備中松山城 | |||
所在地 | 岡山県高梁市 | お勧め度 | |
稼働年代 | 仁治元(1240)年〜明治維新 | 最後に訪れた日 | 1992.10.10 |
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山奥にあるという立地条件のために、明治の廃城令による破壊を免れた現存天守と櫓が一基残る。建物は小規模で少々寂しいが、天然の岩盤を巧みに利用して積み上げた石垣は見事だ。さすが三大山城の一つと思わせる。備中松山城近辺には元々は餌付けされていたが今は野生化した猿が数多く生息する。天守には猿避けの電線が張られている程だ。備中松山城はいくつかの時代に渡って臥牛山五峰に築かれてきた城で、近世城郭としての備中松山城はこの内の小松山に築かれたものである。他の四峰の遺構は訪れる人がほとんどいないため 猿に占拠されている。無防備の少人数では怖くて探索できない。城址までは車道が整備されているので車でのアクセスは楽だ。歩いて登ると駅から約3km程で少しきつい。城址入口の駐車場には公衆電話があり、タクシーを呼べるが時間帯に寄りなかなか捕まらないことがある。(1998.9.19) |