Boston たま日記




先日、一時帰国した際に、念願のデジタルカメラを買ったので、使ってみたい一心で、つい、こんな物を始めてしまいました。昔、3〜4年間日記を書いていたことがありましたが、今は、始める前から、たまにしか書かないだろうと分かっているので、たまに書く日記、「たま日記」と題してみました。(う〜ん。我ながら志が低いなぁ…。)
どこかに出かけたりして、いい写真が撮れた時に更新します。

7月11日

買い物の帰り道、萩みたいな花が歩道にこぼれんばかりに咲いている
家の前を通りかかった。きれいなので、つい、車を止めて
デジカメで一枚写真を撮ってまった。

house

7月12日

今日はチャールズ・リバーのほとりを散歩してきた。
そんなに特別にいいお天気というわけでもなかったが、
エスプラネード(中州のように岸から少し離れている細長い散歩道)の芝生は、
身体を焼く人や恋人同士、家族連れ、ホームレスらしき怪しい人々等で賑わっていた。ここでは、太陽の恵みと風の祝福は、万人に平等なのであった。

espranade
ducks 川には、カルガモ(?)の親子が仲良くスイスイと泳いでいた。この写真の家族は子ガモ が8匹もいるが、別の家族は子ガモが1匹しかいなくて、何があったか知らないけど、生 きていくって大変なんだなぁとしみじみしてしまった。 元気に育てよ、子ガモたち。
7月17日

house 今日はビーチ・パーティーだ。
M氏(ダンナ)のボスは、ケープ・コッドというボストンから車で2〜3時間程の所にある岬の景勝地に、プライベート・ビーチ付きの別荘を持っている。広い芝生のお庭には、プールとジャグジーもあって、贅沢だが、昔からある別荘なので、決して金ぴか成金趣味ではない趣がある。そして、そこで毎夏一度ビーチ・パーティーを開いて、部下とその家族(恋人、関係者etc.)をもてなしてくれるのだ。
(この写真はプライベート・ビーチの方から別荘を見た所。)

dog 我が家が到着した時は、もう海に入っている人(犬)もいて、パーティーは盛り上がっていた。
(誰かが連れてきたこの犬君は、ずっと海につかっていた。ボールを投げてもらって拾う遊びをしていたが、海の水じゃしょっぱかっただろうなぁ。)

うちは毎年そのビーチ・パーティーの予定に合わせて、週末をケープ・コッドの何処かに泊ってきた。しかし、ボストンへ遊びに来た家族や友人を連れて、この一年程の間に、ケープ・コッドにあるチャタムという一番お気に入りの街へ4回は行っており、ケープ・コッド行きにあまり新鮮味が無くなってきているのも事実だった。そこで、今年は思い切ってナンタケットという島まで足を伸ばすことにした。
(ナンタケット島旅行記をもうすぐアップします!)
そこで、パーティーは1時間半ほどでおいとまして、フェリーの出るハイアニスへ。途中車が渋滞して乗るつもりの船に乗れない等のハプニングがあったが、結果はオーライで(詳細は旅行記に)、無事、二年ぶりにナンタケットの船着場に降り立った。

toybox ナンタケットは着いてすぐから「おぉ…」と盛り上がれる島である。ナンタケット様式と呼ばれる、板葺き壁の独特の家が並んで、家の窓辺や周りの、あらゆる所に花が溢れるように咲いている。
toybox そして、昔を偲ばせる、ぼこぼこの石畳の道。
二年前はスーツケースできてしまって、この石畳を転がせずに難儀したっけ。

その夜は、私達のイチ押しのレストラン「Four Seasons」でお食事。
美味しかったー!

7月18日

Siaconset Beach 朝イチで自転車を借りて、Siaconsetビーチへ出発!
空は快晴。風が心地よい。ゆるやかなアップダウンを繰り返して、小一時間で到着した。
海の水は冷たかったがニューイングランドの海としては水温が高い方だと思う。泳いでいる人も多い。
波は結構高く、甘く見ていると波に巻き込まれてグルグルもみくちゃにされて、何が何やらわからないまま浜辺に打ち上げられることになる。(>私です)
流木の様に打ち上げられて、全身砂まみれで上がって来たら、見ていたおじいいさんが拍手してくれた。(^^;)
このビーチにシャワーは無いので注意しよう。(もう、泣きたかった。)

夜は、ボストン・ポップスが浜辺で開いたコンサートへ。
「1812年」を聴くことが出来て大満足。花火も見られた。
今年の独立記念日はみのりが熱を出したので、毎年恒例のボストン・ポップスと花火に行けなかったが、こんなところで埋め合わせができて、思いもかけない御褒美を貰ったようだった。

帰って来た時間が遅かったので夕食は諦めていたが、ホテルのレストランがまだ開いていて、古い家のリビング・ダイニングみたいなお部屋で生演奏の伴奏つきの歌を聞きながら優雅な晩餐となった。

7月19日

Surfside Beach 貸し自転車の期限(24時間)が切れる前に、もう一度自転車で、ビーチへ行く事にする。
今度は南に30分ほど行った所にあるSurfsideビーチだ。
日曜日の早朝で、まだ誰もいない。(ミサもあるだろうし。)
こんな広いビーチを独り占めして、贅沢な気分。
ぼちぼち人が来始めたころ、チェックアウトのため、いったんホテルへ帰る。サイクリングを堪能させてもらった自転車も返却した。

昨晩の夕食で、ホテルのレストランに素敵なテラスがあることに気が付いたので、お昼はそこで食べることにする。ガイドブックによると、ここの日曜日のブランチのビュッフェはお勧めらしい。
期待を胸に一歩足を踏み入れると(←大げさだって)、すごい!
昨晩夕食を食べたフロアの半分近くのスペースにお料理が並んでいる。朝食用のメニューや、もう飲んじゃうって人用の酒の肴系のメニュー(オイスター・バーとか)、普通のお昼の感じのメニュー、仕上げのデザートのコーナーに至るまで、盛り沢山。こんなに充実したビュッフェは初めて見た。
サービスで付いているシャンペンの後、思わずボトルで白ワインを頼んでしまった。美味しかったよー!
食事の後は、お買い物。色々なお店があって、見て回るだけでも楽しめる。
帰り道が長いので、4時頃の船でナンタケットを後にした。

とっても気持ち良くて、目が和んで、楽しくて、美味しくて、充実した週末だった。
また行きたいな、ナンタケット。

7月25&26日

country doll shop 今日は、『Country Peddler Show』へ行ってきた。『Country Peddler Show』は、アメリカン・カントリー雑貨を作っている人達が集まって行う販売会(フリーマーケットみたいな感じの)だ。
日本はここ1〜2年、手作り派の間でアメリカン・カントリーの人気が特に盛り上がっていて、私もそのファンの一人。本場アメリカの手作りカントリー雑貨が大集合すると聞いて、ずっと前から楽しみにしていたのだった。

場所は、うちから車で1時間強のところにある田舎の街(でも観光地)の湖の辺に建つホテル。ホテルといっても会場は広大で、今年で13回目だというショウに出店しているお店の数は、150軒以上はあったと思う。
皆それぞれに工夫のあるカントリードールやカントリー雑貨、キルトを売っていて、とても2〜3時間じゃ見て回れず、翌日もまた行ってしまった。

(詳しくはUSAコットンと手作り材料のお店、『Creative Life』で御紹介しています。)

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