中国城巡り (1993.11.30-12.2)
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11月30日 |
夕方の東京発新幹線に乗って広島へ向かう。城巡りの友、石田とは現地集合の予定だ。東京を出たときはまだ明るかったのに広島に着いたら8時頃ですっかり夜だった。レンタカーを借りて宿泊地の大竹市へ向かう。しかしこの日は雨が降っていた。知らない夜道に加えて雨中の一人ドライブ。最悪だ。夜の国道2号線は海の方が真っ暗で怖い。どうにか石田と合流し、宿で寝る。 |
12月1日 |
朝起きると、かろうじて雨が降っていないという天気だった。とにかく寒い。さすがは12月。早々に宿を引き払い、亀居城へ向かう。早朝なので誰もいない城址をぶらぶらしていると、散歩のおじいさんがやってきた。何故か城址に備えつけられた記帳台のところで記帳して帰っていった。あれが日課なのであろうか。うーむ。
次は火之山城を目指す。中国自動車道から浜田自動車道に乗り継ぎ大朝ICまでひた走る。久しぶりに高速をとばすと気持ちいい。天気が降りそうで降らなさそうで今一つはっきりしないのが残念。火之山城では山の中で迷子になった。人があまり訪れない城址は道順を示す看板が立っていても向きが歪んで間違っている事があるので注意しよう。山中はもやが凄くて見通しがほとんど効かなかったので、山頂で景色も楽しめずただ冒険ごっこをした感じになってしまった。 気を取り直してまたまた中国自動車道を東城ICまでひた走って、五品嶽城に向かう。さくさくっと見て宿泊地津山へ。津山に到着したのは8時くらいだった。8時となるとなかなか食事をするところが無い。結局適当にファミリーレストランに入る。2度と行かないであろうその店で、アンケートに答えておいた。 |
12月2日 |
早起きして早速津山城を見に行く。街中にあるのですぐに到着。朝もやに壮大な石垣が包まれて実に見事だった。人がいないのであちこちの櫓台に登ってはしゃぎまくった。とても楽しかった。
次は利神城だ。このころには天気もすっかり良くなった。今回の城巡りを可能にしてくれた中国自動車道を使って佐用ICまで行く。城址の近くには建設中の鉄道路線がある。看板にははっきりと「国鉄」と書いてあった。いつのだよ... 。ハンターに注意の看板が並ぶ山道を登ると利神城に着く。天気も良くて実にのどかだった。コンビニ弁当の昼食もまたうまく感じる。城址に何をするでもなくぶらぶらしているおじさんがいた。謎だ。 今回の城巡りの最後は姫路城だ。同行の石田が姫路城を見たことがないと言い出したので日程に組み込んでおいた。自分は何度も行っているけど、何度行ってもいい城だ。と、思っていったのにぎりぎり時間切れで天守には入れなかった。眺めるだけでもいいんだけどね。仕方ないから城の裏手にある歴史博物館に行った。ここの現存天守の模型群はお勧め。 冬至の近くだと日が短いので1日に3つの城を見るのはとても大変だということが良くわかった城巡りだった。やっぱり春先がいいかな、という結論に達して新幹線で東京に戻り、今回の城巡り旅行を終えた。 |