ブラジル語では「イデンチダーヂ Identidade」とか「ドキュメント Documento」などと言われますが、法律によって携帯が義務づけられています。普通の旅行者ならパスポートになります。
ただ、こちらで暮らしていて、町中で身分証明書の提示を求められたことはほとんどありません。実査に提示を要求されたのはほとんど交通機関の窓口でした。
バス
どこの州でも州境を越えないバスはあまりチェックされません。サン・パウロ→リオのような州境を越えて隣の州まで行くバスの場合、かなりの確率でチェックされます。チェックはほとんどバスの乗車時にされます。その時にバスについている半券に名前や身分証明書番号などを書かされますが、これはその場でバスの運転手に聞きながら書いても大丈夫です。また、そうやって乗車したバスが実際に州境を越えるときに警察官が乗り込んでチェックすることもありますが、これはその州で大きな犯罪や刑務所からの脱走事件があったときなどに多いみたいです。
飛行機
空港でチェックインするときに提示を求められます。
船
マナウス=ベレーン間の船では途中一カ所チェックポストがあります。それはサンタレンの上流にあるオビドスの町で、ちょうどここのあたりで川幅が狭くなるため連邦警察のチェックポストが設置されています。船に乗っている外国人は一度船を下りて事務所まで行ってビザの提示などを求められるようです。