生けにえの引っ越し

十一の部屋の一つを1万円で借りるということで、夏代以下全員仕方なく合意した。さて、その二階の部屋に住むのは誰かと言う事でもめるが、あまりと冬子の二人で決まる。

夏代が引っ越す部屋へ行くとそこに十一がいる。約束の一万円を十一がくれと夏代に迫るが、部屋の中がきれいでないということで、まずは部屋を掃除してと一言。

喫茶店のオーナーに宝石を営業しに行く秋枝。

借金取りにしつこく、返済の要求されて、しょうがなく女性の写真を撮る先生。

先生に内緒で編集長に前借りを頼む十一、しかし、うまく理由が見つけられないで困り果てる。

2階の部屋から荷物が運び出されるのをみて、不安げな表情の夏代。

買いたたかれるのを覚悟で、先生のために古道具を売り払った。売り払ったお金を先生に使ってくださいと頼む十一。そのまま、あかとんぼへ飯を食いに行った。

冬子は秀子に、学園祭のパートナー探しを頼み喫茶店で待ち合わせをした。そこには、応援団の二人がやってくる。

十一に感謝をしてお金を受け取った先生だが、山の写真を見て…

遅くに帰ってきた十一が風呂に入ろうとすると夏代が入っていて騒ぎが勃発。夏代もここぞとばかりに、十一にたたみかけるように文句を言う、夏代の台詞を抜粋「愚図でいい加減で臆病で、根性曲がりの生きててもなんの価値もない男よ!あんたって!お風呂でその汚いひげも洗ってくるのよ!」十一は言葉もない。

引っ越し当日、お父さんも荷物を運ぼうとするが、ギックリ腰でダウン。そこに秀子と応援団二人を伴ってやってきた。ちょうどいいということで応援団二人は引っ越しの手伝いをすることになる。

池プロの社長玄から電話が入る「先生が居ないからモデルにあってくれ」と十一は先生が居ないことで不安になる。スタジオに行き、先生の替わりに写真を撮ることになる。先生は北海道へ行ってしまった。

「男と逃げた?」久保から指輪の買う約束を反故にされそうになり、本気で久保に抗議をする秋枝。その抗議っぷりに感服した久保は秋枝にシャングリラを任せる。

先生のことで悩む十一、帰り際に床屋を見つけた十一。

春子の部屋に入った阿万里は、春子に「余り物、お母さんが死んだのはあんたのせいよ」と言わ涙ぐむ。夏代もそれを聞き、気色ばむ。夏代が春子に事実を確かめる。

春子の言い方は一方的でみな言葉を失う、父親もいろいろな事実を春子に言われ怒り出す、そこへ床屋帰りの十一が帰ってきた。

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