国芳 |
国芳について |
歌川国芳(1797-1861)は、浮世絵黄金時代に、武者絵、役者絵、美人画、風景画、春画、劇画、狂画、といったさまざまなジャンルの浮世絵を描き、中でも、国芳の十八番は武者絵でした。 国芳は15歳の時に、歌川派、豊国(初代)のもとで浮世絵を学びはじめましたが、なかなか成功するチャンスが巡ってきませんでした。国芳の名が知れるようになったのは、実に入門16年後の31歳、当時大ブームであった「水滸伝」を題材にした「通俗水滸伝豪傑百八人」シリーズを出して、大ヒットをしてからでした。
また、国芳は大の猫好きでも知られており、彼の家にはたくさんの猫がいて、猫を片手に抱いて、筆を使って弟子に教えていた、と言われています。事実、多くの国芳の作品の中にも愛らしい猫が描かれています。
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