超激辛バッファロー・ウィング


私がたまに食事に行くバッファロー・ウィングで有名なレストランでは、バッファロー・ウィングの辛さを

マイルド
ミディアム
ホット
スリー・マイル・アイランド

の中から選べます。この中では水爆実験に使われた島の名前が付いたスリー・マイル・アイランドが一番辛くて、ウェイトレスがテーブルに運んで来ただけで、そのソースの匂いが周りの空気を汚染するくらい辛い味付けになっています。私はいつもこのスリー・マイル・アイランドを注文していました。

ところが、このレストランにスリー・マイル・アイランドよりも辛いバッファロー・ウィングが登場しました。名前は「911」で、日本の「110番」や「119番」に相当する電話番号のことです。念のためにウェイトレスにこの911がスリー・マイル・アイランドより辛いのを確認してから、バッファロー・ウィングを10本注文しました。 ウェイトレスが運んできた911は、匂い自体はスリー・マイル・アイランドと同じくらいでした。ところが、食べてみてビックリです。スリー・マイル・アイランドの2倍くらい辛い味付けになっていました。バッファロー・ウィングを3本食べたところで、その強烈な辛さが体の隅々まで伝わり、この911がもの凄く辛いことを「体感」しました。それでもその辛さを味わいながら、結局10本とも全部食べ終えました。ただし、食べ終わった後には、口が真っ赤に腫れ上がっていました。

一緒に行った友人達は、私が今回は10本しかバッファロー・ウィングを食べなかったのを見て、911の強烈な辛さを実感したのでした。


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