E3から帰ってきたら、大変だこりゃ。 E3(アメリカのゲームショウ)から帰ってきました。 帰ってきたのは、月曜ですが。 帰ってきたら、仕事がたまりまくりでヒィコラ言っています。 毎日、数回、『D2』の何かの打ち合わせ。 ま、面白いんですけど。 で、E3ですが Dreamcastの評判が良いのが驚きでした。 いや、驚きなんて失礼ですが、予想以上に評判が 良かったのです。 僕は、Dreamcastのソフトを作っている側なので ちょっとアレですが 向こうで会った、いろいろな外人な方々から 「Dreamcastイケそうだね(の英語)」という反応を もらいました。 ま、確かに、$199で、56のモデムで、発売同時に ソフト12(だっけ?)本で・・・というのは 魅力でしょうな。 海外の人たちは、モデムという要素が僕の予想よりも 強いらしいです。 ま、それを受けて、海外のPCメーカーがDreamcast上で動く オモロいネットゲームを作ってくれたらいいですね。 去年のE3で、向こうのPCのデベロッパーの何人かと 話しをしたのですが、僕が「何でPS用じゃなくてPC用を 作っているの?」と言うと、「だってPSじゃやりたいことが できないんだも〜ん」という返事でした。 そういう意味では「Dreamcastに参入していっちょやったる」 という鼻息の荒いPCデベロッパーが、ガンガンと参入して きたら、かなり面白くなりそうです。(そこをうまく つないでおくれ、Sega of America!) ま、でも、MIDWAYも参入しましたし(あのボクシング 面白かったなぁ。ハイスペックでのMortal Kombatは どうなるんだ?)、Accoladeもtestdrive6ですし まだ言ってはいけないらしいメーカーも参入した らしいですし、海外は盛り上がってきそうですわ。 で、何か変に盛り上がっているので僕が ある海外の有名な雑誌の記者に 「でも、PS2の影響とかはないの?」と聞くと 彼曰く 「そんないつ出るか、いくらで出るかわからない ハードのことでは、こっちは盛り上がらないよ」 とのことでした。 確かに。 そう思えば、日本でDreamcastの発表をしたときも それなりの盛り上がりでした。 言ってみれば、コアなユーザーと雑誌の盛り上がりでした。 で、今回のE3でのDreamcastの盛り上がり。 彼らにしてみれば、「噂話なんてどうだっていいから 目の前にみせてみろ」ということなのかもしれません。 そう考えたら、日本の一般の雑誌やテレビで 「PS2発表でDreamcast・・・」みたいな記事って なんなんだろうと言う気になりますね。 根拠もなく「Dreamcast苦戦」とかね。 半年で、100万台出荷のペースはDreamcastも スーパーファーミコンも、サターンも、PSも 一緒だってのね。 ハードの伸びがグンと変わるのは、2年目、3年目 ですからね。 というワケで、E3はそういう感じでした。 なんでも、もう予約が10万台以上とか??? あんな予約な感じがない国で?! うん。 いいかも。 僕の知っているあるプログラマーもDreamcastを やりたい!って言ってたし 雑誌社から、デベロッパーから、あいつらは 「新しいチャレンジ、大歓迎!」っていう感じで ポジティブで、いい感じでした。 ポジティブって、いいですね。 ポジティブで、いたいですね。 ラララ〜。 (あ、仕事、仕事。) |