サンティアゴ・2 市街地 (チリ)



チリの首都サンティアゴは世界有数の都会の一つでしょう。サンティアゴは見る場所が無く、一日あれば充分という意見も耳にしますが、一旅行者の立場で言いますと、この大都市の魅力を満喫するのには少なくとも数日、出来れば1週間は必要であると思うのです。


セントロを中心とした旧市街、青山・表参道の雰囲気と良く似ている新市街地、多くの博物館(中には意図のよく判らないのもあるようですが)もあり、また郊外には海岸方面にはビーニャ・デル・マールバルパライソ等、また山にはポルティージョ等の景勝地があり、これらの観光を混ぜて海産物・グルメ、特産のワインを楽しみながら過ごすのが良いでしょう。サンティアゴは日本では観光地としては余り認識されておらず、実際、日本からのツアーもチリに来る場合には「イースター島」が中心なのですが、もっとサンティアゴの魅力も知って欲しいものですね。

(写真)サンティアゴの繁華街-01



(写真)サンティアゴの繁華街-02

サンティアゴの中心部(セントロ)はかなり広い地域が商業地域になっており、各種商店、ショッピングセンターが軒を連ねています。チリ経済の中心として銀行等も多く、いつも多くの人で賑わっています。

(写真)サンティアゴ・メインストリート(ビジネス、商業の中心)-01


(写真)サンティアゴ・メインストリート(ビジネス、商業の中心)-02


(写真:テレビ塔)

メインストリートには近代的な高層ビルが立ち並び、ビジネスマンが忙しそうにしています。地下には地下鉄一号線、地上にはバスがひしめいています。

(写真)中心部に在る・食堂街

昼時になると中心部には沢山レストランがあり、多くの人で混雑します。中でも人が多いのは食堂街で、狭い道の両側には庶民的な価格の軽食堂が並んでいます。ハンバーガー、ホット・ドックなどをほうばる人の姿が見られます。

(写真)サンティアゴの旧市街の街並み

繁華街を少し離れると伝統的な建物が沢山あります。色が原色で多少派手な印象を受けますね。

(写真)モネダ宮殿

セントロの中心に在るのがモネダ宮殿、宮殿の前は大きな広場・公園となっています。堂々たる建物で何時も多くの観光客で賑わっています。



(写真:中央郵便局)


(写真:大聖堂付近、古い建物と新しい建物が混在している)



(写真:セントロに在る教会)



(写真:セントロに在る教会-02)

セントロには歴史的な建造物が多く、見ているだけでも楽しいのですが、その中で特に目を引くのが中央郵便局です。このピンク色との建物、可愛い感じを受けます。現在セントロ一帯は掘り返されて大土木工事が実施されています。この郵便局やカテドラルのある大きな公園も完全に掘り返されて現在工事中、また大きな建造物も市内各所で建設されており、一時よりも経済が失速したと言われても経済の堅調さ力強さを感じます。



(写真:由緒あるチリ大学)



(写真:サンタ・ルシア要塞)


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