あまり旅行するときに銀行のお世話になることはないかと思いますが、ブラジルの銀行はだいたい10時から4時まで窓口が開いていますが、これは地方によって違うみたいです。僕が住む田舎町ではサン・パウロ市内よりも開店時間が遅いです。また日本と同じでATMがあり、こちらは24時間稼働しています。銀行によって違いますが、ATMで支払や簡単な預金はできます。ただ、日本とはやり方がだいぶん違うのでフロアーにいる人に聞くと良いでしょう。親切に教えてくれます。
また、銀行で注意するのは入口。銀行の入口には回転ドアが設置されていることが多く、そこには金属探知器も併設されていて、金属製の物を持っているドアがロックされます。その時はいったん後ろに下がり、横の小窓から金属製の物を警備員に渡してから入ることになります。
銀行のカードですが、日本のようにどこの銀行のどこの支店からでも引き出せるわけではなく、原則として口座がある銀行の支店からしか引き出せません。つまりA銀行のカードだったらA銀行の本店支店でしか引き出しができないと言うことです。ただ、「Banco 24horas」といういろいろな銀行のカードで引き出せる特別の窓口が町のなかにありますが、この場合、一日あたりの引き下ろし限度額が決められています。またカードを作るときに「Banco 24horas」対応のカードをつくってもらう必要があります。
ブラジルの銀行の中で一番多くの支店を持っているのが Banco do Brasil です。遠隔地でお金を引き出す方はここがいいんじゃないでしょうか。東京にも支店があります。
また、ブラジルのカードにはクレジットカードに似た「Rede Shop」という機能もあります。ほとんど使い方はカードと同じです。「Rede Shop」と書いてある店で銀行のカードを出せば機械を通してくれます。そして暗証番号を打ち込むキーボードを差し出されるのでそれに銀行の暗証番号を打ち込めばOK。自動的に口座から引き下ろされます。