない場合にはMacを再起動させることになる。いずれにせよFinderからの複数アプリ起動は止めた方が賢明であるとのこと。 一方ログイン項目に多くのソフトを登録して、トラブルが発生した場合には、システム環境設定のログイン項目より登録されているソフトを一旦外すことが奨められている。また、稀にシステム環境設定を起動することもできなくなる事があるといい、その場合はMacをMac OS 9で起動し、利用するユーザーのLibraryフォルダ内のPreferencesフォルダに入っているloginwindow.plistファイルを削除する。 ■Proformance 3とMac OS X互換性の報告…他機種ではカーネルパニックは発生無し昨日記事「Mac OS X 10.1.1:非対応ビデオカードでカーネルパニック?」でT氏がQuickSilver PowerMac G4 800 DualでProformance 3ビデオカードを利用するとカーネルパニックが発生する…とpierre design bbsに報告してくれた件を紹介したが、Proformance 3を別機種で利用している方々から、カーネルパニックには陥らなかった…という報告を頂いた。下記に転載する hidemaru氏より はじめまして。hidemaruといいます。 Gallant氏より はじめまして、Gallantと申します。 ただし、シングルユーザーモードでの起動は、Proformance3に接続されたモニターに表示を行うのは不可能のようです。起動はしていますが、表示和されません。オンボードビデオがわから出力されているのみです。普通のビデオカードと違い、少々癖があるのでしょうがないですけど、、、。ファームは2.6.4を使用してます。ああ、ドライバ速くでろおおお Nov. 29 2001■Mac OS X 10.1.1:非対応ビデオカードでカーネルパニック?pierre design bbsへのT氏からの報告。同氏は以前よりQuickSilverのPowerMac G4 800 DualでMac OS X 10.1.1を利用しようとするとカーネルパニックになる原因が同氏場合、利用しているProformance 3ビデオカードであった…という。以下は転載。
■Illustrator 10が適切にインストールされない場合にはMacFixItはIllustrator 10が適切にインストールされず、きちんと動作しない…という複数の読者の報告を掲載。原因はボリュームに特殊文字を使用していたり(インストール経路の)フォルダーに「/」を利用している場合にインストーラーが誤動作を起こすことが理由と言う。また、Adobeは同社のKnowledge Baseでこの件を掲載するそうだ。 今回はたまたまIllustratorであったが、フォルダーやディスクなどに特別な文字を利用していると、インストーラーが誤動作を起こす可能性は他のアプリケーションでも考えられる。是非一度ご自分のMac環境をチェックしてみてほしい。 ■Mac OS X: Painter 7がMac OS Xで筆圧感知タブレットを利用できないMacFixItはPainter 7がMac OS X上でWacomの筆圧感知タブレットを利用できない件に触れている。これはPainter 7がWacomのMac OS X用タブレットドライバー登場前に出荷開始された事もあって、Mac OS Xネイティブのタブレット用APIをサポートしていない事が理由。従って、Painter側が対応作業を行う必要があり、実際procreateは対応するバージョンのリリースを早急に行うため開発を行っている途中という。 Painter 7をClassic環境で起動するよう設定することで、暫定的に筆圧感知機能を利用できるようになるので、アップデートが登場するまでは、それで我慢するしかない(もしくはMac OS 9を利用する)。Painter 7をClassicで利用するためにはFinderで情報ウィンドウを表示し、「Classic環境で開く」のチェックボックスをONにする。 ■Mac OS X: Drive 10 1.0.3が登場、Mac OS X 10.1.1にも対応Micromat社はDrive 10 1.0.3を本日発表。同ソフトはMac OS Xネイティブのディスク用ユーティリティー。Mac OS X 10.1以上のバージョンとの互換性を確保したほか、新たに登場したMacでも動作するようになったという。またProduct Update機能やボリューム構造検出/修復機能を搭載している(アップデーターの入手はVersionTrackerより可能)。 MacFixItによれば、ただしこの新しいDrive 10のボリューム構造検出/修復機能を試し、問題が報告されたので修復を実行したところボリュームがマウントされなくなった…という読者よりの報告も掲載している。その読者はDiskWorrierを利用することでそのトラブルを回避できたという。 また、Drive 10のディスク解析/修復機能は起動ディスクに実行できないため、CDなどで起動する必要があるという。複数の起動ボリュームを持っていない場合、自分で起動CDを作成するか、MicromatにCDを注文する必要があると言う。 Formac UKは3か月以内に同社SCSIカードのMac OS Xドライバーを提供する予定と言う。 個人用ファイアーウォールソフトNetBarrierのMac OS X版がこの冬のうちにはリリースされる事になるという。同ソフトをCocoaで書き直す事にしたため、当初より開発に遅れが発生しているとの事。また出荷前に同ソフトの公開ベータを行う予定だと言う。 Finderにかわるような高機能ファイルブラウザー、SNAX 1.1.7が登場している。$32のシェアウェアで、日本語ローカライズも行われている。 BareBoneがファイルやフォルダー情報用ユーティリティーSuperGetInfo 1.0.5を発表している。Dockから利用が可能なほか、DragThingに登録されている項目の情報表示が可能、またBBEdit 6.5からの利用も可能という。価格$20。 Nov. 28 2001本日はAppleの主催するIcon Design Kitchenに参加するためにクパチーノのApple本社に行ってきました。具体的な内容は情報非開示契約の守秘義務で紹介できませんが、まぁ語れる範囲のものを日記に書きました。よろしければご参照ください。 Nov. 27 2001■Classicの動作がおかしいな?と思ったときにはMacFixItは記事「Tips for launching Classic」を掲載し、同サイト読者より提供されたMac OS XでClassic環境の挙動がおかしいと思ったときの回避策をいくつか掲載している。 Mac OS X関連のファイルをMac OS 9のシステムフォルダから削除する Classic環境で問題がおきた場合には、Mac OS XがMac OS 9のシステムフォルダに自動的にインストールするいくつかのファイルを削除すると、問題が回避できると報告されている。それらのファイルは一旦削除しても、またMac OS XがClassic起動時に新しいものを自動的に作り直すそうだ。下記がそのMac OS Xが作成するファイル
AppleScript用追加ソフトでClassic起動が遅くなる可能性 Apple製以外のサードパーティー製AppleScript用追加ソフト(osaxen)が入っている場合にClassic環境の起動に時間がかかるようになる可能性があるという。今回MacFixItに報告されていたのはTanaka's OSAXとTanaka's Extraが起動を遅くする原因となっている…という報告だったが、他のものでも問題の原因となる可能性はあると言う。 Classic起動用ボリュームにディスク用ユーティリティーを使ってみる Classic起動用に別のボリュームを利用していてClassicに問題が発生する場合には、一度ディスク用ユーティリティーでそのボリュームを検査したり。MacFixItの記事に掲載された報告によればClassic用ボリュームをDiskWorriorを使ってディレクトリの再構築を行おうとしたところ、ユーティリティー側は「深刻な問題が見つかった」と警告。ユーティリティーで問題を修復し再構築処理を行った後にClassicの動作は快適になったという。 ■DantzがMac OS X版Retrospect開発の進行状況報告を更新osx.macnn.comによれば、Dantzは同社のMac OS X版Retrospectの進行状況報告を更新、下記のように報告しているとのこと。 それによれば、Mac OS X 10.1.1によってRetrospectが必要とするかなりの部分が改善され、ハードリンクファイル対応に関連する問題も解消されるなどしているが、Retrospectが完全に動作可能なMac OS Xシステム全体をバックアップするためにはいくつかの点でまだ対処しなければならない点が残っているという。 Appleはファイルマネージャーやデバイス部分でまだRetrospectで問題が発生しているが、同社OS技術者はDantzと緊密に協力して残る問題の解決を現在行っているところであるという(ハードリンクの問題が改善されたのはその良い例だという)。 Retrospect update for OS X 10.1.1(MacNN) ■オープンソース3DソフトがMac OS Xに対応Macworld UKの記事「3D Linux-app ports to Mac」によれば、オープンソースでLinuxをはじめとする様々なプラットフォームに移植されてきた3DグラフィックソフトBlender PublisherがMac OS Xに対応するとの事。12月の登場が予定されているという。 BlenderはオランダのNot a Number社が中心となって開発を行った3Dソフトで現在無料で提供されているが、その上位バージョンであるBlender Publisherは有償で$295となることになるそうだ。自由曲線によるモデリングやアニメーション制作、ラジオシティー・レンダリングに対応するほか、ネットワークによる分散レンダリング処理も可能という。 Wolfram ResearchはMac OS X版Mathematicaを本日出荷開始したと発表している。 ViacomはInternet Gateway for Mac OS X PB3(公開ベータ版)を提供開始している。 OpenOSXはMac OS Xで動作するGIMP
1.2.3psのCD出荷を開始。 TC WorksはMac OS Xで動作、同OSのCoreAudio
APIを利用するオーディオ編集ソフトSparkLEをリリースしたという。価格$49。TC Worksは既に無償のMac OS X用オーディオソフトSparkMEも配付している。 Nov. 23〜26 2001本日より米国は感謝祭の4連休となる(米国時間11月22日〜25日)。特にニュースが無い限り、本サイトpierre designも日頃の更新ではなく、ちょっと一息入れさせていただこうと思っている。とりあえずこの期間はピエール日記のみ更新となりそう。まぁあまり大した事は書いていないのだけど、よろしければ御覧あれ。 Nov. 22 2001■SymantecがMac OS X用の新しいNorton Anti-Virus 8.0b公開ベータ開始Symantecは本日Norton Anti-Virus 8.0b16を公開、これは同社のMac OS X用アンチウイルスソフトの最新ベータ。これにはNOrton Anti Virusアプリケーションのほか、新たに書き込まれたファイルに対して自動的にウィルススキャンを行うAutoProtect、定期的にスキャンを行うためのSchedulerが含まれる。今回のベータ版は30日利用することが可能。 また、同社ではまだ発見されていないバグを見つけた人、先着25名に正規版パッケージをプレゼントするほか、公開ベータユーザーからランダムに選択された25名にもパッケージがプレゼントされることになると言う。 ■Mac OS X Server 10.1.1アップデートが登場本日Mac OS X Server 10.1.1アップデーターが登場し、Software UpdateもしくはApple社サイトからダウンロード可能という。以下はKnowledge Baseに掲載されている概要。
尚、MacFixItによれば、今回のアップデートを行うことによりビルド番号は5N13になるという。以前の10.1Serverは5K10だったそうだ。 ■日本で出荷開始後のiPod、早速トラブル報告もMacWire記事やpierre design bbsなどでアップル・ディスカッションボード内で議論されているiPodを利用したときのトラブルが紹介されている。pierre design bbsでは野尻氏がディスカッションボードで報告されていた内容をまとめてくれたので、それを以下に転載したい。
関連情報: ■Mac OS X:Apple Knowledge Base新着記事106593: Mac OS X: AirPort May Be Called "Ethernet (slot 1)" Mac OS Xの一部ではAirPortカードがAirPortと表示される変わりにEthernet (slot1)もしくはen1と表示される場合があるが、これは仕様でありトラブルではないという。 106594: Mac OS X 10.1, Mac OS X Server 10.1: How to Use Apple-Supplied RAID Software Mac OS Xに標準で搭載されているRAIDオプションを利用する方法が解説されている。 昨日、記事「Mac OS X:SCSI CD-RW HelperでSCSI接続のドライブがMac OS Xで利用可能に」で話題にさせていただいたMac OS X SCSI CD-RW Helperに関連して、まっくん氏もPowerBookG3/400(1999)搭載SCSIで同ソフトを利用することで様々なSCSI機器が活用できるようになった…と追加報告をpierre design bbsに投稿してくれた。
MS delays $150 Office v. X upgrade shipments (MacNN) Nov. 21 2001編集後記?日記?…しっくりくる題名も決まらないのだけど、とりあえずピエール日記として、その時々の簡単な文章を公開することにした…多分更新はかなり不定期になると思う。なお、本当は新しいデジカメを手に入れた時から、はじめようと思っていたのだけど、そうもいかなくなったのだ。 ■Mac OS X:SCSI CD-RW HelperでSCSI接続のドライブがMac OS Xで利用可能にsaddy氏よりpierre design bbsにApple社のサイトで紹介されているMac OS X SCSI CD-RW Helperを利用することで、旧機種にSCSI接続されているCD-RWが利用可能になった…という報告を頂いた。以下は同氏投稿の転載(一部編集)。
…という内容。Apple社の該当ページではMac OS X SCSI CD-RW Helperに関して以下のような説明が書かれている。
Appleのページには開発者のページ「El Gato's Mac OS X SCSI CD-RW Helper」も紹介されており、こちらでより詳細な情報を入手することも出来る。 ■iPod用アクセサリー群、サードパーティーから登場しはじめるDr.Bottの報道資料によれば、同社はiPod用のアクセサリー製品を2つ発表。Dr. Bott's Auto Charger for iPod($24.95)は自動車のライターソケットからの電源を利用しiPodを充電するためのもの。またDr. Bott's iPod Connection Kit($49.95)は上記のAutoChargerに加えて、カーオーディオ接続用延長ケーブル(標準ジャック)、ステレオ接続用のRCAピン延長ケーブル、パソコンのマイク入力端子用延長ケーブル(ミニジャック)、FMステレオトランスミッター、iPod用ポーチなどが含まれているという。 また、MacWire記事「iPod用のキャリングケースがまもなく登場」でも紹介されているよにJR Hill社はiPod用のケースiPod SleeveとiPod Sleeve Deluxeの2種類を計画しているという。発売開始は感謝祭の翌週を予定しているそうだ。 尚、上記記事の元記事であるMacCentralの「iPod cases coming」に対するMacCentral読者からの投稿では、PowerBook G4等のスリーブケースやPDAケースを製作しているWaterField Designsと連絡を取ったところ、同社もiPod用ケース制作が進んでおり、感謝祭の後に発表する予定という。ベルトクリップがあり、イヤホンを入れるための小さなポケットも用意されるという。 ■Cleaner 5.1がアナウンスDiscreetは本日Cleaner 5.1をアナウンスしたという。新しいバージョンではSorenso Video 3 ProfessionalやWindows Media 8コーデック、RealSystem 8.5.1、QuickTime 5に対応。Windows上でのAVI読込機能の向上、Sorenson Video 3での2-pass VBR対応、MPEG出力の高速化などが挙げられている。新規購入価格は$599で、5.0登録ユーザーは無量アップデートが可能とのこと。 参照情報: ■Mac OS X:記号フォントをCocoaアプリケーションで利用するためには?TextEditをはじめとするCocoaアプリではSymbolやWingdings、Webdings、ZapfDingbatsといった記号やグラフィックを登録したフォントがうまく扱えない。MacFixItの記事「Displaying "graphic" fonts in Cocoa applications」によれば、現在のところCocoaアプリでそうした記号フォントを利用するために、キーボード設定をする必要があるという。 設定はシステム環境設定の地域情報項目でキーボードメニューを選び(もしくはIM切り替えメニューから“メニューをカスタマイズ”を選び)、DingbatsとSymbolにチェックを入れる。キーボードメニューがDingbatの場合にはZapf Dingbatsを利用でき、またSymbolを選択するとSymbolフォントが利用できるようになる。これらのRomanキーボード設定切り替えにはコマンド+オプション+スペースキーを利用できる。尚、筆者が試したところ、記号書体のZapf DingbatsとSymbolは利用できるようになっていたものの、Webdingsなど他の記号書体はうまく選択することができなかった。 MacFixItによれば、これはキーボード&フォント同期機能を実現しようとしたものの、ユーザーにとっては、まだかなり分かりにくい仕組みになってしまった結果なのではないか?と予想し、ユーザーインターフェースの改善が必要であるようだ…としている。 ■Mac OS X:フォントにビットマップは必要?不必要??MacFixItは記事「Displaying PostScript fonts in OS X」において、PostScriptフォント用のビットマップフォントの必要性に関する情報を掲載している。 MacFixItはAppleの技術資料の項目「Font technologies and data formats」を参照し、Mac OS Xは"FONT"リソースを必要としないものの、"NFNT"ビットマップフォントはQuickDrawで文字表示を実現するアプリケーションのために必要となるそうだ。CocoaベースのものやATSUI、MLTEを利用するなどしてQuickDrawを利用しないアプリケーションではこのビットマップは無視されるという。 しかし奇妙なことに、ビットマップフォントがスーツケース内に無いPostScriptフォントはOSにきちんと認識されない仕様であるという。従ってCocoaアプリなどそれを不要とする場合でも利用することができなくなる。 尚、追加情報として、Mac OS Xでは現在Multiple Masterフォントは利用できないことにもMacFixItは触れている。 ■Mac OS X:フォントファイルの中身を調べるためにはSuitcase 10が必要MacFixitの記事「"Opening" Font files and suitcases in Finder」では、Mac OS 9.xまではFinderにフォント・スーツケースの中身を閲覧したり、フォントファイルをダブルクリックするとフォントがプレビューされる機能が搭載されていたが、Mac OS Xでは割愛されてしまっている…という点を指摘している。 それに近い機能を求める場合、ExtensisのSuitcase 10を利用する方法があるそうだ。Finderでフォント・スーツケースをダブルクリックすると自動的にSuitcase 10が機能し、中に含まれるフォントの表示やプレビューが可能になるという。 ■Mac OS X:Apple Knowledge Base新着Mac OS X関連記事106238: Mac OS X 10.0: iSub Makes No Sound 106562: Mac OS X 10.1: Hot-Plugged USB Speakers Do Not Respond to Volume Change iSubで音声が出力されないという点や、USBスピーカー利用時にボリューム調整ができない…という不具合はMac OS X 10.1.1で解消されたとしている。 106276: Mac OS X 10.0: Classic Does Not Allow Use of Software Update Classic環境ではSoftware Updateが利用できない…という不具合はMac OS X 10.1で解消され、Classicアプリケーション動作時にSoftware Updateコントロールパネルを利用可能になったそうだ。Mac OS Xを利用していて、Software Update作業ためにMac OS 9を一旦起動する必要はなくなった…という。 106572: Mac OS X 10.1: Gray Screen When Attempting to Start Classic Environment Mac OS X 10.1でSecurity Update 10-19-01をインストール後、Classic環境を正常に起動することができなくなる場合があるという不具合を報告している(以前にMacFixItで紹介されたこの不具合は本サイトでも報告した)。この不具合はPowerBookやiBookで発生する場合が多く、VGAで外部モニターを接続していないと発生する。Mac OS X 10.1.1にアップデートする事で不具合を解消できると言う。 106580: Mac OS X 10.1: How to Use iDisk in Classic Classic環境でiDiskを利用するためには、iDiskにAFPプロトコルで接続する必要があるという。 106585: Mac OS X 10.1: Preferences Do Not Open From Menu Items 例えばディスプレイなど、メニューバーに表示されたアイコンからシステム環境設定を開くことが可能だが、これがうまく動作しない症状が発生する場合がある。この時には/System/Library/PreferencePanes/内のプレファレンス書類をシステム環境設定で開くように設定し直すといい。上記フォルダ内のいずれかのプレファレンス書類を選択し、Finderの「情報を見る」で情報ウィンドウを表示。ポップアップメニューから「このアプリケーションで開く」を選択し、開くアプリケーションをSystem Preferenceに設定、「すべてを変更...」ボタンを押す。 106587: Mac OS X 10.1.1: Desktop Area Underneath and Bordering the Dock is Reserved 以前にも話題になっていたように、10.1.1でDockが表示されるエリアにアイコンが置けなくなるという現象(特に画面右にDockを配置している場合に顕著)は、OS側がDock用に場所を確保する仕様であると述べられている。 なか氏より、WebDAVに関する詳しい情報を掲載しているサイトとして「WebDAV Resources JP」を紹介していただいた。 なか氏より、Sharity設定の参考になったページとして「libMac」を紹介していただいた。同サイトの8月4日付けの記事が参考になると言う。 |